コンカラー のバックアップ(No.13)

co.jpg
ドラゴンからブラックラベルで発売。
車体上部が違うらしい。 


 車体編:当初の予想をはるかに超える長さの為、折りたたんでいます

   

 砲塔編:更新をわかりやすくするため、前回までの内容は折りたたんでいます



<12/18更新>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




としあきの皆さんこんにちわ、フリーぶっ込み据え膳してますか?
俯角は正義!なかなか使い易そうですね。
私はとりあえずTier6,7,8を開発しました。



さて前回に引き続きキューポラ周りです。



183.JPG
測距儀カバーの開閉加工が終わったので、カバーストッパーを追加しました。
といっても実車写真を参考に適当なプラ材を接着しただけですが。



184.JPG
これは組説落ちで載っていませんが、キューポラ後部に吊り下げフックが2つ付きます。
まぁ、妙な窪みがあるので気付くと思います。
接着後に溶接跡を追加しました。



185.JPG 186.jpg
ペリスコープ・カバーですが、一体成型の無垢で出来ています。
天面にボルトのモールドがあるのでこれはおかしいぞと思い、実車写真を見てみると
支柱の部分はキューポラと一体化していますが、天板はボルト止めされていて別部品のようです。
また左右には直接照準器のようなものがありますね。



187.JPG 188.JPG
なので、それにならってスジ彫りを追加します。
後部の写真は見つからなかったので推測でスジ彫りしました。
実車では支柱と天板の間に若干の隙間があるようにも見えますが
強度も考えて掘りすぎないようにしました。



189.JPG
直接照準器のようなものはフチを薄く削って、内部のバーを真鍮線で追加しました。
ハッチは開いた状態にすると不安定なくらい軸が短かったので真鍮線で延長。
この写真ではわかりやすく引き出しているので、実際には軸の細さは気にならないハズです。



190.JPG 182.jpg
キューポラ横に設置されている機銃ですが…ちょっとヒドイ出来です。
特にマガジンラックは実車では三角状に穴が開いていますが、キットでは無視されています。
また車内から機銃を制御するための装置も無視されており
フタも無く弾薬の入っていない空のマガジンは前代未聞のやっつけ仕事っぷりをアピールしてきます。



191.JPG 
社外品とかジャンクパーツがありそうなのであまり手は入れませんが
バレルジャケットの放熱穴をドリルで深堀りし、
マガジンのフチと支柱を薄く削ってメリハリを出します。
ちょっと今回は時間が無くて手を入れられませんでしたがリモコン装置を加えると
少しは見られるものになるかも知れませんね。
ならねーよバカ。



192.JPG 
これで一応キューポラの完成です。
ペリスコープとペリスコ・ガードは塗装の事も考慮して未接着です。
バレルジャケットの穴が良い感じに精密感が出ているかなと。
まぁ一部穴あけに失敗してやり直しする必要があるんですが…。



196.JPG 
あと、砲塔上面にある換気口ですが、そのままでは一体化した無垢なので
左右を開口して溶接跡を追加してあります。



193.JPG 
長い長~~~~~~い砲塔工作もようやくこれで終了です。
砲身も金属製に交換したかったのですが手に入らず断念。



194.JPG 195.JPG
アンテナは真鍮線に交換しました。
後ろから見た時の密度感とかは気に入っています。
そしてそしてーーー…




さあ!いよいよ車体と砲塔の紳士合体です!!!











…とは行かなかった。
行かなかったのだ…






197.JPG
車体後部にあるここの切り欠き…あまりにも不自然な切り欠き。
なんか忘れてませんかねぇドラゴンさん。



198.jpg 
リサーチ中に気付いてはいたんですが、見ぬフリをしてきたツケが廻ってきました…。
ここは多分、燃料給油口でしょうか、車体から大きく出っ張っていて
ぺトロールと刻印されている蓋がありますね。
キットにはこれに該当する部品が無いんです。
ええもうゴッソリと…。



180.JPG 181.jpg
アングル的に見えづらい位置ですが、左が実車で右がWGの最新HDCGです。
実車では上面がフラットになっていて妙な切り欠きは見られません。
WGのCGでも同じように再現されています。
これを鑑みるに、実車ではフラットな車体と張り出し構造の2種類があったようです。
もしかするとMk1とMk2の違いかもしれませんがちょっとよく分かりませんでした。
ただ、キットの方では切り欠きがあるので
どう控えめに言っても部品忘れではないか…と………………。







再現します!!!11!!1(ヤケ気味に







手間をかけたくなければ上面をフラットにすれば簡単に済ませられるんですが
特徴的な部品なのでねぇ…折角だし。
因みににこれが無かったら今週で組立完成してました…。



199.JPG 200.JPG
ジャンクパーツを寄せ集めてそれらしい形にします。
自分で組んでて「これ大丈夫かぁ?」と自己疑心暗鬼になりましたが。



179.png 
因みにこの構造物の横からの写真が見つからなかったのですが
WGの動画にチラッと写っていました。
正確ではありませんがすり鉢状のような感じでしょうか。



201.JPG 202.JPG
パテやらなんやらで大まかな形状に持っていきます。
取りあえずこんな感じで車体にフィットするようにしました。


左右2個分を作るのが面倒くさいのでこれをレジンで複製します。
ただ複製作業は自宅でしか出来ない事と、シリコンの硬化に時間がかかるので
色々と手間取りそうです。
その後も車体に接着して繋ぎ目消して…うわぁ…。



という訳で、今回はここまでです。
本来は完成して組立終了となるはずでしたが、龍の道は険しく…。
一応年内に完成の目途が立ってはいますが、はてさてどうなる事やら。



次回更新は12/26会社をサボって月曜日の予定です。






  次回!いよいよ組立最終決戦!
絶対年内に終わらせてやるスペシャル!
     乞うご期待!








今週のつぶやき;サンタさん、手間いらずの完璧な1/35のコンカラーを僕にくだs








ここまでお付き合いして頂きまして有難うございます。
今後の良き模型ライフのために皆さんのご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。


選択肢 投票
参考になった!ぼくもコンカラー作るぞ! 0  
参考になった!ぼくは作らない! 8  
参考にならない!ぼくならもっと高性能な戦車にする! 0  
タミヤから発売されるまで待つね! 2  
がんばれ 2  
もっとがんばれ 0  
本業大丈夫ですか? 7  
その他 0  





☆としちゃんによる次回製作投票結果☆
4c.png
あ、これpng画像なんで。クリックしちゃった慌てんぼさんは今すぐWGにGET GOLD!


さて長い事お付き合い頂きました「次はこれを作れ!」投票が終了しました。
個人的には金属砲身買っちゃったT-10に願いを託していたのですが
みなさん大人気のネタ車両「ブロンコ:装甲自走砲4号C型」が
異常なまでに執着されて終始トップを独走。
中盤からそれを阻止せんとすべくジャンボが重い腰を上げて喰いつくもあと一歩足りず。
T-44が下位集団から抜け出せずにその他選外へ。


結果、来年は箱からのスタートになりました。
多くの投票有難うございました。また次々回製作ではジャンボも視野に入れないとね。









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  • 読みながら戦車のプラモを作るってもはや職人芸の域なんだなって -- 2016-10-02 (日) 21:03:07
    • いえいえこのコンカラがアレなだけで、最近は各社色々工夫して組み立て易くしているんですよ。
      あと折角UPするんだから重箱の隅を突いていこうかなって。普段はここまでいじりません(製作者より -- 2016-10-03 (月) 16:24:43
  • アットホームな明るい職場です -- 2016-11-14 (月) 06:30:21
  • ちょっと目を離した間になんだかすごいことになってる…… -- 2016-12-26 (月) 22:23:27
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