FV4005 Stage II のバックアップ(No.14)

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ウクライナ・ACE社から1/72スケールで発売。 
エッチング、ワイヤーロープ、ベルト式履帯が付属。



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アミュージング・ホビーから
1/35 スケールでFV4005が発売中。




↓↓↓アミュージングホビー版の製作記事はこちら↓↓↓


※記事が長いので折り畳んであります


 第1回 足回りの組立

 第2回 側面~後部の組立

第3回 サイドスカート~履帯の組立 ←NEW!



10月24日 土曜日 更新-------------------------------------------



みなさん、こんにちわはー。
ちょっと実車の資料写真をネットで漁っていたらこんなニュースが…。



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AFVクラブが開発中ですってよ。
マジすか…マジなんですか…。
センチュリオンのバリエーションを幾つか出してますから不思議では無いんですが
このニュースが今年の5月には発表されていたことに自分の情弱さを呪います。
車体に関してはちゃんとリサーチしているだろうし
何より砲塔の後部ハッチが開閉(選択式?)するっぽいじゃないですか。
謎部品だった車体後部のボックスもドーザーを巻き上げるためのものだってことが分かります
(この写真だと小さくて見えないけどワイヤーが付属してるっぽい)。
正直アミュ版で色々厄介なモノを見せられていると羨ましくなり候…。
お値段もきっとお高いんでしょうけどクオリティも高いでしょうから買いだな!



さて、今回はサイドスカート~履帯を組んでいきます(涙を拭きながら)



28.JPG
前回忘れていた正面のハッチです。
ここは接着しないで開閉両方選べるようにしておきます。
ペリスコ^プは回転しますがレンズ枠的なものがモールドされていないので
後々何とかしよう…。
ダルいスプリングのモールドも無視しよう…。



29a.jpg 29.JPG
フェンダー関係はそのまま組んで接着してしまっても良かったのですが
パッケージにあるようにサイドスカートを外して大径転輪が見えた状態も良いなと思い、
フロントフェンダーとサイドスカートを取り外し式にして
両形態をを楽しめるよくばり仕様に改造します。
まずは外側に倒れ込まないように上押さえを、
スカートが下にずり落ちないように下押さえを作ります。



30.JPG 
フロントフェンダーの接触面積が少ないのでちょっと大がかりになりますが
サイドスカートに固定するためのツメ
フェンダーの上と左右に添わせて位置決めをすためのベロを接着します。
サイドスカート側にはツメ受けを作って調整します。



31.JPG
車体にスカートとフェンダーを装着した状態です。
位置決めがかなりシビアですが強引に収めました。
また、車体側の上フェンダーは覗き込んでしまうと細工が見えてしまうので
特に加工はしないようにします。



32.JPG
ユルユルですが手を放しても落ちない程度には固定出来ます。
で、上フェンダーが肉抜きされているので埋めておきます。
これは当然上フェンダーを車体に接着する前にやっておけば良い事なのですが
気が変わってしまったため今さら嫌々穴埋めをします。
すんごいやりづらい…。



33.JPG
反対側のスカートは上押さえを真鍮板で作りました。
考えてみれば当然ですが、プラ製だとその厚みが履帯とフェンダーの隙間に入らない箇所があり
なるべく薄くしたかった上での処置です。
最初に作ったヤツも作り変えるか…。



34.JPG
スカートにも手摺(偽装用?)が付いていますがキットのままだとただの突起になっています。
雑具箱のように彫り込んで貫通させてみましたが
塗装時のエナメル溶剤で砕けてしまいそう…。



35.JPG 
なので、真鍮線で作り直します。
金属片を使って凸になるように押し付けて計12個作りました。
スカートへの溶接部分は潰しておきます。



36.JPG 
スカートに接着した状態です。
ちょっとオーバースケール気味かもですが気にしないキニシナイ…。



37.JPG 
スカートとフェンダーと取っ手装着した状態です。
分離・合体とか馬鹿なこと考えなければ余裕で組みあがります。



39.JPG 
フェンダー前端についているステー?の内側が、抜きの関係でダル・モールドになっているので
一度削り取ってプラ板で作り直します。
同じく抜きの関係で内側の固定ボルトが無いので追加しておきます。



40a.JPG 
履帯に取り掛かります。
ごく一部の履帯に、トゲのようなヒゲ状のものが付いているので除去しておきます。
たぶんランナーの切れ端ではないかと。
除去したらこの時点で塗装しておきます。



40.JPG 41.JPG 
接続ピンが小さく脆いのでそのまま接続しようとすると
まず間違いなく破損させてしまいます。
なので予めピン穴の横を斜めにカットしておきます。
カットする角度に注意しないと接続できても抜けやすくなってしまうので
穴まで切ってしまわないようにしましょう。
がんばれ合計204枚×2回。
ナイフの刃は下から入れてピッと弾き飛ばすように切るとやりやすいですよっと。


それでも上手く行かなかった箇所は素直に真鍮線で補強します。
写真の状態は、ピンは活きていますがカット跡が穴に近すぎて接続後に破損した様子です。
カットする際に許されない角度にご注意を。



42a.jpg 42.JPG 
ここで一度、フェンダーに戻ります(戻りたくないんだが…)。
どうしても腑に落ちない箇所があり、よせばいいのに資料を漁っていたら
フロントフェンダーの形状が違うことが判明しました。


実車ではフェンダー内側は斜めのA面と水平なB面と垂直なC面とに分かれていますが
キットではB面が存在せず、A面から強引にC面へと繋がっています。
これにより金色のエッチングパーツの位置・角度がおかしな事になっています。
またこの写真では見えませんが、D面へと周り込んでいるハズのフェンダーが存在しません
(3本のボルト上のラインが唐突に現れて側面で消えている)。



42b.jpg
どうやらフェンダーの分割位置を見誤った可能性が無きにしも非ず…。
本来は上のフェンダーとフロントフェンダーは一体化しているのですが
キットではステー?の位置で分割してしまったようです。


42c.jpg
とはいえ、さらに資料探しをするとそういった分割フェンダーの写真も
1枚だけ発見することができましたが、やはりその多くは一体化しているようです。
極初期型?わからん…。


余談ですが、前面の装甲板上の構造物にも違いがあります。


トラベリングロック装備:実車白黒写真、キット、WoT、WT
ライト装備:現存の車体


トラベリングロックを撤去してライトを装備した?
当時とは違う車体に砲塔を載せ替えた?
もしかして当時のフェンダーは分割式だった?
え?え?え?
どちらのモードを作るかで難易度が変わってきますね…。
教えてエロい人ー!



43.JPG
とりあえずぶった切ったわ…。
あーもう!どうしてくれよう?!
切断した上の方は車体のフェンダーに接着…というところで時間が来てしまいました。




44.JPG 45.JPG
今回はここまでです。
履帯とスカートとフェンダーと仮組砲塔を装着した状態です。
勢いでバラしたフェンダーは次回に持ち越しですよ。
以後の予定が大きく変わっちまったわい…。



次回は切断フェンダーのその後と砲塔を組む予定です。
トラベリングロックも可動式にしたいし…3週間かかるかも知れないけど
取り敢えず次回更新は2週間後の11月7日に。



ではまた2週間後にお会いしましょう!
SEE YOU NEXT NEXT WEEK!!



次回更新は11月7日 土曜日を予定してます。



ps:知ってるかい?最近発売したアミュ版センチュリオンだと
 フロントフェンダーがちゃんとしてるんだぜ…。
 その上AFVクラブ版のリリースを知った今、どんな気持ちか分かるかい…?



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がんばりや~ 7  



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