このページではちょっとゲームに慣れてきて、そろそろプレミアム戦車にも手を出してみたい…そんな人向けの解説ページです。 細かい車輌のスペックはともかく、どんな使い勝手なのか、率直に言ってオススメなのかそうでないのかをと言った部分がメインとなります。 作った本人だけでは持ってない車輌が多すぎるのでマイナープレミアム戦車を持ってる人はぜひとも編集していって欲しいんやな。
別ページでも解説したけれども、おさらいを兼ねてプレミアム戦車(所謂課金戦車)について。 課金戦車はGoldやリアルマネーを使用して購入するタイプの戦車。 特徴は、通常ツリーの戦車に比べて獲得出来るクレジットと経験値が多いこと。 また購入時から最終状態まで開発されているため新たにモジュールを開発する必要もなく、初めから搭乗員訓練の促進が行える。 つまり、搭乗員の育成と金稼ぎが比較的楽に
その代償として、通常ツリーの戦車よりも幾分性能が劣るように設定されている。 特に顕著なのは砲の性能で、貫通のスペックが低かったり1ランク低い砲が装備されていることが多い。(これは古いタイプの課金戦車に見られる傾向で、最近は別の方面でスペックを落とされている場合がある) 性能の低い戦車で戦うということはそれだけプレイヤースキルを求められるため、購入の際にはお財布事情以上に自分のスキルと相談するのが重要になる。
ただし、最近のプレミアム戦車の方向性としては通常ツリーの車輌と「ほぼ」同じような車輌が登場し始めていることや、マッチング優遇付きプレミアム戦車の廃止など、情勢が変化しつつある。 一概に弱い戦車ばかりではないので、なるべく使いやすく自分にあった車輌をチョイスしよう。
基本は搭乗員が使いまわせる国家・車種の車輌を選ぶのがベストと言える。 自分が今後メインに据えていきたいと思っている国家・車種から選ぼう。 ただし、あまり低Tierの車輌はオススメできない。 低Tier車輌はイベントの景品だったり、あまりにも性能が低すぎてどうにもならないものも結構存在する。(単純に低Tierはマッチングしにくいってのもある) 筆者の私見ではあるが、できるだけTier5以上の車輌から選ぶのが良いのではないだろうか。
もう1つ重要な材料としては、優遇の有無である。 マッチング優遇とは、自分よりもTierが2つ上の敵とはマッチングされなくなるステータスのこと。 当然それだけ戦闘が楽になるため、相応に性能の落とされている車輌が多い。 優遇の有無は課金戦車を購入する上でかなり重要な要素なのでかならず確認しておくこと。 おそらく今後優遇付き車輌は増えることはなく、減っていくばかりになるので欲しい人は早めに購入しておくのが吉。
限定販売の車輌も多いのでプレミアムショップやニュースは見逃さないようにしよう。 買い逃すと二度と買えない戦車もあるぞ!(FuryとかE25とか)
・Cromwell B(限定販売) ぶっちゃけ通常ツリーのCromwell。小さい差異はあるがほとんど同じものなので使用感も同じ。 課金戦車としてはかなり扱いやすい部類で、実際野良ではよく見かけるし拠点戦等にも使っていける。 通常ツリーのCromwellと比較するとマスクデータの履帯性能がでの違いが顕著。 特に旋回性能はスペック上ではCromwellに優っているものの、実際にはこちらのほうが劣っている。(検証動画) 期間限定で再販されたりすることもあるので欲しい人はチャンスを逃さぬように注意。
・AC 4 Experimental チンポネルAC4。あのSentinelに17pdr砲をお載せしてTier6にしちゃいました! 砲性能がしょっぱかったSentinelAC1と比べ、DPMは抑えめなものの貫通が良好なため格上相手にも対処しやすい。 最高性能50㎞は下り坂限定で、平地ではせいぜい30㎞程度なので要注意。 Cromwell Bと比べると見劣りはするが、課金戦車としては悪くない仕上がりである。
・T34-85 Rudy(限定販売) こちらもほとんど通常ツリーのT34-85。大きな違いは搭乗員が一人減って四人乗りになっていること。 照準時間が0.1秒短い以外は本家T34-85と使い勝手はほとんど変わらない。 一番大きな違いは第六感発動時に犬が鳴く。 T34-85が扱えるのであれば問題なく乗り回せるためオススメの一台。 こちらもCromwell Bと同様期間限定で再販されるので欲しい人は要チェック。
・M46 Patton KR(限定販売) 虎パットン。その独特な塗装は間違いなく人を選ぶが、車両性能は至って良好。(特殊塗装なため隠蔽率上昇の効果があるが、他の迷彩に塗り替えられない) 良くも悪くもアメリカンな乗り味の1台で、スペックはそれほどでもないが割りとストレスフリー。 同僚のM26 Pershingに比べると機動力とDPMで勝る分、金弾の貫通・砲塔の防御力等で劣る。 アメリカ独特の弾速・弾道に慣れる必要はあるが、その他MTとして求められるものは一通り揃っているので課金戦車としては優秀。 ただし砲塔の装甲はスカスカだからハルダウンして受けようなんて考えるなよな!
・T34 T29一族の一人。T29を順当にTier8に格上げしたような性能が特徴で、砲性能は同格同郷のT32よりも強力。 その代わり相変わらず車体装甲は貧弱で、T29・T32よりも機動性でかなり劣る。 課金戦車としては砲性能が強力なため格上にも対抗しやすく、得意のハルダウンを決めればかなりのタフネスを誇る。 照準拡散がデカイが精度は良好なため、しっかり照準時間が取れれば狙撃もこなせる。 立ち回りにさえ気を使えば安定して稼げる一台。
・IS-6 Tier8課金戦車の中でも屈指の人気者。詐欺くさい装甲とやたらと良好な機動力にマッチング優遇まで持っている。 その代わり砲性能が貧弱で、IS-3にレートで勝る分、貫通・精度はTier7のISと同等というお粗末なもの。 貫通と精度を立ち回りでカバー出来るかどうかがこの戦車を好きになれるかどうかの境目といえる。 優遇持ちとはいえTier9の重装甲車輌とはマッチングするため、如何に弱点を把握するか/硬い敵に対してどう立ち回るかという部分で腕の差がはっきり出る。 とは言え格下相手には圧倒的装甲と火力を押し付ける事ができるためハマると強力な一台であることは確か。
・Churchill III イギリスのレンドリース法によりソ連に渡ったチャーチル。優遇が付いてておりTier6までしか当たらない。 砲は本家Churchill Iの6ポンド砲であるがHE弾が撃てないなど微妙に劣化してる。 しかし1.8秒という装填速度に金弾の貫通180mmとチア5~6の中では幾分申し分ない性能を持つ。 車体はChurchillⅦと同じように履帯が覆われているが装甲は薄いので履帯切りに注意。 さらにチャーチル一族の中では一番足が速く28kmと機動力はそこそこ Tier5の課金戦車ということもあり比較的お求めやすい価格なので初心者の課金戦車入門としておすすめ
・SU122-44 太古の昔から存在するOP野郎。単発390ダメージを高レートでぶっ放してくる。 その上駆逐の癖にやたらと足が速くて微妙に装甲も硬いという、格下にとっては悪夢のような存在である。 唯一の弱点は微妙に足りない貫通と精度であるが、機動性と隠蔽でカバーできるレベル。 ちょっと弾代が高いが単発火力がデカイため、APで貫通を望める相手に対してがんがん撃ちこんでいくとモリモリ金が貯まる。
当然ながら隠蔽能力は高く、後半戦ではLTの代わりを務めることもしばしば。 高い機動力と隠蔽で先手を取ることが多いので、見晴らしのいい場所で置き偵察するか、発砲後の隙を突ける場所に待機しよう・
・DMM号(105 leFH18B2) ぶっちゃけオススメなんだかオススメじゃないかよくわからない。 10榴を約7秒間隔で吐き出す視界390mの怪物。やりすぎたのでWGにメッされて販売停止。 そもそもプレミアム自走砲はコレとイギリスのSexton Iしかいないんだけどね… ちょっと前までは不定期に割高なバンドルと一緒に再販されていたが、最近再販されるときは単品売りで1000円くらいで買えるようになった。 3両でプラを組むとかなり強力だが、1両だとぶっちゃけ微妙なのであくまでお遊び用と割り切るのがベスト。