装甲自走砲4号C型 のバックアップ(No.22)

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ブロンコからフラックワーゲンIVc型8.8cm高射自走砲の名前で2種発売。
装甲板は開閉選択式でFlak37はドラゴン製。



 車体編:異常に長いため折りたたんでいます

 88mm砲編:更新を分かりやすくするため、前回までの分は折りたたんでいます


< 5/20 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


みなさんこんにちわはー。


ドクターK…もといクライスラーKは買いましたか?
車体正面のエンブレムがちょっと…なので私はパスしましたが
なかなか癖のありそうな面白そうな車両なので、懐に余裕があれば購入したいですね(しない宣言
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さて、合宿の時に「どんな工具を使っているのか」と質問されましたので簡単にご紹介させて頂きます。


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といっても棒ヤスリセットは800円ぐらいのやつだし、瞬着も100均ので、特殊な物は何も使ってません。
オルファのデザインナイフが使用率の95%を占めるぐらいで、大抵の加工はこれ一本で行います。
その代り刃の損耗率が半端なく、頻繁に交換しています。
写真に撮り忘れましたが他にもタミヤのピンバイス(0.2mm~)がありますね。
たまに「あれがあったら良いなぁ」と思う事はありますがその時は力尽くで対処します。



では、先週に引き続き小型防盾の可動化を進めていきます。


前回適当に作ったヒンジを、本番用に再作成します。
やり方は幾つかあるだろうし、これがベストだとは思いませんが参考までに。


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1:まずプラバンに真鍮板を丸めて作ったヒンジを瞬着で接着します。
2:その周囲を今回初めて使ってみた「瞬着カラーパテ 黒」で盛ります。
3:整形してサフを吹いて確認の後、ボルトを接着します。



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2の時にそのままだと黒瞬着が弧を描いて固まってしまいエッジ処理が大変そうだったので
上から表面がツルッとした台紙で押さえて縁にまで黒瞬着を行き渡らせてます。
黒瞬着が硬化したら台紙を剥がして整形します。
あまり効果はありませんでしたが、やらないよりかはまぁ…。


写真を撮った後に気付きましたが、2から3が少々飛んでますね。
次で説明しましょう。



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2a:黒瞬着を簡単にヤスって整形した後、普通のパテをもう一度塗ります。
2b:それを再整形してエッジを出したり、表面を整えたりします。
2c:確認の為、サフを吹きます
3 :その後、適当なボルトを見繕ってきて接着します。



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そんなこんなで各2パーツの4セットを作りました。
そのうち2セットは反対側用なのでボルト接着を後回しにして先を急ぎます。
今週はちょっと本業が忙しいんですよ…。



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プラ板で適当に台座を切り出して接着します。
長さなどはまだ適当です。
真鍮線の軸はコの字に曲げて、後で引きぬけるようにしておきます。



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小型防盾側に予め両面テープを貼っておき、慎重に位置決めをした後、まずは防盾にのみ接着します。
失敗すると怖いですが強度確保の為、瞬着を使っています。
特に注意する点として、上下のヒンジの可動軸が同一の方向を向いている事です。
それぞれがバラバラだとキレイな90度の回転が出来なくなるからです。



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可動の確認をしたら、小型防盾を外して、ヒンジ同士が平行になるように台座を削って行きます。
小型防盾を何度も当てては外しを繰り返して微調整します。



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ヒンジのみを曲げてみたところです。最初に接着したよりもだいぶ削った事が判ると思います。
この後まだ微調整をしますが、大体こんな感じで作業をした後、小型防盾を接着します。 
台座の最終仕上げはまだしません。


左の写真、判り辛いかもしれませんが、ヒンジはやや内側に接着しています。
本来なら防盾同士の境目にヒンジの中心が来るはずですが
防盾と側面装甲板とのクリアランスが無さすぎる為の止むを得ない処置です。
実際、瞬着で固定した後、砲架に防盾を仮止めしてクリアランスの確認をしましたが
あまりにもギリッギリすぎて、ヒンジの剥離と位置決め再接着を何度も繰り返して調整しています。
瞬着で固定しなければイイじゃん…てなりますが、決まった時の強度確保もあるので
手間ではありますがアナログなやり方でヒンジ固定をしています。



では、砲架に仮止めしてみましょう。
こえーよまじこえーよ…。



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仮止めして回転の確認をします。
可能な限りヒンジを小型化したのですが、砲架から生えているシートに干渉してしまいました。
仕方ないのでシート側を削って干渉を解決。
まぁここは防盾で見えなくなるので問題ないでしょう。



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正面から見たところです。
予想以上にくぱぁしててビビリました。
ヒンジが丸見えになりますね。



ではいよいよ側面装甲板を閉めて、行軍状態にしてみましょう。



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前回疑問に思っていた「行軍中は小型防盾を取り外しているのでは?」の、一つの回答がコレかもしれません。
本来なら折り畳んだ小型防盾が見えるよね…。
やっぱ外してのかな…。



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上から見たところです。
ギリギリどころかめっちゃ接触してますね…。
それどころか側面装甲板からの圧力も僅かにかかってて絶対に塗装剥がれるぞこれは。
可能な限りの位置調整とヒンジの細工をしましたが、これが限界…か…。
防盾を砲身側に寄せてスペースを作る事も考えましたが、砲架との続きモールドが入っているのでそれは不可能です。
最後のあがきで、側面装甲板と接触する所を紙ヤスリで極限まで薄くしました。



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外側からのアングルでもキツキツである事がわかるかと。
いやほんとマイッタなぁ…。



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防盾を横から見たところです。
透けるほど薄いのが判りますが、これは元々です。ここから更に接触部を薄くしましたが、効果のほどは…。
また小型防盾下側のヒンジ台座がはみ出しており、クリアランス確保の為に位置をズラしてあるのが判りますね。
ヒンジの関係で小型防盾がガルウイングよろしく斜め上に跳ね上がっています。
もしここが水平に移動出来たら…と試行錯誤しましたが
ヒンジの位置が決まってしまっている(防盾外側に固定ボルトのモールドがある)ため
恐らくこれが限界かと思われます。
なお、2つのヒンジの回転軸がややズレてしまっており、曲げた時に僅かながらに防盾を歪ませてしまいます。
ただまぁ、これ修正しても接触問題は解決しないと思うし、もうめんどくせーからそのままにする!
クソァ!



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内側から見たところです。
特にまぁ、説明するトコも無いんですけど、台座はこうなってますよっていうね。
※ちょっと疲労気味デス




  • 今週のトピック
    先週の静岡ホビーショーで、アミュージングが2点の製品発表をしています。

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ドイツ E-100超重戦車(クルップ砲塔型)E100 88mm2連装対空戦車です。
レーヴェから始まりペーパープラン車両をキット化してきたアミュージングホビーですが
パンター2やヤクトパンター2など最近はWoT寄りのキットを多数発売しています。
余談ですがアミュージングホビーの実態は良く分かっておらず謎の多いメーカーです。
一説には他の産業がメインで、本業が空いた時に開発や販売・再版をするとか聞いたことがあります。
まだまだアラのあるメーカーですが今後のラインナップが楽しみですね。




という訳で、本当にこれでいいのか、どうしたものかと迷いつつ
次週は反対側の小型防盾可動化をしていきます。
という訳で、今週はここまで!


SEE YOU AGAIN!



次回更新は5/27 土曜日の予定です。



今週のつぶやき:…………誰か助言ください…kdsi…




  • どうするの次回作
    そろそろ完成が近づいてきましたので次回作を選びたいと思います。
    今回は手元にあるドイツ・プレミアム戦車群からチョイスし、最近発売されたアメリカHTのT34を加えてのラインナップです。
    皆様の清き1票、宜しくお願いします。
    まぁ…どれになるかは大体予想がつくんですがね…。
    え?レーヴェがいない?やっこさん、バラバラの状態で押し入れで眠ってるよ…。
    ※決定は5月中旬ぐらいを予定してます。


選択肢 投票
IV号戦車 (シュマールトゥルム砲塔) 0  
M10偽装パンター 4  
カノーネンヤークトパンツァー 15  
ディッカー・マックス 1  
クルップ/シュタイヤー ヴァッフェントレーガー 2  
T34 2  

IV号戦車 (シュマールトゥルム砲塔):エルベの魔弾。ロマンのペーパープランナー。
M10偽装パンター:装甲板の組み継ぎに間違いがあるらしいけどそんなの気にしない。
カノーネンヤークトパンツァー:大改修必至の最も作りたくないキット。
ディッカー・マックス:みんな大好きお〇んぽMAX。模型部も成人指定入りか。
クルップ/シュタイヤー ヴァッフェントレーガー:地味子枠。まぁ、人気は無いよね…。
T34:252Uにその座を奪われた悲しき存在を最新のキットで組む!組ませて!頼む!





コメント Edit


最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を表示

  • いつも楽しみに見させてもろてるんやな! 正直ここまでこだわるとしあきはほとんどビョーキ(褒め言葉)やと思うんやな! -- 2017-03-05 (日) 21:12:49
    • モチベを維持できる貴重な励ましありがとなんやな!不治の病と自覚してるからこれからも応援よろしくです! -- 2017-03-06 (月) 01:00:36
  • 最初の取っ手の記事見て次にやってもらいたいモデル決まった
    10式頼むわ
    あの金具全部手作りでな! -- 2017-03-12 (日) 00:01:34
    • いいでしょう、本当の10式の取っ手と言うやつをみせてやりますよ。WoTに10式が実装されたらな!…あの取っ手200個くらいあるんだよね… -- 2017-03-12 (日) 09:11:39
  • 毎回のハイテンション更新が楽しくて面白いです
    職場で作れるの羨ましすぎ -- 2017-03-20 (月) 17:17:44
  • オラ億劫!ありがとな!また来週も見てくれよな!
    時間を有効に使えるの良いんですがそれなりのリスクはあるんですよね(たぶん) -- 2017-03-20 (月) 17:37:03
    • オラ億劫!ありがとな!また来週も見てくれよな!
      時間を有効に使えるの良いんですがそれなりのリスクはあるんですよね(たぶん) -- 2017-03-20 (月) 17:37:57
  • ↑まちがえた… -- 2017-03-20 (月) 17:38:36
  • このコーナーだけで良いんじゃないかな -- 2017-03-28 (火) 21:17:06
    • みんなで一緒に盛り上げよーぜ!…よーz…し…しんでる… -- 2017-03-29 (水) 09:17:23
  • あたし毎回のトピック好き!(バァァァァァァン! -- 2017-03-28 (火) 21:52:15
    • 本来は製作記事の付け合わせのつもりだったんですけどね。ネタが無い時もあるのでその時はご了承くだち! -- 2017-03-29 (水) 09:20:40
  • カノパンが選ばれることなどわかっていたろうにのう -- 2017-05-05 (金) 03:53:39
    • では我々に何の選択肢もないままレベルの糞キットを作って死ねと言うのか!…改造箇所など何万あるか知れないよ -- 2017-05-05 (金) 10:05:32
      • タミヤ 1/48 駆逐戦車カノンが目を輝かせてこっちを見ている! -- 2017-05-18 (木) 01:56:44
  • 実は幼き頃に高荷画伯の箱絵に魅入られキットを2個作った思い入れのある車両なんです
    だからWoTに実装された時は嬉しかったんですけどそれがまさかのネタ車両になるなんて…
    で、完成品版をお店で見たときに記憶が美化されていたことに気付きイタレリを買うも(以下略 -- 2017-05-18 (木) 17:06:53
    • またツリー間違えた… -- 2017-05-18 (木) 17:07:37
  • ガンタンクでダメだった -- 2017-05-31 (水) 21:20:29
    • これも全部教祖の淫棒ってヤツなんやな -- 2017-06-02 (金) 09:19:46
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