レベルから発売。 スレでの略称はカノパンになってしまったが、Ka!Ja!Pa! カヤパです!
< 7/2 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんこんにちわはー。 いよいよ真打の登場ですね。 今回は前夜祭と言いますか、ちょっとだけ触ってみる事にします。 諸事情により組立は7/10から行いますので、次回更新は7/16と少し先になってしまいますがご了承下さい。
では箱を開けてみましょう。
うわぁ…緑色だなぁ。 小学生の時に使った絵具の緑以上に緑だな。 車体は5パーツ位で形になりますし、総パーツ数は多くなさそうですね。 これ改造しなけりゃ短期間で組み終わるんじゃねーの!!?? …しなければね。
ビニールに包まれているもの…これは…。
ゴム履帯。
レベルよ、お前もか
しかも組説見ると昔懐かしい「熱したドライバー押し当て溶接」履帯だこれ。 どうする? アオシマ・ヤクパンの時に購入したガイア・マルチプライマーを使うか? 別売り履帯を買うか?いやそもそも販売してるのか?
幸先不安なスタートですが、今回(こそ)は無改造で行きたいと思っています。 と言うのもこのキット、まともに仕上げようとしたら全面改修必至なんですよ。 そのへんはまた、次回触れることにします。
< 7/16 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんこんにちわはー。 連休は如何お過ごしですか? そこに積んでるプラモありますよね? そこに積んでるゲーム有りますよね? そこに積んd(略
今回は製作記事が少な目で、雑談が多くなりますがお付き合いください。
以下、私情を少々。 読み飛ばしてもらって構いませんが。
2週間ぶりの更新となりましたが、何をしていたかと言いますと 先週7日間ほど入院してまして。 命に関わる事じゃないので心配はご無用なのですが、退院後の再診も必要で 前回からの2週間のうち、8日間は行動不能になっていました。 そのため作業時間も実質4日間となり、必然的に少な目の記事となっております事、了承下さいませ。
まぁ入院理由は「極度の鼻詰まりを治療するため、鼻の奥の軟骨を切除する」というものです。 局部麻酔をして鼻の穴から器具を入れ、内側にある軟骨をゴリゴリとむしり取っていく手術でした。 麻酔が効き始めている手術開始の3分前、 ストレッチャーに寝かされた状態で便意を催し(下剤を飲まされていたが排便タイミングが合わなかった)、 審議ののち、ヨロヨロした状態でトイレに行ったのも良い思い出。 「お前、先に行っとけよ…」と言わんばかりの医者とスタッフの醸し出す空気…ご褒美でした。 いや既に5回ほど行ってたんですけどね…出なかっただけで。 術後は骨をいじったせいか、38度の高熱に4日間ほどうなされて何もできず。 スマホでAbemaTVをぼんやり見てたらポンコツクエストなるアニメを知り、 深夜の相部屋病室で高熱にうなされながら一人笑いを堪えていました。イムラー! で、術後は出血防止剤と何かの薬品が染み込んだ全長60cmもの布を鼻に詰め込み3日間。 その布を引っ張り出してもらう時の感覚は鼻の穴から腸を抜かれるに等しい快感でした。 人体ってすげーのな…。 費用は13万円。 これはまぁ仕方ないね。 術後も特に問題は無く、現在では痛いくらいに快適な鼻通りです。
さてでは次にカノーネンヤークトパンツァーのお話。
もうすっかりネタ車両と化しているカノパンことカノーネンヤークトパンツァーですが 現実の世界では悲喜交々の逸話がありますので、簡単にご紹介をします。 興味が湧いた方はwikiを見てみるのも良いでしょう。
元々はイスパノ・スイザ社製 ラングHS.30歩兵戦闘車のシャーシと走行装置を流用、 新設計の密閉式の戦闘室に90mm砲を搭載するというデザインで進められましたが 様々な問題の発生と対応により、結局最終的には5次試作車まで開発される事に…。
しかし運用開始早々にしてMBTにも劣る火力不足が懸念され これといった利点も無いこの車両は、高性能な対戦車ミサイルの登場によりその存在意義を完全に失いました。
ならば!と言う事で主砲と防盾を撤去して己を無意味な存在にしからしめた SS-11対戦車ミサイルを自身が装備したラケーテンヤークトパンツァー1と2が、 HOTミサイルを搭載したヤグアル1、TOWミサイルを搭載したヤグアル2への改修等の延命処置が施されました。 またヤグアル1が改良された事により、後に開発されたヤグアル2の方が早く引退していたりもします。
…という「なぜうんだ」と言わんばかりのグダついた歴史を持つ車両、カノーネンヤークトパンツァー。 そもそも元になったラング歩兵戦闘車自体が様々な問題の塊だったので その行く末は既に運命づけられていたのかもしれませんね。
さて、では今度はキットの方に焦点を当ててみましょう。
1970年頃にタミヤから恐らく世界初のカヤパのプラモデルが モーターライズ仕様の1/48スケールキットが発売されました。 高荷画伯の描く箱絵はとても魅力的で、 誰にでも組み立てられて動かして遊べる「タミヤのドイツ駆逐戦車 カノン」は 多くの子供の心に深く印象付けられたのです。 当然私もその一人で、あやふやですが時期は違えど計3個ほど作って遊んだ記憶があります。
古さ故、ネット上では探しきれなかった箱絵。 今なお色褪せる事の無い高荷画伯のボックスアートはキットの価値と魅力を数十倍にまで引き上げた。
しかし、それ以降はどのメーカーもこの車両をキット化する事はなく レベルが2008年に1/35で発売するまで実に40年近い月日を待たなければなりませんでした。 当然ながら当時の子供たちは大人になっているわけで レベル・カヤパを見た瞬間に当時の淡い記憶と感動が蘇り、 多くのモデラーが「カノン」の再来を喜んだのです(俺調べ)。
しかしながら定価 ¥8,208(税込)という高額さとは裏腹に その製品内容は時代に逆行するかのように古めかしく昭和のキットとも揶揄され アーマーモデリングの記事においては「ヒケだらけなので、一旦すべてのモールドを切り落とし…」とまで書かれる始末。 全身に装飾されたエッチングパーツの煌びやかさからも 一筋縄ではいかないキットである事が伝わってきました。
アーマーモデリング 2014年1月号。 全体に手が施されたカヤパ。
余談ですが2008年は、例えばタミヤが「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型」を発売しており ベルト履帯だけではなく連結接着式履帯も付属していたりと ユーザーの難易度や選択肢にも配慮がされている製品が多かったように思います。
私がこのキットを購入したのは多分3年ほど前でしょうか。 京都ボークスの何周年記念かのセール初日、嬉しい事に半額ワゴンセールで購入する事が出来ました。 しかしセールの2日目にはそこから更に半額の¥1980になり、色々と曇った記憶があります。 セール初日に3個あったカヤパのキットは、私が購入した1個を除いてそのまま通常の販売棚に戻されたようです。 ※前述のアーマーモデリングの記事も(その時は気付かなったが)この時たまたま購入した号に載っていました。
税別¥7980から¥3900に。 ここから更に半額の¥1980になろうとは誰が予想しえたであろうか…。
という訳で、実車もキットも(あるいはWoTでも)不遇の扱いを受ける車両、カヤパ。 レベル・カヤパもその例に漏れず現在絶賛絶版中になっています。
そして2013年、突如としてタミヤが組立塗装済み完成品としてパッケージを変えての再版をします。 御値段は相変わらず手頃ですが一つハッキリしたことがありました。
「思い出ってやっぱり美化されてしまうんだな…」
30年の月日はあまりにも残酷で、それまでに自分が見た事知った事が懐かしさや嬉しさを凌駕してしまい 過去の思い出を打ち消して素直には喜べないものとなっていたのです。 変わってしまった無機質でシャレたパッケージにもその要因はあるようにも思います。 決してこれはタミヤが悪いとかそういう事ではなく、中には再版を喜んだおじさんもいるかもしれません。 ただ、自分の場合はタミヤ・カノンをこのまま良い思い出として仕舞い込み レベル・カヤパをもって「ケリをつけたい」という想いが沸き上がったのです。 (但し、その後数多くの魅力的な車両がキット化され、その想いは思い出ではなく押し入れの奥深くに仕舞い込まれた)。
さて、長くなってしまいましたが以上のような経緯もあり WoTにカノパンが実装された当初は 少なくとも私は「タミヤのカノン」の再来とばかりに再び胸躍らせていたのです…いたのです…。 一部の新プレミアム車両以外は即購入せず割引まで待つスタイルの私は 毎日立つスレにて購入するよりも早くカノパンの実情を知るようになり…。
そしていつしかいじられキャラと化したカノパンの所有者は MAY・MAY2・IMG・tst_jun合わせて計6人(2017年7月現在)。 貴重な存在となった彼らはきっと今でもカノパン・ライフをE&Eしている事でしょう。 因みに前任者ともいえるE25の所有者は4クラン計70人にも及びます。
カノーネンヤークトパンツァーに関するお話は以上になります。 さて、次に前回取らせて頂いたアンケート結果を少々。
まずは回答頂きまして有難うございました。 で、圧倒的多数の方が「丁度良い」とされた中、「ちょっと小さい」という声もありましたので 折衷案ということで少しだけ大きくしてみたいと思います。 とりあえず様子見で今までの350×262ピクセルを、以後380×285ピクセルに変更して掲載してみます。
→ BEFORE AFTER 縦横の比率が違う物は縦に合わせてアップします。 逆に見辛くなったらすいません、その時はまた元に戻すかも。 あ、「大きすぎる」に入れてたとしちゃん、すいません。 そのモニターから2m程度離れて閲覧して下さい。 宜しくお願いします。
お待たせしました、ではここからは製作記事に入りましょう。 他の多くのキット同様、車体下部、サスペンションや転輪周りから始まります。
そのサスペンションですがめっちゃヒケってます。
※ヒケ:射出成形では、溶解したプラスチックを金型内に射出して製品を形作るが 冷えて取り出された製品は溶けた樹脂の状態と較べて多かれ少なかれ収縮する。 そのため出来上がった製品は金型の内面そのままの形状とはならず、 へこんだり、極端な場合には深い穴が開いてしまったりする。 この収縮による不良をヒケと呼ぶ。(wikiより抜粋)
転輪には成形時のテーパーがかかっているが、なぜ向かって左側のようにできなかったのか疑問。 ヤスリがけをしてなんとな~く違和感無いように修正します。 切り出し跡がめっちゃ抉れているように見えますが、気のせいです。
前述のサスペンションのヒケは、処理をしなくても転輪で見えなくなるのでそのままにします。 ハブキャップは別パーツになっていて、うまく接着すれば転輪を回転させられるように出来ます。 なのでこれは基本塗装後に接着する予定です。
機動輪の中板は組説では右側のように見えますが、実車写真を見るに左側のようです。 押し出しピンの跡が結構ありますのでパテを盛らずにゴリゴリ削って処理しましました。
車体下部の組み立ては以上になります。 部品数も少ないのですぐに形にはなりました。 全ての部品はハメ込んだだけで、車体上部を組んでから接着する予定です。 なにせ大改造になりそうな予感がするので…。 誘導輪の軸は位置調整の為と思しき切り欠きが付いていますがこれは全く意味の無い造形でした。
車体上部と下部は大き目のダボでがっしりと接続されます。 ヤグアルへのバリエーションのためか、戦闘室とエンジンデッキは別部品になっており まるで建築物のようなガッチリとした構造が印象的でした。 各装甲板はアーマーモデリングの記事通り、全身ヒケだらけで完全な平面などは無いに等しく…。 モールドを削り取るのも面倒なのでチマチマゴリゴリとヤスリがけをして適当に平面出しします。 外してある側面装甲板はまだ未処理なので、ヒケ具合が分かるかと。
件のヤグアル。 悲しいかなこれ以上のバリエーション展開は無かった。
モチベーションアップのため、主砲と防盾、ダストカバーを仮止めしてみました。 マスキングでの仮止めなので清水アキラ的研ナオコみたいになってますね。
さて今週はここまでになります。 最初は改造しないつもりでしたが、それはそれで面白くないので1点だけいじります。
今回の目標:主砲の可動化
以前に製作したコンカラーもそうですが、防盾基部がダストカバーに覆われている車両のキットは 主砲を動かす事が出来ない製品が殆どです。 それでも旋回砲塔式の車両ならそれなりに表情もつきますし、まぁそれでも良いのですが、 このカヤパ、ご覧の通り固定砲塔のうえダストカバーもプラ製なので 一切の表情を出す事が出来ない完全なるポーカーフェイサーなのです。
キットのがっしりとした車体構造であることも踏まえ 可動を仕込むこと自体は難しくなさそうです。 可動を妨げないダストカバーの製作もコンカラーで経験済みです。 なので更なるスキルアップと自己満足の為に 主砲の可動化とダストカバーの再現に挑戦してみたいと思います。 まぁ、それ以外にも挑戦しなければならない理由が出来てしまったのですが それはまた次回にでも。
ではでは、そんな訳で今週はここまで。 連休の為、次回もそんなに進展無いかもしれませんがお付き合い頂けると嬉しいです。
SEE YOU AGAIN!
みなさんこんにちわはー。 T-34-85M、無事に入手できましたか? Tier6だけあってミッションも軽めだったのはありがたい。 1戦目でミッションクリアしたので今日はもうおしまい!って人も多かったんじゃないかと。
前回は主砲の可動化とダストカバーの再現を目標としましたが 色々と面倒な事がわかりました。
コンカラーの時は仰俯角を取るための軸がキットにはあったのですが 今回のカヤパにそれはありません。 なので、車体のどこに仰俯角と左右射角の為の可動軸があるのかを探さなければなりません。
正確性は不明ですが、丁度良さげな図面をネットで拾ってこれましたので これをキットに合わせて1/35になるように拡大・縮小します。 まぁこの際多少のズレは良しとしましょう。
軸の位置そのものは不明ですが、砲の可動範囲が記入されているので位置出しをしていきます。 と、その前に…
キットの防盾と図面を見比べていると、形状が随分違う事に気づきました。 そういえば当時、アフターパーツの防盾がどこからか発売されていた気がしましたが つまりそういう事なんでしょうね…。
キットでは砲身のスリーブ?がやや大きいのと、その直下の顎とでも言いましょうか、そこの厚みがありません。 全体的に扁平で、左右幅も少し長く、丸みも足りない感じです。 実車の防盾上面はやや平らたく、左右に行くほど撫で肩のような形状をしていますが キットではただただ丸みを帯びたようなシンプルな造形をしています。
別のアングルだと実車の撫で肩具合とスリーブ下の顎の丸みが分かるかと思います。 上面の反り具合からも単純な面構成ではないことが伺えます。 要はキットの防盾は全然似てないって事だね! それにしてもこの防盾、ザウコフ型?と言えるのかな…ドイツ製とは思えない程のぶっさいくぶりですな(※個人の感想です)。
上から見たところです。 図面では暗視装置の箱が邪魔で分かり辛いですが 全体が丸みを帯びている実車に対し、キットは三角のような尖った形状をしていますね。 アウトラインをなぞって行くと、実車はスリーブの先端側に収束していくのに対し キットではスリーブの付け根に収束していきます。
以上の点から、まず先に防盾を加工する必要性が出てきました。 車両の顔とも呼べるパーツなので、面倒ですが手を入れていきましょう。
図面の縮尺が合っているものとして、防盾の左右を削って幅を縮めます。 同時にアウトラインが丸くなるようにもします。
次にスリーブを小型化します。 キットのを削って作る自信が無かったので、三角錐のジャンクパーツを用います。 また折角なので、金属砲身に交換してモチベーションを高めます。
で、紆余曲折の末、防盾に砲身を取り付ける事が出来ました。 元のスリーブよりも小さくなったのがお判り頂けるでしょうか。 ちょっと小さくしすぎた感もありますが…。 キットのスリーブを切除する際に、防盾裏をポリパテで裏打ちしてあります。
いよいよ防盾の肉付けをします。 まずは顎を作るのと、アウトラインを丸く繋げるようにポリパテを盛っていきます。
整形したところです。 上面も撫で肩になるように削ってますが、、まだ削りが足りないのかこの写真では判り辛いですね。 裏側は裏打ちと肉付けの為にかなりいい加減に盛ってあります。 写真を撮り忘れましたが、この後サーフェイサーを吹いて形状確認をしました。
で、同軸機銃口?照準器?周辺の丸みが足りなかったので 再度ポリパテを盛って整形します。 撫で肩もより強調したり、スリーブ上面から車体側へのアウトラインを反らせるようにもしました。 この辺は図面とキットと写真を交互に見比べて、盛っては削りの繰り返しだった事もあり 思ったほど作業は進みませんでした…。
そこから更に細かな形状出しをしてサーフェイサーを吹いた状態です。 上にあるまだ手つかずのキットパーツと見比べてみてください。 だいぶ近い感じになったと思いますがどうでしょうか。
繋ぎ目処理はまだですが、同軸機銃口を接着して砲身を仮止めしたところです。 このあとスリーブを止めているボルトの加工をして 鋳造肌のテクスチャーをつけていきます。 でももうちょっと削って、撫で肩具合を強調したい…。 この辺は突き詰めていけば行くほど時間を取られるので、妥協点を見出すのが難しいところ。
さて、ちょっと短めですが、今週はここまでになります。 3次曲面なので上手く説明が出来ないのと、 写真の撮り方に問題があって分かりにくいかと思いますが何卒ご勘弁を。 次回は防盾は一旦ここまでにしておいて、いよいよ砲の可動軸の製作に入ります。
< 7/26 緊急更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんこんにちわはー。 湿度が凄い昨今いかがお過ごしでしょうか。 今回は週半ばの水曜深夜、緊急更新です。
前回は防盾を加工しましたので、今回は砲の可動軸を追加します。 説明書とにらめっこになりますね。
とか言いつつも、やっぱり少しだけ防盾をいじりました。 写真の撮り方の問題で上手に立体感を出せませんが、撫で肩具合をさらに強める感で ゴリゴリと削り込みました。 赤い線で面の境界を示してみましたが、うn、良く分かりせんね…。
正面からですが、サーフェイサーを吹かないとやっぱり分からない。
砲の基部をジャンクパーツから作ります。 パーツ・ソムリエならこの部品のメーカーまで分かるかも知れませんね。 正直、精度などは出てなくて結構ガタガタだったりしますが ダストカバーを付けることを踏まえて、そんなにきっちり水平垂直を出さなくても良いかなって。 結構適当です。
車体正面に穴を開けます。 開けすぎると修正が面倒なので大胆かつ繊細に。
図面から割り出した位置に、とりあえず両面テープで仮置きします。 因みに軸位置は、車体左側から見た場合に底面からの高さが30㎜(プラ板の厚みを引くと29mm)、 車体の先端からも30mmの位置になります。 …たぶん。
車体上部を被せてみました。 正面の開口部が正確な物ではないので現状では窮屈そうですね 天板に当たってしまうので緩衝器は外しました。 砲尾のガードも外すべきですが、今はまだ残しておきます。 雰囲気も大事にしたい(でも完成すると全く見えない)。
正面から。 砲は中心線から右側に2.5mmだけオフセットされています。 写真ではさらにズレてますがこれは仮止めなので大丈夫です。
さて、ちょっと短めですが、今週はここまでになります。 次回はいよいよダストカバーの製作です。 更新日は一応1週間後の予定ですが、ちょっと伸びるかもしれません。 というのもこれは全くの個人的事情なのですが
生まれるのです!
予定日3週間も前倒しして遂に生まれるのです!
カヤパが!
ちがうカヤパじゃねーよわが子だよバカ!バカバカ!
この記事を下書きしてる時点ではまだ27日か28日か判断つかないのですが 何にせよ1週間はバタバタしてしまうので うーん、ちょっと色々どうなるか分かりません。 会社は欠勤しない予定なので製作は進むとは思いますが 土日はカミさんの所(病院or実家)へ行くので更新のみが出来ないかも…。 あるいは平日の夜に更新とかね。
といいますか、陣痛が始まったかも…とさっき(26日22時頃)病院から連絡があり 今回緊急の更新となりました。 深夜に立ち会えるのか、それともまだ出産タイミングじゃないのか全く分からないので とりあえず更新だけしてしまおうと。 今週のトピックが雑なのもそのせいです。
名前は…そうですねぇ… ちょうど今カノーネンヤークトパンツァーを製作しているしそれにあやかって
カヤ子にしようかなと。
するわけねぇだろ!呪い殺されるわ!
< 8/7 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんこんにちわはー。 ちょっとバタバタしておりました。
前回はてんやわんやでしたが、無事にわが子「かのん(仮名)」が生まれました。 それに伴って生活サイクルが大きく変わりましたので 以後の更新は月曜の21時頃になるかと思います。 どうぞよろしくお付き合い下さいませね。 土日はね、カミさんの実家に行ってるんですよ(現在単身赴任状態)。
前回は砲基部の位置を割り出して仮止めしたところで終わりましたね。 その続きから行きましょう。 あー…前もってお伝え致しますが作業は殆ど進んでいません。
砲に真鍮軸を刺して、防盾と繋げられるようにします。 水平垂直等の精度はあまり正確な物ではありませんが どうせダストカバーで隠れるし…。
プラ板をくり抜いて、ダストカバーの固定具を作ります。 確証は全くありませんが、ダストカバー固定具は真円と考えました。 厚みも実際はもっとペラペラなんですが見えなくなるし…。 黒いマーカーの線はキットのものですが、それよりかは少し小さめにしました (しかしそれは失敗の元となった)。
防盾をセットしてみました。 これはこれで良いんじゃないかなと思いきや…
いつもの事ですが、実車写真と見比べていて気が付きました。 防盾下側は結構丸みを帯びていて、カバー固定具と比較してみても、奇麗な曲線を描いています。 反面、手を入れた防盾はそこの配慮が足りず、鋭角的になっていますね…。 そのため、お互いの輪郭線が合わずに妙な隙間?が出来てしまいました。 これはなぁ…カヤパの顔だしなぁ…。
直しましょうか…
下顎にパテを盛って、より実物に近づけていきます。。 インジェクションで鋳造部品の再現は難しいと言われていますが それは自分が実際に手を動かしてみて実感しました。 形状出しの基点となる明確なポイントが無く、見る角度で印象が大きく変わるため 3次元形状の把握力がより問われるんですねぇ。
良い感じで丸くまとまりました。 ただ、実車写真をマジマジと見た事で、今度は上面の形状把握が間違っていた事に気付きました。 あー…面倒臭い…もういいや、徹底的にイジろう(泣
撫で肩を強調するため左右の上面にパテを盛ります。 これを整形してより実物のラインに近づけていきます。
地味な作業をコツコツと繰り返してようやく近いものになりました。 まだちょっと不満点はありますが…。
うーん、撫で肩具合が足りない…か。
あまり意味はありませんが、キットの元パーツとの比較です。 砲の付け根等、全体的に変化していることが判るかと思います。
正面からの比較。 特に上下幅が大きく変化していますね。 撫で肩に拘ったもののまだまだ不満はありますが、そろそろ皆さんも飽きたと思いますので 防盾は一応これで終わりにします。 当時販売されていた防盾のアフターパーツ買っときゃよかったなって。
で、とりあえず、仮軸位置のまま防盾をセットしてみました。
仰角は15度以上、俯角も-8度取れます。 この辺は概ね図面通りに可動します。
但し、左右の旋回が図面の半分も動かない…。 原因の一つが防盾とダストカバー固定具が干渉している事。 仮に干渉してなくても射界片側15度には出来ない。
そこでネットで色々と写真を漁って見たのだが 仰角で固定されている写真がほぼ10割で 俯角や左右に旋回した状態の写真・動画が全く見つからない。 この砲、Sタンクみたいに固定されてんじゃね?っつーくらいに行軍固定状態の写真ばかりなのだ。 なぜなんだぜ…。 もしお暇なら「Kanonenjagdpanzer4-5」で画像検索して見て欲しい。 色んな角度のカヤパの写真が見れる反面、主砲の位置は全て同じような角度を取っている。 これはドイツ連邦による機密保持の工作にちまいない!!1!!!!l!(ヤケクソ
仕方ないのでカヤパのリプレイ動画をダウンロードして検証してみました。 倉庫に所持していればもっと子細に観察できたんですけどもね。
3DCGモデルならダストカバーに隠れた砲基部を見ることが出来ます (カバーを外した実車写真もありましたが、正面と側面だけで後頭部がどうなっているかは不明)。 ボールジョイントのような基部になっていますが、どうも参考にした図面の物よりも 前よりに可動軸がありそうな気がします。 図面では正面装甲板と斜め上の装甲板との繋ぎ目辺りに軸がある感じでしたが、 3DCGではそれよりも前側、ボールジョイント付近にありそうです。
アナログチックに図面をコピーして砲身を切り抜きコラして、射角位置に合わせてみました。 一見すると図面の軸位置に問題なさそうですが、 防盾とダストカバー固定具が干渉している可能性があります。
横から見た時も、作図の線の太さのせいかもしれませんが 俯角を取った際の防盾位置が正面装甲に干渉してめり込んでしまっているようにも見えます。
この図面の軸位置、間違っているのでは?
< 8/21 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんこんにちわはー。 え!?カノパンに105mm砲を!!?? てかお前それどっから持ってきた。
えー、お盆休み中はどこへも行かず、子守に専念してました。 昼に寝て、夜から明け方までミルクあげたりオムツ変えたりの昼夜逆転生活。 それでもニヤニヤが止まらない。
で、もう2週間前になりますが、前回は「もしかして拾ってきた図面の砲軸位置が間違っているのでは?」ってところで終わりました。 まぁ結局、明確な資料が手元に無いので実際の所はどうだかわからず…。
もういい加減、決めてしまわないと先に進まないので、おおよそで位置決めしました。 図面よりも約30mmほど前進させて接着。 確信は無かったのですがもし間違っていても気付く人も指摘する人もいないだろうし良いかなって。 どうせカバーで覆っちゃうし、うn。
また、このままでは防盾がグルグル回転してしまうので、位置決めの為のストッパーを接着しました。 カバー関係の作業が終わるまでこれがガイドになりますが、最終的には完全固定します。
可動範囲もおおよそ図面通りに仰俯角が取れます。 想像ですが、几帳面なドイツ人の事だから、本来は防盾と前面装甲板がどの角度でもピタっと接するのかも。 ※相変わらず防盾ちょっといじってます
防盾に少し手を加えます。 同軸機銃口?を再接着し、溶接跡を付けます。 スリーブに6か所のビス止め穴を開けます。 写真ではマズルから防盾まで一直線につながってますが、 作業のしやすさを優先して砲身はまだ接着していません。
カバー固定具を再度切り出して接着します。
防盾をどの角度に動かしても固定具の内側に来るようにしています。 少しだけ隙間を開けておかないとカバーが上手く収まらない…ハズ。
随分時間をかけてしまいましたが、これでようやくカバーの製作に入れます。 防盾周りの工作や金属砲身対策のカウンターウエイト等、 まだまだやり残している作業がありますが、今回はここまで。
さて、今週はここまでになります。 来週はティッシュペーパーを使った図画工作の時間となります。 でも繁忙期に片足突っ込み始めたのであまり進まないかも…。
<8/28 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんこんにちわはー。 先日は富士総合火力演習がありましたね。 毎年名前を変え住所を変え10通くらい応募していましたがいずれも落選。 今年は行けないかも知れないけど一応出しておこうで1通のみ応募。 それが当選するとか運の使いどころを完全に間違えた私です。 うn…やっぱり何をどうしても行けなかったんですけどね。 あれは…いいものだーーーーッ!(涙
さて、今回は防盾カバーの製作になります。 カバーはコンカラー製作の時と同じ手順で作ります。 写真に撮るのを忘れたので簡単に手順だけ説明しますと 1:ティッシュペーパーに塗料を筆で叩いて染み込ませる 2:木工用ボンド適当に水で薄めてその上に塗る 3:サーフェイサーを吹く …となります。
出来上がったカバーを使って、まずはアタリを出します。 計算とか立体把握が苦手なので、試作品を作る訳です。 ただ、今回は手順を間違えた失敗作のカバーが手元にありますので まずはそれを使って型紙を作る事にします。
まず防盾周りに両面テープの細切りを貼ります。 粘着力の強いテープを使います。
防盾に失敗カバーを巻き、防盾のフチをマーカーで描きます。 裏から見ると何が何だか分かりませんね…(なぜ載せた。
砲基部に防盾をセットして、今度はカバー留め具の円に沿って大体のマーキングします。 ただし、カバーは折れ曲がったりして多少の弛みが必要となりますので ピッチリと線出しする必要はありません。
破らないように慎重にカバーを外したところです。 マーカーに沿ってカットします。 このカットした物は本番用の型紙になりますので別に保管しておきます。
その型紙から新たに本番用カバー(カバーの色が変わっている)を切り出して、両面テープで防盾にカバーを貼りました。 不注意で右上の方を破ってしまいましたが気にしない気にしない…。 ま、まぁ、まだ余白は十分あるし…一発で決まるとか考えてないし…。
カバーを少しシワシワにして、カバー留め具に合わせてナイフを直接入れて、 余分な所をカットしていきます。 刃で車体を傷つけないように慎重に慎重に…。
カット出来たら今度は留め具の方に両面テープの細切りを貼って行きます。 カバーを内側に押し込んだりして弛ませながら防盾をセットし、留め具に馴染ませていきます。 留め具から多少はみ出しますが、とりあえずマーカーで印をつけて、後でカットします。 試作品だし破れてはいますが…まぁ、良い感じに収まった…かな。
ところが である
いざ防盾を動かそうとすると全く動かない。 え?あれ?
動揺を隠しながら車体側面の隙間から指を突っ込んで内側から閉鎖器辺りをグリグリする。 相当な手応えを感じつつも強引に防盾を右側へ動かしてみる。 どうやらカバー固すぎ&弛み無さすぎ&砲軸緩すぎにより殆ど動かない…。 力を込めないとカバーの反発力?で防盾が正面を向いてしまう始末。 ああん?
俯角・仰角も一応取れて弛みも余裕がありそうだが、 同じように反発力が強くて指で内側から支えてないと元に戻ろうとする有様。 んんんんん~~~!!??
失敗したっ!!!!!11!!ll!???8??7????
< 9/4 粛々と更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんこんにちわはー。 クランチャットもめっきり過疎ってしもうた…。 小隊やりますぞー! 皆さんINしてくだされー!(←あまりINしてない張本人
さて…前回はカバーを取り付けてみたものの、砲の可動を著しく阻害するダメな結果になりました。 対策としては3点。
1:可動軸をポリキャップなどで強化する。 2:カバーをもっと柔らかいものに変える。 3:可動を諦める。
正直言うと真っ先に「3」が思いついたんだけど、もうちょっと頑張ってみます。 でもなるべく簡単で即席且つ効果的な方法が良い…。 ポリキャップを使えば概ね解決しそうだけど、砲基部関係を1から作り直すのはちょっと遠慮したい。 となると、すぐできるのは「2」のカバー作り直し。 という訳で、図画工作2時限目の始まりです。
大抵のティッシュは2枚1組になっているので、 今回はそれを1枚にに引っぺがして薄めた木工用ボンドに浸します。 なるべく大きいトレーを用意したほうが良いですこれは。 で、吊るして乾燥させたら、気のすむまで浸す乾かすを繰り返します。 1回目以降はボンドは裏面には染み込まなくなるので面倒でも裏っ返して両面に塗布。 とりあえず5回ほどやってみたが、もし他の社員に見られたら言い訳出来ない状況。 社「なに…その…なに?」 T「強い…ティッシュを…作りたくて…」 うn、通じねーな。
透けるほど薄いけど、多分そこそこ丈夫な強いティッシュが出来上がりました。 これに型紙を当てて輪郭線を写して切り取れば一応完成。
前回と同じように両面テープで雑に仮止めしてみたところ、 一応抵抗感はあるものの可動は…する。 手を放しても多少は戻るがほぼそのままの位置をキープする。 んー、これで行きましょうかー。
ただまぁ、分かってはいたけども、カバーが必要以上にめり込んでしまい 不自然な皺模様になる箇所があります。 カバーをもうちょいジャバラっぽく折り曲げられたら良いのですが…。
防盾の内側にあまりカバーが来ないようにストッパー代わりの板を接着します。 黒瞬着でガチガチに接着します。 実車とは構造があまりにも違いますが、まぁ、そこは良いかなって。
防盾を砲にセットして追加した板が可動を妨げないかチェックします。 んーー…右上に大きな隙間が出来てますね…後で埋めておくか…。
で、念のため砲がカバーのテンションに負けないように 金属板を接着して、車体の裏から磁石で固定する方法を取ってみました。 磁石と金属版が引き合う事で、ある程度左右の射角維持が出来る事を期待しています。 ※底面の写真は砲が右を向いている状態になります。 また水平軸は砲台座にぶっ刺しているだけなので、抜け防止の効果もあります。 ダメだったらもう諦めて磁石を外しちゃえば良いしね。 あー…さすがに仰俯角はどうにもなりませんけども。
さて、今週はここまでになります。 時間かけすぎな気もしますが、ここをしっかりやっておかないと取り返しがつかない事になるので もうしばらくお付き合い下さいませ。 次週は、今回作った新カバーの接着をします。 する予定です。 …たぶん。
< 9/11 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんこんにちわはー。 周りで模型製作をするとしあきが増えているようで嬉しい限りです。 初の模型製作だったり塗装で試行錯誤したりと 色々考えながら手を動かしている様は楽しくて面白い物です。 で、考えすぎて手を動かしすぎた悪い例がコチラ↓
先週作り直したカバーでようやく可動の目途が立ったので、 今週はそれを接着します。 と言いますか、砲の可動に関して、もう1か月以上いじくってんだな…。
カバーを見やすくするため緑のスプレーを薄く吹きました。 これを型紙に合わせて切り出し、瞬着で防盾に接着していきます。 ぐるっと接着したら予め皺を付けておきます。 このあと本来はベルト状のカバー止めを貼り付けるのですが それは全てが上手くいった時までお預けにします。 だって失敗するかもしれないじゃん?
金属砲身の重量を打ち消すため、閉鎖機の後ろにナット類でカウンターウエイトを接着します。 砲身の重さを計測したわけではないので割と雑&適当です。
ようやく車体上部と下部を接着します。 これでもう砲関係をやり直すことが出来なくなりました。 覚悟完了!やるしかねぇ!
とりあえず防盾をセットしてカバーを当ててみました(ビビッてるのでまだ接着はしてません)。 指でカバーを抑えて仰俯角や射角の確認をして どのくらいの弛みが必要かを詰めていき、追い込んでいきます。 もう失敗は許されない!
とかやってたら破れてしまいまして…。 ここはカバーを貼り合わせるため2枚分の厚みとなり またシワが集まりやすく逃げにくい場所でもあるので負荷がかかったようです。 ぶっちゃけ失敗ですわコレ。 うへぇ…やり直しだー…。
でも1からやり直すのは流石に面倒なので、カバーの細切りを瞬着で上から接着しました。 強度最優先で皺状に曲げても剥がれてしまわないようにガッチリ接着します。
逆にそれが仇となりむしろ余計に破けました…。 えっと…つまり柔軟性が無くなり?皺状にしたら?硬くて割れた?みたいな感じかな…と…。 モウダメダー コノカバーハオダブツダー
やり直し! 剥がす!剥がす!(泣きながら)剥がすっ!!!
剥がしたついでにカバーの車体へのめり込み防止の為のプレートを追加します。 転んでも只じゃ起きない!
BOKUはMAKEない!!!1!!!!!
今週はここまでになります。 もし次でカバーが上手くいかなかったら…うーん…固定にしちゃうかも。 さてどうなる事やら。
そしてそして。
先週もそうでしたが、本業が急に繁忙期に突入してしまい、工作を進めるのが困難になっています。 毎日少しずつイジってはいますが次週更新するほどの量にはなりそうもないので 次回は1週飛ばして2週間後の25日の月曜日の更新となります。 試行錯誤のし過ぎ+本業多忙で順風とはいえませんが 気長に応援よろしくお願い致します。
< 10/2 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんこんにちわはー。 ご無沙汰しておりまして、実に3週間ぶりの更新です。 初っ端からアレで申し訳ないんですけども「作業内容が3週間ぶん捗った」訳ではない上に 諸事情により以前よりも薄めの内容となってしまっています事、ご了承下さいまし。
先日、世間ではホビーショーが行われていましたね。 個人的に気になったのは色々ありましたが、やはり1/35のセンチュリオンでしょうか。 史実版が出たら購入したいアイテムです。
さて。 自分でもどこまでやったか忘れてましたが、 えーと…防盾カバーの補強をして失敗したところ…から…か。 補強に使用した瞬着では固すぎて割れてしまったんでしたね、そうそう。
これについては下記コメント頂いた通り 試行錯誤をしてみました。 では本編へ。
アドバイスを頂くよりも前に、性懲りもせず再びティッシュカバーを瞬着で接着していきますが 今回、最後のカバー同士が重なる所には木工用ボンドを使用しました。 これで多少の皺にも破れず追随できる…はず。
ちょっと弄ってみて、これでイケる!大丈夫だ!と確信、覚悟を決めて防盾を射軸に接着。 これでもう防盾は車体と接続されて外す事が出来なくなりました。 で、カバーは向かって右下から車体に接着し始めました。 一か所既に破れてますが、これは瞬着が思わぬとこに付着してしまい 車体から無理やり剥がしたために出来てしまった傷跡です(下の写真の方が分かりやすいか)。 心折れかけましたが大丈夫、問題無い。 精神的な余裕は無いがカバーには余裕がある。
今度は反対側の左下半分を接着します。 防盾を動かして可動範囲を確認しながらの接着ですが 動かせば動かすほどカバーにダメージが蓄積するので気が気じゃない…。 これで失敗したら本当にどうしようもない…! 慎重に慎重に…。
とかやってたら見事に破けたYO! おい!オイオイオイ! mjkmjd…。 ああああぁあぁあおあああああぬあああっっっっ!!!1!! これにてティッシュの使用を断念する! 新素材を手に入れよう! 悔しくなんかねーよバーカバーカ!(泣
とは言いましてもねぇ…。 ユザワヤに行ってる余裕も無く、会社の資材をザっと見回しても使えそうな物も無く。 ダメ元でね、手元にあったコンビニとかの店頭にある傘袋(艶消し仕上げ)に 前作アオシマ・ヤクパンの時にお世話になったガイアノーツのプライマーを塗ってみたんですよ。 これだけ強力なプライマーなんだしビニール素材にも喰いついて塗装できるんじゃ…
出来ませんでした
当たり前だわね。 写真を撮り忘れたので説明文だけですが プライマーを塗ってある面は確かに剥がれにくくはなりますが それでもやっぱり皺をつけるとペリペリと剥がれていきます。 冷静さを欠いているのは自分でも良く分かっているんですが、やってみないと気が済まない。 他にも使えないアイデアなら幾らでも湧いてきます。 アーミーショップとかで貰えるダークグリーンのビニール製買い物袋を使えば 塗装できなくてもそのまま使えるのでは? 色味が多少違っていてもむしろアクセントになって良いのでは?と考えたが 車体や防盾への接着が不可能無いしは困難であると予想し断念。 うーn…うーn…。
薄く、丈夫で、柔軟性があり、切り貼り出来て、塗装も可能…。 そんな夢の素材… …ん?んんんんん~~~???!!! 本業に追われていたある日、ビビビッと来たんですよ。
これだ!これなら!?
早速購入してきました。
なめらかフィット感 パンチーストッキング。 これね。 アルプラザの婦人服売り場に若干緊張しながらもしれっと足を運ぶとと そこにはまるで私を出迎えるが如く、各ストッキングのサンプルが無数に置いてあるじゃありませんか。 色や質感、手触りなどを実際に触れて比べる事が出来るので とにかくキメが細かく柔らかく薄いパンストが無いか(店員の視線を跳ね除けて)吟味します。 予算も無いので1つだけ手にしてレジに持って行き(店員の視線を跳ね除けて)購入しました。 購入したパンストは3足1セットになっているので多少失敗しても余裕がありそうです。
とりあえず履いてみました(職場で)。 うん…あったかい…。 この感覚って見ず知らずの女体に憑依したのと同等&同意なんじゃないかな。 どうでもいいわ。
早速加工しようとデザインナイフやハサミをつかっていざ切ろうとするが、全く切る事が出来ない。 知らなかったそんなの…。 少々慌てましたが、職場に裁断ハサミがあったのでそれを使って適当にスパッと切ります。
そのままでは柔らか過ぎるため、同じように木工用ボンドをつけますが ティッシュと違って染み込んではいかないので、どっぷりと漬からせます。 やべーな…ワクワクが止まらねーな!
日光で自然乾燥させたものです。
無い知恵絞ってアドバイスもいただいて恥を忍んで購入してきて 時間を作って加工して出来た夢の新素材は 控えめに言って使い物にならない物に仕上がりました。
購入前には全く気にならずツルツルスベスベだと思っていた表面は 思った以上に表面が毛羽立っていてガザガザと手触りも宜しくない。 何よりボンドを塗布したことで異常に硬くなる始末。 中国産ウナギの皮とでも言いましょうか、とにかく硬い。 じゃぁボンドに付けなければ使えるんじゃないかと思うんだが そのままでは鋭角の皺が出来ない為、1/1スケールの布感がハンパ無い。
なんでこの戦車、首にパンスト巻いてるの?
そんな無邪気な質問を投げかけさせるわけには行かない。 諦めずもう少し試行錯誤をする。
表面の質感はなんとかなるんじゃ無いかと思い、 硬化したボンドを細目の紙やすりで少しヤスって慣らしてみたが効果は無かった。 ボンドを付けずに塗装をしてみたがやはり毛羽立ちはどうにもならなかった。
パンストは夢の素材にはならなった…ならなかったのだ。 余った2足が泣いている。 私の心も泣いている。
そう…これは、一人の職場モデラーの挫折と不成功の物語…。 終わりの見えない物語…。
今週はここまでになります。 なんとか時間を作って新素材を導入するべく 次回の更新はまたしても2週間後となりますので 生温くお付き合い下さいませませ。
次回更新は<2週間後 10/16 月曜日>の予定だったのですが 相変わらず<本業多忙の為、1週間後 10/23 月曜日>に 変更させて頂きます。ごめんねごめんね。 決してB-…他の作業に気を取られているからとかではありません。 アレは自宅製作用ですしおすし…。 カバー用の新素材の開発も続けておりますが、まあ、そう上手くは行かないわな。
今週のつぶやき:カバーがね、あと一歩というとこまで来てダメになるの繰り返しです イケル!っていう手応えはあるんだけどなー
恒例のアンケートです。 ご協力くださいましまし。
WoTのカノパンは…
※まさかアンケート中にbuffが来るなんて…評価がどう変わるか楽しみですね
実車のカノーネンヤークトパンツァーは…
※見かけは良くても関わりたくはない…なんというambivalence…
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