マウス のバックアップ(No.3)

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ドラゴン、プラッツから発売。



デカァァァァァいッ!
説明不要!

















































 …ってだけではアレなので。


 初版がいつ頃だったか不明だが(恐らく20年ほど前のはず)発売されたときの衝撃は凄まじかった。
 当時メガドラのアドバンスド大戦略でマウスを知った自分には髭総統並みに凶喜したものだ。
 今でこそシャールやT-35、カールやドーラまで発売される時代になったが
 マウスの存在感は今の目で見てもやはり別格なものがある。
 そしてその人気ぶりと唯一無二の模型のため何度も再販されている。
 販売元が異なってはいるがガルパン版のほうも基本的には同じものだ。



  • 極太履帯…
    大きさの割に部品数は少なく組み立ても難しくない。
    足回りはサスペンションが一体化されて非可動のため、数の多さにうんざりはすれどそれほど手間はかからないだろう。
    ただし、転輪の配置には不備があるとの話も聞くので気になる人は下調べをしてから組み立てたほうがいい。
    履帯は接着組み立て式だが、上面は装甲に覆われて完成後は見えないのでC字型に組むのもいいだろう。

  • 垂直装甲の車体…
    車体上面のパーツは大きく平たい為、保管状態によっては反ったりしているかもしれない。
    お湯につけて戻したりプラ棒で補強をしたほうがいいだろう。
    一部の溶接跡が無かったり装甲板の組継がおかしかったりするようなので好みに応じて手を入れてみると良い
    (発売当時、技術も知識も無かったのでそのまま組んでます)。
    車体上面グリル内部は実車はハニカム構造の格子になっているようだが、このモデルにはエッチング等は同梱されていないので筒抜けになっている。
    正面の跳弾板も補強リブが無かったり分割線が入ってなかったりと細かいところで不備が見られる。

  • 軽戦車程の巨大砲塔…
    砲塔はかつてないほどのシンプルさで簡単に組みあがる。
    ただし防盾は切削跡が無いのでパテ等で裏打ちした上で削り込んでみよう。
    この切削は外部視察装置の視界確保のためと言われており、試作車ならではの対策で面白いのでぜひ再現したいポイントだ。
    かつては切削済のアフターパーツが発売されていたが今では入手不可能だろうからぜひ頑張って加工してみよう。
    ちなみに砲塔内部はがらんどうで何も無い。

  • 山のような存在感…
    車体後部にある巨大な燃料タンクは一つの見どころになるのだが、
    残念ながら給油パイプが再現されていない。
    大柄な車体に細かなパーツがあると見栄えが良いので再現してみるのもいいだろう。
    他にも燃料タンク固定ベルトがない、車体下部の牽引ホールドがない等、手落ち箇所が後部に集中している。
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    ※燃料タンク周辺。給油パイプを適当デッチアップ。

  • ごきげんなマウスだ…
    古い製品のため色々と問題はあるが、下地が良くできており手も入れやすく、ぶっちゃけそのままでも十分な内容だ。
    工作や塗装に凝ってみるのも良いし、パパッと組んでドイツ技術の集大成を楽しむのも良い。
    今なら入手しやすく値段も手ごろなガルパン版でいいんじゃないかな。

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    ※車体右側。左ライトが紛失している事に気付く。
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    ※左後部。迷彩は組説を参考にしている為、史実的ではない。嗚呼色々とリベンジしたい…。



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