コンカラー のバックアップ(No.5)

co.jpg
ドラゴンからブラックラベルで発売。
車体上部が違うらしい。 


 車体編:当初の予想をはるかに超える長さの為、折りたたんでいます

   

 砲塔編:更新をわかりやすくするため、前回までの内容は折りたたんでいます


<12/10更新>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




みなさんこんにちわ、続々と黒塗りBシリーズが販売されてますねぇ。
日本戦車B実装の際はぜひ漆塗りでお願いしますいえ結構です。



さて前回間に合わなかったケーブル巻きを作りましょう。



150a.jpg
実物はこのようになっています。
布製のカバーで覆われているようですが内部でケーブルがどうなっているのかは分かりません。
とりあえずカバーを止めているベルトを作りましょう。
写真からではよくわかりませんが、ちょっと特殊な形の金具が使われているようです。



157.png 150.JPG 
金具は恐らくこのような形をしているのではないかと思いますが
ちょっと形状は省略してそれっぽくベルトを通れせるような金具を作ります。
まずは真鍮線を四角に曲げて真ん中にもう一本ハンダ付けして「日」の字にします。



151.JPG 152.JPG
防盾のカバーに使ったティッシュの切れ端を細切りにして通します。
対になる側も作っておきます。



154.JPG        
上で作ったベルトを繋ぎます。
※金具の形が気に入らなかったので作り直しました。



162.JPG 163.JPG
ティッシュでカバー部を作り、ベルトを接着します。
横から見るとこんな感じになりました。



155.JPG 156.png
実車写真を参考にコの字ハンドル?を接着します。
下から覗くと内部が見えそうなので念のためケーブルも再現しておきます。
実車ではベルトの両端がカバーに縫われてませんね…どうなってんだコレ…。



164.JPG 165.JPG
長さを調節しつつロールに巻いてカバーの完成です。
塗装してから巻き付けたほうが良いかなと思って、まだ接着してません。
ちょっと間延びしてて大味ですけど無いよりかは良いかな。
あとでもう少しだけ切り詰めてみようと思っています。
ハンドルに引っ掛けて巻いてあるのは…なんだろう…たまたまそうなってたのかな。
下から無理やり覗き込むと内部のケーブルが見えます。



ではいよいよキューポラに行ってみましょう。
ゴールは近い!!



166.JPG
キューポラの大まかな部品構成です。
特徴的なステレオ測距儀ですが閉じた状態で一体成型されており、
接着した後に繋ぎ目消しも必要になります。
折角なので開閉可能に改造しましょう。
キューポラには溶きパテで軽く鋳造表現を施しておきます。



167.JPG
まずはナイフで丁寧に削ぎ落します(丁寧ってなんだ)。



168.JPG
次にレンズ穴を開けて…んんーー?…なんかこの辺のもったりした造形が気になるぞ?
ああイヤだなぁ、ブラックセンサーが反応しちゃったよ…。
では実車で確認してみましょう(←地獄の始まり



161.jpg
ああやっぱり…。
くり抜かれてカバーみたいになってる…。
飽くまで想像ですが、三角のレンズ穴カバーを動かすロッドのようなものが
側面を通って90度曲がり、砲塔内部と機械的に繋がっているのではないでしょうか。
ちょっとこの辺いじる必要がありそうですね…。



159.JPG 160.jpg
見難いですが、これは破棄された車両の写真で、カバーが外されています。
カバーの根本は砲塔と一体成型されていてL字型に曲がり、受けの為のボルト穴が開いています。


その受けの部分は溶接されているようです。
この写真では光で飛んでしまってますが、受けとロッドカバーの接点には当然ラインが入ります。



158.png
その他数点の判別し辛い写真から推測するに、カバーはこのような構造になっていると思われました。
厚みとか比率とかは適当です。



169.JPG 170.JPG
以上の写真をもとにナイフで削りこみました。
元パーツとくり抜いたパーツの比較です。
またキットではロッドカバーが丸い一体型なので、彫り込んで面を出します。
受けとも一体成型なので中央をスジ彫りします(ヨレていますがあとで修正)。



171.JPG
次に、くり抜いた部分にそれとなくロッドを追加して、可動しそうな雰囲気にします。
ここはもう写真の無い想像です。
他の写真ではカバー内側は影で潰れて見えないため、砲塔側にロッドが通る穴があるのか分かりません。
ただ、わざわざボルトでカバーを止めてあるということは、整備のために外せるようにしてあるわけで
そこに何か無いとおかしいんですよね。
それがロッドなのかケーブルなのかは分からなかったので、
三角カバーに繋がる側面の張り出しを鑑みて、今回私はロッドにしたという訳です。



172.JPG
ではここで一旦戻って、本体から切り取った三角カバーに真鍮線で作った軸を接着します。
同時にこの軸が通る穴を本体に開けておきましょう。



173.JPG
キューポラに測距儀を接着する前に、穴を開けておきます。
これは測距儀のレンズ穴の内部を透明部品にするか、透明の保護ガラスにするか、
いずれの場合も後付工作できるようにしておく為です。



174.JPG 175.JPG
接着をして繋ぎ目を消し、三角カバーを付けてみたところです。
後部のカバーを空洞化した効果が出てますね。
あ、後部カバーと受けのスジ彫りが太めですが、塗装で埋まると思うので…。
いや…うん、後でやり直すかもしれない…。
なお、測距儀に細工しない場合でも接着後に繋ぎ目を消す必要があります。



176.JPG 177.JPG
これで三角カバーの開閉稼働が出来るようになりました。
では、反対側も同じように加工しましょううわめんどくせーなおわんねーぞこれ!



178.JPG
という訳で、今回はここまでとなります。
キューポラを形にしたかったんですけど、あちこちに落とし穴というか
ドラゴンからの挑戦状というかそんなのに阻まれて思うように進みません。

とはいえ残すはキューポラ関係と機銃のみとなり、あと2回で終わりそうなのですが、
そこをなんとか次回で組み立てを終了したいと思います。
まぁ無理っぽいですが…。



あとね…車体の方にね…致命的なミスがね…みつk



次回更新は12/18頃日曜日の予定です。






今週のつぶやき;俺には戦車しかないんだ!だからWoTがいちばんいいんだ!(ディスコのお舟部屋を眺めつつ






☆としちゃんによる次回製作投票結果☆
4c.png
あ、これpng画像なんで。クリックしちゃった慌てんぼさんは今すぐWGにGET GOLD!


さて長い事お付き合い頂きました「次はこれを作れ!」投票が終了しました。
個人的には金属砲身買っちゃったT-10に願いを託していたのですが
みなさん大人気のネタ車両「ブロンコ:装甲自走砲4号C型」が
異常なまでに執着されて終始トップを独走。
中盤からそれを阻止せんとすべくジャンボが重い腰を上げて喰いつくもあと一歩足りず。
T-44が下位集団から抜け出せずにその他選外へ。


結果、来年は箱からのスタートになりました。
多くの投票有難うございました。また次々回製作ではジャンボも視野に入れないとね。








ここまでお付き合いして頂きまして有難うございます。
今後の良き模型ライフのために皆さんのご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。


選択肢 投票
参考になった!ぼくもコンカラー作るぞ! 0  
参考になった!ぼくは作らない! 3  
参考にならない!ぼくならもっと高性能な戦車にする! 0  
タミヤから発売されるまで待つね! 0  
がんばれ 1  
もっとがんばれ 0  
本業大丈夫ですか? 3  
その他 0  












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    • いえいえこのコンカラがアレなだけで、最近は各社色々工夫して組み立て易くしているんですよ。
      あと折角UPするんだから重箱の隅を突いていこうかなって。普段はここまでいじりません(製作者より -- 2016-10-03 (月) 16:24:43
  • アットホームな明るい職場です -- 2016-11-14 (月) 06:30:21
  • ちょっと目を離した間になんだかすごいことになってる…… -- 2016-12-26 (月) 22:23:27
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