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タミヤ 1/48 MMシリーズ イギリス巡航戦車 クロムウェルMk.IV  (WoT仕様)製作編
&ref(box.jpg,nolink,50%);
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コンセプトは
・なるべく面倒くさいことはしない
・なるべくサクッと作る
・なるべくWoT仕様に近づける
・完成させる
・完成させる
・完成させる
を目標に挑戦してみようと思います。
はたしてエタらないで完成させることができるのか?!
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#region("Day1")
&ref(1.jpg,nolink);
キットの内容は特に問題ないはずのタミヤ製。
ただし一点注意しなければならないのはシャシーが無駄にダイキャスト製という点。
処理するのが面倒なのはそれくらい?というか「どこが違う」とか「あそこが変」なんてのは僕にはわからないのでほぼ素組みでいきますよ。
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まずは下回りから。
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&ref(2.jpg,nolink);
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これが問題のダイキャスト製シャシーですが、何が問題なのかというと
1.サスペンションのディテールが一切ない
2.塗装面にホコリを噛んでる
3.車体色吹く前にプライマー吹かないといけない
4.プラと接着する時は瞬間接着剤が必要
などなど。
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1.に関してはタミヤ1/35のクロムウェルにはサスペンションのパーツが組み込まれているみたいですが、作例やWoTのモデリングを見てもそんなに目立つもんでもないので無視!
2.に関しては気になる人は塗装を剥がした方が良いかもしれません。この辺は個体差なのでなんとも言えないですが、とりあえず今回は無視!
3.に関しては家のマウンテンサイクル(押入れ)からメタルプライマーが発掘されたので問題ないでしょう。
4.に関してはちょっと切実で、そのまま接着すると場所によってはバリっと剥がれるかもしれません。なので塗膜を落として軽く接着面をヤスリで荒らしておこうと思います。
という風に、ダイキャスト製シャシーはちょっと気を使う部分がありますね。それでもプラスチックで箱型の車体をしっかり組み上げるよりは楽かもしれません。
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とりあえずシャシー制作方針が固まったところで、面倒くさい殿堂入りの転輪から手を付けていきます。
クロムウェルは起動輪・遊動輪が一対、転輪が10枚なので比較的少ない方だと思うのでさくっと片付けてしまいましょう。
ざっくり切り出してゲートとパーティングラインを処理します。
ちなみにパーティングラインを処理する際は自分はコレを使っています。
&ref(6.jpg,nolink);
[[ガイアノーツ マイクロセラブレード>http://amzn.asia/di7oKAF]]
デザインナイフでカンナがけをする方法は有名ですが、それに特化した道具がこのマイクロセラブレード。
デザインナイフと違い、誤ってパーツに傷が入る可能性が極端に少ないので非常に楽チン。
ただし落とすと容赦なく刃が折れる上に、替刃はちょっとお高いので注意しましょう。
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&ref(7.jpg,nolink,60%);
アニメ見ながらガリガリやってハイ終わり。この後800番のヤスリで仕上げています。
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&ref(5.jpg,nolink);
説明書ではこの段階で転輪同士を接着するように指定がありますが、塗装する際面倒なのでとりあえず様子見で接着せずにおきましょう。
というわけで一日目終了。
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#region("Day2")
さて2日目は車体下部から行きましょう。
と言っても車体上部とのかみ合わせをチェックしないといけません。
&ref(8.jpg,nolink);
車体上部とシャシーはビス止めになっています。こちらの具合はなかなかピッタリ行きそうな予感。
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&ref(9.jpg,nolink);
&ref(10.jpg,nolink);
仮止めですがリアパネルとフロントパネルの具合を確認します。
やはり曲者なのはダイキャスト製のシャシーと接着しなければならないリアパネルとフロントパネルです。(Day1で指摘した点)
前後ともほとんどダボがないため左右にブレる上、車体上部とのかみ合わせも微妙に合いません。
今回は面倒なので車体上部の目立つ部分がしっかり合えば良しとします。どうせシャシーとパネル部分は履帯と転輪で見えなくなるだろうし。
&ref(11.jpg,nolink);
ご覧の通り、シャシーのダイキャスト部分とパネルの接合はダボがないので結構曖昧です。車体上部とを基準にすり合わせをしていこうと思います。
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&ref(12.jpg,nolink);
で、車体上面と下部パネルをあわせる前に車体正面と上面のパネルのすり合わせをしなければなりません。
こちらの接着については特に問題がなさげなので、ちょっとすり合わせればOK。機銃は後からでも取付可能なので塗り分けてから接着します。
ちなみにボールマウントの機銃は可動するように設計されています。さすがタミヤ。
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&ref(13.jpg,nolink);
車体上面と正面のパネルを合わせる前に側面パネルとハッチのすり合わせをしなければなりません。
とりあえずヤスって合わせてみます。でもなんかWoTのモデリングと微妙に違うような気がする…。
モデリングの方を見てみるとかなり側面ハッチの肉厚が薄いような気がしますが、キットの方はかなり厚みがあります。
ていうかどういう風に開くんでしょうねこのハッチ。
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側面パネルは上手いこと?ハマりましたが上面ハッチはどうにも収まりが悪いです。
WoTのモデルを見ても面一になってるのかどうか判別がつきません。
とりあえず無理矢理すりあわせてしまいましょう。
&ref(14.jpg,nolink);
はい、接着。ですが、どうやら側面パネルのフチと上面ハッチは同一の部品、というかチリがあってなければならないっぽいですね。
この辺はあとで修正するかもしれません。
というわけで二日目終了。
#endregion
#region("Day3")
3日目は車体上面を少しづつ進めていきます。
最終的なシャシーと車体上面の接合をする前に、取り付けられそうな部品はちゃっちゃと接着してしまいましょう。
まずはエンジンデッキ周辺から。
&ref(15.jpg,nolink);
WoT仕様なのでノルマンディーカウルを取り付けます。
穴を開けるだけ。終わり。ご丁寧に開ける場所に受け溝があるので楽勝です。
カウルと排気口?本体はリアパネルとの接合が必要なのでとりあえず接着しないでおきます。
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お次は雑具箱。
同じようなのを3つ作るだけですね。(特に面白みもないので写真はありません。)
車外装備品は塗り分けてから接着する予定なのでとりあえず今回はパス。
&ref(16.jpg,nolink);
また、フェンダーは組み付けてしまうと履帯が組めなくなってしまう可能性があるため車体への取付前までで止めておきます。
とりあえず目立ちそうな押し出しピンは埋めておきました。
(このキットはプラ製履帯の連結式なので塗装後に組み付ける予定です。)
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&ref(17.jpg,nolink);
Day2で取り付けた側面パネルと上面ハッチですが、これは側面パネルのヒンジを軸にパカっと開く、のが正解のようです。
上面ハッチは車体上部と面一なのが正解のようなのでそのように加工します。
とりあえず接合面に流し込み接着剤を再度流し込んで強固に接着し、ギャップのある部分を削り倒してしまいましょう。
あとは接着剤で埋まってしまったモールドを掘り直して完成です。
というわけで三日目終了。
#endregion
#region("Day4")
4日目は引き続き車体の製作を進めて行きます。
3日目にちょろっと書いたフェンダーの処理。
&ref(19.jpg,nolink);
切り出してなんとなく仮止めしてみますが、やはり全て取り付けると履帯が組めなくなるような気がします。
フロント・リア共にサイド部分のフェンダーは取り付けずに塗装後接着にしようと思います。
またゲーム内モデリングを見ればわかりますが、フェンダーのフチはかなり薄くなっています。
&ref(18.jpg,nolink);
ヨレヨレにひしゃげているのがわかるでしょうか。
キットの方は成形の都合上厚みがあるのでフチを薄々攻撃するだけで印象がかなり変わると思います。
使うのは転輪の整形にも使ったマイクロセラブレードです。これでアニメでも見ながらガリガリやります。
&ref(21.jpg,nolink);
&ref(20.jpg,nolink);
実際のところ効果のほどは…うーん言われれば気付く程度かなぁ。
もともとキットの状態でそこそこの薄さがあるので今回削った場所ぐらいだとあまり目立ちません。
一番目立つのはリアフェンダーのリブ?でしょうか。(WoT内モデリングで赤丸のしてある部分)
ここは加工も面倒くさいですが多分やったらやっただけの効果があると思います。やらないけど。
気合のある人はエッチングに置き換えるなり、プラバンで作り直すなりしてみてはいかがでしょうか。
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&ref(22.jpg,nolink);
とりあえず組み付けられるフロント・リアのフェンダーを組み付けた図。
というわけで四日目終了。
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#region("Day5")
5日目はリアパネルを組み上げてしまいましょう。
&ref(23.jpg,nolink);
部品点数は大したことがありませんが、左右に付く部品の面倒な場所に押し出しピンの後があります。
ボルトのモールド等と近く消すのが面倒くさいですが、流石に目立つ場所にあるので消しておきます。
こういった場所を加工する際は、基本的にモールドは一旦削り取って復活させるほうが綺麗に仕上がりますが面倒なので今回はそのまま加工します。
&ref(24.jpg,nolink);
ハイ終わり。
サクッと終わらせたような書き方ですが、面倒臭すぎて結構な時間が掛かってしまいました。
ところでこういったパテ盛りには瞬間接着剤や瞬間接着パテを使っています。
[[これ>http://amzn.asia/hujAAfo]]とか[[これ>http://amzn.asia/1gU9lop]]
[[硬化剤>http://amzn.asia/fYFnYFy]]を吹き付ける事で一瞬で硬化するので作業性抜群です。
黒い瞬間接着剤は柔らかく切削性に優れているような気がします。
カラーパテは黒い瞬間接着剤に比べると硬化後はぼちぼち硬いので用途によって使い分けると良いと思います。
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また、ちょっとしたパテ盛りには[[ペーパーマット>http://amzn.asia/2FJNWXv]]と[[グルーアプリケーター>http://amzn.asia/gr2TSOO]]が便利です。
ペーパーマットは気軽に使い捨てるにはちょっと価格が高いですが、黒い瞬間接着剤等はペリッと剥がれるので一枚でかなり使いまわしが効きます。
ちなみにペーパーマットはガムテープで代用可能です。(粘着面ではなくツルツルしてる面)
こちらは机に貼り付けておけるところが便利。
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グルーアプリケーターはただのプラスチック棒に見えますが、パテが食いつかずにペリッと剥がれるの掃除いらずなところが気に入っています。
パテ盛りの度に片付けをするのが面倒…という人は是非購入を検討してみてください。
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&ref(26.jpg,nolink);
瞬間接着剤、クリアボンド、ポリパテなど色々な物をペーパーマットとアプリケーターで混ぜ混ぜしています。
それでも汚れが落ちやすく片付けが楽なので重宝しています。
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そんなこんなでリアパネルが組み上がりました。
&ref(25.jpg,nolink);
パーツ同士の合いも上々なので特に言うこともないですね。接着痕を軽く処理して終了です。
というわけで五日目終了。
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#region("Day6")
なるべく面倒くさいことはしないとか書いておきましたが、どうしても気になる部分が出てきてしまったので面倒くさい作業をします。
エンジングリルのメッシュ状のパーツなのですが、カウルをつけてしまえば目立たないかなーなんて甘く考えていたのですが、これが結構目立ちます。
はっきり言って本当に面倒くさいですが金属メッシュに置き換えることにします。
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まず、キットのパーツを両面テープで0.5㎜のプラバンに貼り付けざっくりハサミで切り出します。
てきとーに切り出したパーツを整形して大まかな形を出します。
切り出したプラバンを金属メッシュにクリヤーボンドで接着し、こちらもざっくりハサミで切り出します。
あとはテキトーにペンで辺りをつけて切り抜きます。
これでグリルの裏側の枠が出来ました。
&ref(28.jpg,nolink);
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ゲーム内モデリングを見てもらえば分かる通り、エンジングリルのメッシュはちょうど金属のフレームで挟まれているような格好になっています。
なので表面のフレームも作らなければなりません(めんどくせぇ…)
&ref(31.jpg,nolink);
分かりにくいですが、グリルの上面、メッシュ状の部分とフレーム部分のギャップは殆ど無いように見えます。
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裏側はフレームを0.5㎜のプラバン+金属メッシュの分の高さがあるので、寸法通り収めるために表側のフレームには0.2㎜のプラペーパーを使用します。
プラペーパーも裏側と同様にクリヤーボンドで接着します。
クリヤーボンドを使用する理由は、瞬間接着剤等と違い失敗しても剥がしてやり直しがし易いためです。
裏側同様テキトーにプラペーパーに接着しざっくりとハサミで切り出した後にヤスリで整形します。
&ref(29.jpg,nolink);
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その後テキトーに引いたアタリにそってフレームを切り抜きます。
で、当然フレームのフチも覆われているので4面を同じくプラペーパーで塞いで完成です。
&ref(30.jpg,nolink);
相当行き当たりばったりな作り方ですが、まぁ概ね形が出れば良しとします。
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ざっくりした作り方ですが、なんとなく雰囲気が良くなった気がしますね。
四方をプラバンで覆っているため、ある程度寸法が雑でも微調整してはめ込む事ができました。
&ref(34.jpg,nolink);
ちょっと車体側のフレームが太いかな?あと8箇所固定用のボルトが再現されていないのでテキトーなアフターパーツでも貼り付けて起きましょう。
なかなかイキフン出てるんじゃないかと思います。タミヤの純正エッチングパーツを探しても良かったのですが、スクラッチするのも楽しいですね。(面倒くさいけど)
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二日目に接着した側面パネルですが、どうやら車体上面とのギャップはないような気がします。(ゲーム内モデリング参照)
&ref(32.jpg,nolink);
なのでプラ材を貼って隙間を埋めておきました。
&ref(33.jpg,nolink);
正直接着前にやればもっと楽だったのですが…この辺はリサーチ不足なので仕方ない部分です。
というわけで六日目終了。
#endregion
#region("Day7")
そろそろ車体製作に飽きてきたので砲塔部分に手を入れようとおもいます。
と、いっても比較的簡単そうです。
とりあえず様子見で仮組みしたら
&ref(35.jpg,nolink);
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接着できるところまで接着してしまいました。各パーツの合いはバッチリです。さすがタミヤ。
&ref(36.jpg,nolink);
細かい部品で接着できるものも接着してしまいました。(ハッチとか砲塔吊り下げ用のフックとか)
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あと、説明書の指定でなんだかよくわからない三角形の部品を取り付ける穴を開けておきます。
&ref(38.JPG,nolink);
&ref(37.jpg,nolink);
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駆け足でここまで来たので一度ゲーム内モデルを確認しておきましょう。
&ref(39.jpg,nolink);
…??
謎の三角形なくない?
ゲーム内モデルをみると本来の取り付け位置を埋めてあるように見えます。
ていうか謎の三角形(C1・C3)はなんなんだよ!
&ref(40.jpg,nolink);
&color(Red){&size(30){誰か説明してくれよぉ!};};
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…開けてしまった穴はしかたないのでこのまま謎の三角形をつけるか、あとで埋めるかどちらかにします。
とりあえず一悶着あって疲れたので七日目終了。
#endregion
Day8
みなさまご無沙汰しております。
忌々しい梅雨をいかがお過ごしでしょうか。
後ほど書きますが色々あって思うように製作が進んでいなかったので大分時間が空いてしまいましたね。
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&ref(41.jpg,nolink);
早速ですが進捗です。
前回更新から比べるとかなり形になった気がします。(組み上げてざっとサフを吹いただけ)
いい加減進まないので無理にでも組み上げてしまいました。
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で、前回説明してくれよぉ!で終わった謎の部品ですが、親切な方が更新日の翌日に教えて下さいました。
どうやらあれは直接照準器だそうです([[参考>http://www.ms-plus.com/51880]])
ですが、既に埋めてしまったので今回はやっぱりオミットで行きますごめんなさい。
&ref(42.jpg,nolink);
埋めた跡がちょっと荒いので後でもうちょっと修正しようと思います。
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&ref(43.jpg,nolink);
砲塔正面右側に本来付いているべきライトが、基部とコードのみになっています。
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&ref(44.jpg,nolink);
↑本来つくはずのパーツ
まぁアレですよ紛失ですよ紛失。こんなのよくあることだよ…
かーっ本当はライトのガラスの部分をUVクリアジェルでデティールアップしようと思ってたんだけどなーっかーっ
…仕方ないのでいかにも「戦闘中にライトだけぶっ飛んで基部とコード部分だけ残った」みたいな感じにすることにします。
テキトーにプラバンと真鍮線でちょいだよちょい。ハイできました。
ライトの基部はあとでもうちょっとダメージを追加して自然なようにしておきます。
#br
&ref(50.jpg,nolink);
履帯はランナー状態で塗装しておきました。組み上げてリタッチする予定。
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最後に、なんでこんなに更新が遅れたのかといいますと、どうしても砲身が仕上がらないからです。
&ref(48.jpg,nolink);
キットのままで組み上げると75㎜GunMk5。どうにもショボチンです。(Cromwell B状態にするならこっちでもアリ)
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&ref(47.jpg,nolink);
こっちがゲーム内最終状態の75 mm Vickers HV。長い砲身がちょっとだけ強そうに見えます。
これを再現しようとしてるのですがどうにも上手く行きません。もうちょっと頑張ってみようと思います。
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&ref(46.jpg,nolink);
製作途中の砲身。
マズルブレーキ後半のテーパー部分の形状出しが上手く行かないので未だに盛ったり削ったり。
*追伸
&ref(46.jpg,nolink);
&ref(45.jpg,nolink);
紛失したためにライトですが、サフチェックのあと部屋を片付けてたら見つかりました。
クソァ!

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