Top > 日本男児にそびえ立つ壁!その名は…チリちゃん


*その名はチリ [#w2b6caf0]
おそらくWoT内で最も有名な日本戦車と言えばこの車両、チリである。
実際その悪評だけが広まっているような気がするが果たしてその中身は如何様なものなのか…
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*噂の日本の秘密兵器 [#be92969f]
よくみんながSTA-1は乗りたいけどチリはね…っていうけど何がそんなにいけないのか?
言うほど悪い戦車かよ?!というわけでチリを徹底大解剖である。
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・攻撃性能
やはり目玉は改良砲塔+3連発が可能な最終砲の組み合わせ。
Tier7MTでオートローダーが扱えるのはチリの持つ大きなアドバンテージである。
そしてこの砲、他国のTier7MTの砲とくらべても決して見劣りしない性能を有している。
照準時間は驚異の1.7秒、単発130ダメージの砲弾を0.35という良好な精度で1秒間隔で連射可能!
そしてラマーも搭載可能なため、実質9秒リロードで390ダメージを叩き出せる!
ただし貫通は他国と比べると金弾でも貫通186㎜とかなり控えめな数値に収まっている。
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・防御性能
ブリキ製。おわり。
…で終わっちゃうのもなんなのでもうちょっと書くけど、みんなも知っての通りでかいドラム缶みたいなもんである。
適当に撃ったTier5の10榴が側面貫通して満額出た時は敵ながら涙を禁じ得ない光景であった。
車体装甲正面75㎜/側背面35㎜という装甲厚はもはや敵弾は全てHPで受け止める!という気概すら感じられる。(砲塔は若干厚いけど似たようなもの)
装甲防御を考えるだけ無駄なので、ハルダウンや障害物などで物理的に身を隠すことを徹底しよう。
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・機動性
実はこいつの機動性はモジュールのセッティングによって大きく変化するのが特徴である。
まぁ、チリを使うならほぼ一択みたいなものだと思うけど可能性の獣みたいでカッコイイので解説してみるとする。
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ユニコーンモード(改良砲塔+改良エンジン)
一番ポピュラーな組み合わせ。所謂最終状態である。
チリの最終エンジンは馬力が+50馬力に加えて重量が半分程度になるというマジックアイテム。
しかしそこに自動装填装置を積んだがために2倍の重さ(1.3t強)になった砲塔がドン!
そして出来上がるのが中戦車と形容していいかどうか悩ましいうすらデブである。
ちょっとだけ足が速くて装甲が薄くてHPの少ない重戦車のできあがり!
アホみたいにデカイ車体サイズと低隠蔽が合わさって、平地で捕まるとまず生き残れない程度の足回りとお考えいただきたい。
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デストロイモード(初期砲塔+改良エンジン)
こちらは打って変わってなかなかの機動性を発揮する。
出力重量比は15を超えるため実際前身のチトよりも軽快に走り回ることができる。
ただし、HP-100、自動装填装置を諦めた上に隠蔽がだだ下がりしたチトもどきを使うかと言われると…。
どうしても自動装填装置が合わないという人はちょっとだけ試しに乗ってみるといいんじゃないかな。
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メカさおりん(無線機)について
チリの最終無線機(Type 3 ko)は通信範囲750mと高Tier戦車のものと同等の性能をもっている。
しかしなぜだか1つ前(Type 3 Otsu)に比べて倍以上重たくなる。
具体的に言うと乙が生さおりん4人前くらいだとすると甲は8人前くらい。
性能差は我慢できる程度のものなのでさっさと無視してSTA-1に進んでしまおう。
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*チリを味わい尽くす [#j363f012]
で、こいつを乗り切るためにはどうするのか。筆者の経験上、上記の改良砲塔+改良エンジンverの前提で進めていこうと思う。
・心構え
まずはこの車両がチリであることを頭に叩き込んでおこう。
これはMTでもHTでもTDでもない。チリである。この車両のために新設された車種だ。
前身のチトから全く違う立ち回りを要求されるため、頭の切り替えを行なわなければならない。
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・準備
とにかく金弾は多めに持っていくことをおすすめする。
チトから貫通力据え置きなため、Tierが上昇した分だけ抜きにくい敵も増えるためだ。
特にこのTier8で頻繁にマッチングするようになるIS-3やIS-6に対して通常弾ではドアノッカーどころの騒ぎではない。
自動装填装置の都合上3発1セットで非常にお財布にキツイ思いをするだろうが、そこは諦めて金策方法を用意しておこう。
また、やたらとモジュールや乗員がぶっ壊れる(気がする)ので修理キット/救急キットは大の方が良い。
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・いざ戦闘
さんざん貶してきて今更手のひら返しになってしまうがこの車両、同格以下で容易に貫通が望める相手にはめっぽう強い。
実際130×3ダメージを高精度でばら撒けるため、攻撃面だけ見ればかなり柔軟性に富む運用が可能だ。
1両にフォーカスするも良し、瀕死の1両に止めをさして別の車両に残弾を叩きこむも良しと、かなり多彩な攻撃ができる。
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ただしこれは貫通できる相手がいる場合に限る。特にIS-3やIS-6、E-75等に会敵すると地獄以外のなにものでもない。
側背面を取ろうにももっさりした機動と劣悪な隠蔽によってそれが叶わず正面からの戦闘を強いられる場合が多い。
格下なので仕方のない事なのだが、状況によっては完封されることが起きるので重装甲の敵がいる時は特に注意して戦おう。
チリの辛さはこの辺の「どうしようもない敵・状況が多い」ことに集約されている。
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できるだけチリに乗るときは「勝てる相手」がいる場所で戦おう。
これはMTが戦う場所であるとか、HTが戦う場所であるとかそういう話ではなく、とにかく自分が勝てそうな場所を積極的に選んでいくということだ。
カモに出来そうなMTやLTがいればその場所へ、対抗できそうなHTがいればその場所へといった風に立ちまわると良い。
一概に隠蔽が悪いのでHTポジションを~とかMTなのでMTポジションへ…などと選択すると間違いなく失敗する。
この辺の立ち回りの難しさがチリの辛さであり、裏を返せば醍醐味かもしれない。
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*唯一無二の中戦車 [#ea8e1fe2]
つらいつらいと言われる車輌でもあるしボロクソにも書いたが、間違いなくこの車両でしか味わえない体験・立ち回りができる特徴的な戦車だ。
お財布にもキツイし実際乗ってもキツイのだが、確かにこの車両はチリという唯一無二の存在なのである。
この車両で磨いた忍耐や戦術センスがあなたのWoTライフを豊かにすると信じて、是非ともフリーで飛ばさずにSTA-1を開発することをおすすめする。
(というかフリーはSTA-1の乗り出し用に温存した方がいい)





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*メカさおりん重  そうだね部出張所[#j363f012]
#vote(そうだね×[50])


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*コメント [#comment]
この戦車はこう使え!とかこうやったら上手くいったとか
そんな感じの事を
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