&ref(wt128.jpg,nolink); トランペッターから&color(Red){それっぽいの};が発売されている。 #br -''パッと見はタミヤ'' さてこのキット、色合いがタミヤっぽくて妙な安心感があるがそこはトランペッター、只者じゃない。 車体はバスタブ型でなるほど操縦席なども再現、と。 ふむふむフェンダーを前後で2分割して取り外した状態にもできる、か。 履帯は連結組み立て式で可動するのねなるほどなるほど。 砲身とマズルブレーキはプラか金属かを選べるのね、いいじゃないか。 砲を支えるアクチュエーター(?)は2本の金属パイプで再現かぁ、リッチだねぇ。 部品も少な目でサクサクッと組めてこりゃ中々イイモノじゃないか! #br #br …とはならない。ならないのだ。 #br #br 基本的には組み立てにそれほど問題はないのだが細かなところがアレなのである。 #br #br -''ここがトランペッター:車体とフェンダー'' まず車体と車体上部とフェンダーが合わせにくい。 決して合わないわけじゃないんだけどフェンダーの水平を出そうとするとちょっと大変なので 根気と暴力でここはうまい事すり合わせてガッチリ接着しておこう。 中途半端に接着するとあとでバキッとイッちゃうぞ! #br フェンダーはすでに端っこに傾斜をかけてあるので薄々攻撃も必要ないのだが 前後二枚にフェンダーが分かれていて…察しのいいとしちゃんならお気づきだろう、 その境目に妙な凹みが出来てしまうのだよよよょ…。 極端に前後を短縮して描くと __ VV #br #br ごめんわかんないね。 わかんないけどこのままいくね。 要は下の面に凹みが出来てそこをパテ等で埋めないと変に見えちゃうってこと。 後ろのフェンダーを付けなければいいのだが、前後つける人はひと手間かけないとね! #br -''ここがトランペッター:履帯'' 履帯は外側内側のピンが決まっていて履板の再現度も高いのだが 金型?が悪いのか何なのか、10枚くらい組むと片側に弧を描きだす。 なので履帯を全部組むと一直線にはならず緩やかなカーブを描くのだ。 それでも転輪に付けられないわけじゃないし、部分的には直線だったりするからまぁ巻くことはできる。 それと、ランナーから切り出すときはピン穴まで切ってしまわないように気を付けよう。 ピンが短いので穴まで切ってしまうと直ぐに履帯同志が外れてしまう。 そう、ピンが短いからちゃんと奥まで差し込まないとこれまた外れてしまうし、ピン穴もキツキツで挿入し辛いのだ。 え?穴はキツいほうが挿入したくなるだって? えっちなのはいけないとおもいます! #br #br -''ここがトランペッター:金属砲身'' 砲身は豪華にも金属砲身が付いている。 ただこれを使うと重すぎてINしてないトップHTよろしく砲身が下を向いてしまうのだ。 カウンターウエイトを付けるような場所もないため上下に動かしたいなら何かしらの工夫が必要だ。 一例としてだがアクチュエーター部に適度にカットしたプラ棒か何かを入れておくのが良いだろう。 完成後も分解できる箇所なので表情を付けたい角度にその都度切ったプラ棒を入れることになるが、まぁ仕方ない。 試しにバネを入れてみたが、砲の受け側のピンが短いのですぐ外れてしまった。 丁度良い長さと固さのバネがあれば行けるような気もする。 また、砲架を車体に取り付けると若干グラついてしまうので工夫が必要になるだろう。 #br #br -''ここがトランペッター:マズルブレーキ'' マズルブレーキはプラ製のものを使うならピンバイスで穴を一つ一つ開講する必要があるし、組説にもそう書いてある。 面倒だけど出来ないわけじゃないからがんばろう。 金属製の場合は四角のエッチングパーツを丸めて丸いエッチングでフタをするのだが、これが結構大変だ。 エッチング自体が厚みがあって固いうえに、ちゃんと円に組まないと砲身に取り付けられない、フタも出来ない、隙間もできる。 薄いし穴が開口されているのは魅力的だが、工作する自信がないとしちゃんは素直にプラ製を使ったほうがいいだろう。 穴が開口されているのは魅力的だが、工作する自信がないとしちゃんは素直にプラ製を使ったほうがいいだろう。 #br #br この3点が気になった以外では尾栓周辺のつなぎ目消しが必要なくらいで、それほど問題があるわけではない。 低く長い車高にバ火力の128mm砲は迫力があるので是非手に取ってみてもらいたい一品なのである。 一番の問題が史実におけるこのタイプのW.Tの画像が1枚もないことなんだけどな! #br #br #br |