1.JPG 



< 6/18 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



みなさんこんにちわはー。
今回から2~3回の短期集中完成を目標として
アオシマ製 リモコン可動の1/48ヤークトパンターを組んで行きます。
その前になぜ1/48なのか、なぜカノパンではなくヤクパンなのか、簡単に御説明を。



遡る事5月の西日本ドリチン合宿前日。
我が家に前入りしたドリwiki管理者様から高級そうなお土産を幾つか頂きました。
その中の一つにこのキットがありました。


「これを超絶ディティールアップして組んでみてくださいよ」
「なるほど、それは面白そうだね だが断る


本来は管理者様が自分で組んで遊ぶ用に購入したそうなんですが
紆余曲折を得て私の手元にそれはやって来たのです。
自分がメインとするスケールとも違うし、次の製作も決まってたので
普通ならばそれは押し入れに 積まれるか駿河屋で保管される所ですが
今このタイミングを逃したら一生作る機会は無いだろうし
折角なのでサクッと作ってみっか!と軽い気持ちで決心したのです。


ただ、組むけども…組みますけども…ディティールアップはしません
だってさぁ、これをディティールアップするなら
タミヤ製1/48ヤクパンにリモコン仕込んだ方が早くね?ってなりますよね。
なので今回はスケールモデルと言うよりかはトイに近いほうに振って
サクサクっと一気に塗装まで仕上げてしまおうというコンセプトで行きます。
ちょっと手は入れるかもだけど、そこは最低限にして、完成に比重を置く
これね。




という訳で、投票により決まりましたカノパンはこの次、多分7月からになります。
それまでちょっとだけこちらにお付き合いくださいませ。




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とりあえず開封。
あー、なんか懐かしい感じがする…。



2.JPG 
ギアボックスとグリスとゴム履帯。
ディティールアップは無理だと一瞬で判断した瞬間。
なにこの眼に眩しい蛍光グリーンのギアボックス。
こんな色したキットはパラスアテネくらいしか見た事ないぞ?
なによりこの履帯である。
裏側にはセンターガイドは無く、洗濯板のように無数の筋が入っていて
表の履板パターンは実車とは似ても似つかない独自の造形。
肉抜き穴も無く、黒い…何か。
いくら車体をハードに仕上げても履帯がこれじゃあどうにもならないので、素組にするわけです。



3.JPG 
そしてこの機動輪。
実車の面影はなく、タイムボカンのタイヤのようですらある。
金型の関係で進行方向に対して六角形だし。
スクラッチしろ?
無茶いうなすぎる…。



組説ではリモコンから組んで行きますが
モチベーションを上げるために、まずは車体から組みます。



4.JPG 
それなりに再現されているように見える後部パネル。
排気管に穴を開けて、パネルと一体化したジャッキを作り直したい衝動を抑えて抑えて、
スジボリを入れて別部品感を出しておくだけに留めます。
工具箱はややヒケってたので軽くヤスっておきました。



5.JPG 6.JPG 
パネルと側面装甲板には隙間が出来るので、キットのランナータグを切り取って埋めます。
この時、ガンプラによくある「整形色を活かした簡単フィニッシュ」をしようと決心。
※2枚の写真で色味が随分違うけど、右側写真のほうがキットの成形色に近い。



7.JPG 8.JPG 
ギアボックスとリモコンは4本のリード線で繋がっていますが
作業がしにくいので、一旦途中で切断→端子を圧着して分離・接続できるように改造しました。
端子とコネクターは会社にあった部品ですが、もっとコンパクトなものに変更するかも。


転輪はなるだけ再現しようとしている努力が伺えます。
ただ、ハブキャップがポリ製の為、塗装が出来ません。
やっぱり塗装は整形色を活かすしかねーな!



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車体上部と下部を組み合わせたところです。
はーーーーーーーーーーーーーーーっ。
マジか。
戦闘室底面の装甲板が無ぇーのかよ。
おめーはドラゴンのISU-152 か。
流石にここは塞いでおくか…。



11.JPG 12.JPG 
適当なプラ板で下面装甲を作って塞ぎます。
メンドクサイですマジで。
でもこれをやっておくと、下から見た時の見栄えが段違いなので
やらないわけにはいきません。



13.JPG 13a.JPG
などと戯れていると、車体上部を固定する突起を折ってしまいました。
マジかー…。
一応黒瞬着で補修してみましたが、強度が必要な部分なので完全に作り直す必要があります。



14.JPG 15.JPG
色々考えた末に、磁石を使う事にしました。
なので下部にあった引っ掛け用の突起を削ぎ落してそのまま上部に移植、
欠けてしまったパーツは(紛失したので)プラ棒で作りました。
もうこの時点で整形色を活かした塗装云々は無くなりました。


磁石は100均のイリジウムですが、ちょっと大きかったので2つに割って半月状にして車体上部裏側に接着。
下部には適当な鉄板を瞬着で固定しました。
前部には誘導輪のシャフトが通ったり、履帯のテンションを受け止める部品があったりで
スペース的な余裕は無く、開始早々に買い替えを考えるほど焦りましたが
なんとか無事改修する事が出来ました。
注意を怠らなければこれは不要な作業です…ほんとに…。



16.JPG
とりあえずゴム履帯を履かせてみました。
くそっ…それなりに雰囲気出てカッコイイじゃねーか…。



17.JPG 17a.JPG
主砲は上下動しますが、スリットに軸を滑り入れるだけの構造なのでグラグラします。
なのでそのスリットにプラ棒を差し込んで軸を固定しました。
ただ、相変わらずゆるゆるで主砲は下を向いてしまうので、あとでカウンターウエイトを仕込みます。



18.JPG
マズルブレーキは整形が歪み、派手な隙間が出来ていたのでランナータグを切って隙間埋めをしました。
砲身はモナカで左右貼り合わせ式です。



19.JPG
車体上部と下部と履帯、主砲を取り付けた状態です。
思ってたほど雰囲気は悪くないね。
写真では判りませんが、なぜか装甲板全体が利地で成型されていて少々うるさいので
ヤスリをかけて平滑な装甲板にしておきました。



まぁ、こんな感じでサッサと作業していきます。
あとはOVMをつけるだけだし、来週には塗装に入れるな…





って思うじゃん?





20.JPG
まだこれから幾つかの部品を接着していくわけですが
それとは別に既にこの時点で在るべきものが無い事に気付きました。
これ見て何かお気づきになったとしちゃん、流石です。
それをする権利を譲渡したいくらい流石です。




  • 今週のトピック What the fuck!!

    以前から気になっていたモデルコレクトというメーカーがやってくれました。
    絶対キット化なんてしないだろうなと思っていたアレを発表したのです。

    22.jpg
    ドイツ E100装甲運搬車 128mm砲搭載
    そうです、今は無き火力と装甲の化け物、WT E100が遂に遂に発売されるのです!
    スケールは1/72ですが、計画車両を多数発売しているメーカーがヤツを製品化するのです。
    自分のメインスケールじゃないけどこれは作りたいなと。
    で、これを定規代わりにして素材だけは揃えた1/35をミキシングビルドしたいなと。
    気になるアイテムに興奮を隠せない私、追って情報をお知らせしたいと思います。


という訳で今週はここまで。
来週中には組立完成する?しない?どっちだ!!??
SEE YOU AGAIN!



次回更新は6/25 日曜日の予定です。



因みにあと2回で…

選択肢 投票
塗装含めて完成すると思う 3  
組立てまでで終わると思う 8  






コメント Edit


最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示

  • ロンメル!ロンメル戦車じゃないか! -- 2017-06-11 (日) 15:20:47
  • 「そういうところだぞ」でダメだった -- 2017-06-25 (日) 21:05:05
    • アオシマを一言で表現できる素敵な言葉だと思いましたまる -- TRYz? 2017-06-25 (日) 22:05:40
  • アオシマクオリティがそこかしこで炸裂してて全俺が泣いた -- 2017-07-02 (日) 17:03:06
    • 初めて組んでこれだからアオシマニアだったらもっと拾って発狂してるだろうなぁ -- TRYz? 2017-07-02 (日) 22:16:13
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