ついにヤツがやってくる!! アミュージングホビーから発売中!
↓↓↓ARL-44製作記事はこちら↓↓↓
※記事が長いので折り畳んであります
3月28日 土曜日 製作開始------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 先日、実に3年ぶりにWoTをプレイしました。 マップも随分と様変わりし、マッチングも良い感じになっているようで 緊張しながら何戦かプレイ。 初戦は知らないマップに当たり、何もできずに0ダメ爆散、 2戦目はお馴染みのルインズベルクでしたがやはり何も出来ずに早々に爆散、 糞NOOBっぷりを発揮してしまいました。 その時の結果がコレ↓
時の流れはなんと残酷なことか…。 コォォォォルプラトォォォォォン!(誰か助けて
さて今回からはフランス重戦車 ARL-44を製作していきます。 連続して1/144戦車を作っていたので1/35への制作意欲が高まった事と 4割引きで本キットを購入できた事が理由です。
元々戦車が好きでWoTを始めた時にそのカッコ良いスタイリングに惚れこんで 真っ先にツリーを進めたほど好きな車両です (まぁ、今もって性能を引き出せるプレイが出来るわけではないのが悲しいところですが…)。 完成を目指して頑張っていきますので 長く緩い目でお付き合い頂けると嬉しいです。
パッケージングです。 発売されてから随分と時間がたっているのでご存じかも知れませんが 連結可動履帯や金属砲身、エッチングが付属したオールインワンキットです。 部品数もそんなに多くは無さそうなのでサクサク組み立てられる…かな?
足回りです。 めんどくさい。 チャーチルほどではないがとにかくめんどくさい。 ゲートは細めなので切り離し後の処理は簡単なのですが なにより数が多いのでひたすら手を動かして処理するしかない。 また、転輪の軸と軸受けもほんのわずかに遊びがあって タミヤみたいに「どうやってもそうとしか入らない」訳でもなく 平行に接着するのに少々神経を使う感じです。 片側をチマチマ進めていたのですが流石に苦痛になってきたので 反対側は写真にもあるようにランナー同士を接着し、サッサと切り取り処理をしました (なおこの後2個だけサスペンションに通す必要があり、大変困った)。
大型の誘導輪は完成後に繋ぎ目が見えてしまうかも…という事でパテ処理しました。 支持アームの根元はプラモ特有の構造になっていて興冷めポイントなので 気になるなら処理しておいた方が良いです。 このあと転輪を噛まして接着し、前後の見えそうなとこだけ繋ぎ目消しをする予定。
車体の全体構造です。 起動輪も同様に繋ぎ目消しをしています。
手短ですが今回はここまでです。 次回からは少し突っ込んだことをして行きます。 具体的にはギヤボックスを搭載して走行可能にします。 なんかね、ジャラジャラ回る転輪と可動履帯を見てたら動かしたくなってきてね…。 その準備をしていましたので今回は記事が少な目なのです。 コレね↓
4月4日 土曜日 更新-------------------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 非常事態感が高まる中いかがお過ごしでしょうか。 この機会に積みゲーやら積みプラを片付けてしまうのも良いかもしれませんね。
今週も1戦ほどARL44をプレイしました。
うn…まぁ負け戦だけど先週よりかはダメージ取れてるかな…。 実に3年ぶりですが変な動きするヤツらは相変わらず居るんだな、と(自分含む。
World of Tanks Statisticseを見るとこんな可も無く不可も無い戦績でした。
さて予告通り、今回はギアボックスを組み込んでいきます。 ネット検索すると既にラジコン化している猛者もいますが 私はその辺は素人なので単純に走る事だけを目標とします。
まずは必要なもの…モーター付きギアボックスと電池ケースと スイッチと金具を購入しました。 ギアボックスは色々なサイズやギア比がありますが とりあえず小型で遅そうな物を選びました。 自分には何のこっちゃ分かりませんが「ギア比441:1」をチョイス。 実車が足回りの関係から最高速度が時速30kmに制限されたとのことなので それに倣ってなるべく低速になるようにしたかったのです (差が大きければ大きいほどトルク寄り=遅いぐらいの知識力)。
車体の底板を強力に接着したのち、 エンジンデッキをごっそり切り取ってしまいます。 これで駆動関係にアクセスしやすくなりました。 切り取ったデッキの落下防止にプラ棒でストッパーを作っておきます。
ギアボックスとモーターを車体左側に配置しました。 これは電池ボックスのスペース確保と砲塔を外さずにデッキから出し入れできるようにする為です。 電池を入れてとりあえず起動輪の動作確認をしました。 リアパネルは走行試験を行ってから接着します。
連結可動履帯です。 両側合わせて126枚必要で、予備用に結構余ります。 先に塗装を済ませておきました。
ところがその塗装がアダとなります。 まず塗膜の厚みが影響して、起動輪にガッチリと挟まってしまいました。 ディスプレイモデルならそれでもいいのですが履帯を動かすとなるとそれではまずいので 起動輪と接する部分を塗膜の厚み以上に削り込み、 履帯と起動輪がスルスルと接するようにします。 ええ、126枚全て削ります、はい。 起動輪の方も履帯と接する部分にヤスリを当てて若干削っておきました。 また履板同士を繋げるときにダボが折れやすく感じたので ダボ穴側を斜めにカットして嵌めやすくします。 強度が落ちそうな箇所なので程々のカットですが これによりエイヤッと一気に繋げられるようになりました。
出来上がった履帯を巻き付けてみました。 組説では片側63枚でしたがどうやってもキツいので64枚に変更。 ただそれだと少し緩いんですよね…。 因みに履帯の張度調整は出来ません。 もしそれをしたいなら結構な改造が必要になりそうなので今回はパス。
起動輪の動作が確認出来ているのでリアパネルを強力に接着し、 購入した金具と磁石を使って駆動系を固定できるようにしました。 また、ギアボックスの一部を切り欠いておきます。 これはギアとドライブシャフトを繋ぐイモネジにアクセスする為で これによりシャフトを抜き取り、ボックスを車体から外すことが出来るようになります。 塗装時に便利かなって。
どうですかこの緻密な設計と雑な工作具合は。 電池ボックスは予定通りエンジンデッキから出し入れ出来ます。 少々やり辛いですが…。
エンジンデッキを戻せばご覧の通り、いたって普通のディスプレイモデルに早変わり。 実車と同じような配置に出来たのは嬉しいポイント。
さあ、走行試験です。
時速 約9kmぐらいですがちゃんと動いてくれましたね^^ イメージではもうちょと遅くても良かったかな。 単純な前進と後進ですが自分で組み上げたので嬉しさ倍増です。 モーターがちゃんと動かなかったり履帯ちぎれたらどうしようとか結構不安でした。 ただ接地面の塗装が少し剥げてしまったので本塗装の際に気を付ける必要がありますね。 電池ボックス一体化スイッチはスゴイ操作し辛かったので改良する予定ですが とりあえず走行試験は無事終了です。
ps:どうでも良いんですけどARLって「Rueil工場製 44(年?)」って意味だったんですね。 うん、どうでもいい。
4月18日 土曜日 更新-------------------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 京都府在住の私ですが、コロナが身近に迫ってまいりました。 カミさんの会社社長のかかりつけ医が感染したそうで、 時期的に社長には無影響とのこと。 気を付けようにもなかなか難しいですよねぇ…。
さて今回から車体の組立と追加工作を行っていきます。 記事多めになっていますが最後までお付き合い頂けたらと思います。 では早速行きましょう。 あ、作業効率の為、モーター関係は取り外しています。
後部パネルの牽引具です。 写真では分かり辛いですが板に挟まれた真ん中の部分が ダボとダボ穴のせいで複雑な形をしてしまっています。 真ん中の板はL字型なのでダボ系を削ぎ取ってしまえばいいのですが 合わせ目を処理するのが面倒なのでいっそバラバラにして L字型の板を接着してしまうことにしましたが、結果的にその方がより面倒だった。 素直に合わせ目だけ消しておけばよかった無駄作業です。 ※都合により写真ではまだL字型にはなっていません。
後部パネルです。 やはり写真では分かり辛いですが加工した牽引具を接着します。 またパネルの下の方に合わせ目が出来ます。 実車写真を確認すると、そのような組継では無いようなので消しておきます。 また装甲板の溶接跡も追加しました。 どうもこのARL-44の装甲の組み方は他国の戦車に見られるものとは違い、 大部分が装甲板の端っこ同士で溶接しあっているように見えます。
起動輪周辺の写真です。 金型の抜きの関係か、キットでは溶接跡が再現されていません。 目立つ部分なので追加します。 また装甲ユニットの上下が分割されていないのでスジ彫りで処理します。 マッドガードのような物も追加しますが、これは必ずしも必要な物では無さそうです。 下の方に合わせ目が出来ますが、これも消しておきましょう。
溶接跡はそのまま装甲ユニットの前の方まで伸びているので追加します。 本体側に折れ曲がった先はどうなっているのかなー…なんて安易な気持ちで調べていたら、 丁度良い映像資料がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=MkSgbsHYsxI
手持ちカメラの映像なので酔うかもですが 5分後位に遺棄車両が出てきます。 溶接跡が白く浮き出ているので分かりやすくなっていますね。
ただ、これにより別の疑問が生じました。
映像をみていると起動輪の前にある装甲板が 1枚の板ではなく途中で溶接されて折れ曲がっているように見えます。 目の錯覚…じゃないな…。 なんだこれ???
別の角度でもその出っ張り具合から一枚板ではない事が推測されます。 余談ですがこの遺棄された車両は手前の装甲板の角がナナメにカットされています。 博物館の展示車両にはそういう処理はされていないので 手間がかかっている=初期に製作された車両…でしょうか?
ご覧のようにキットでは一枚板のツライチになっています。
なんとかネットで一枚の写真を見つけることが出来ました。 これによると分かり辛いですが途中で溶接されて角度がついていることが分かります。
サイズや角度や下の方がどうなっているのか不明ですが とりあえずプラ板でそれとなく再現しました。 参考にしようと色んな人の製作記事を見たりしましたが この事に触れている人は見当たらず、不安ではありますがこれで良しとします。 これまた余談ですがガレージキットで再現されている方がいましたが 写真が小さくて参考に出来ず、(このキット発売により)発売中止になったようでした。
マッドガードをプラ板で自作・接着し、確認のためマホガニー色のサフを吹きました。 余計分からなくなりました。
起動輪をセットすると殆ど見えません。 ほぼ事故満足。 後悔はない。
特徴的なマフラーです。 組立は難しくありませんがユニットを繋ぐ支柱が非常に折れやすいので注意です。 切り出した後の処理中に3か所追ってしまい焦りましたがなんとか修正。 両端のボルトのモールドが弱く感じたので別のボルトを接着しています。 排気口には穴モールドがありますが浅かったのでドリルで掘りなおしました。
吸気口のカバーはキットのままでは厚みがあるので薄く削り込みます。 また取っ手も真鍮線で作り直しておきました。
このカバーは2枚を束ねることも出来るんですが そのためのピンが短いので真鍮線で長めに作り変えます。 気分に応じてカバーしたり重ねておいたりできるようになりました。 また取っ手も強度を考えて真鍮線に置換しています。
車体後部右側のケーブル・アイ留め具はそのままでも良いのですが 止めピン用の穴をあけるには短いので、プラ棒で長めに作り変えています。 ピンは後で製作・流用するつもりです。 工具の保護カバー?はフチを薄く削って素材感を出しておきます。
全体にサフを吹いた状態です。 工具は塗装後に接着する予定です。
今回はここまでです。 細かいところをチョコチョコ直していきましたが 基本的にはそのままのストレート組みでも十分かと思います。 まぁ、悪い病気が出た…ということで。
5月9日 土曜日 更新-------------------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 長い長いGW,皆様いかがお過ごししましたでしょうか。 私は車で50分くらいの所にあるカミさんの実家で家族サービスに明け暮れていたので WoTも模型製作も一切出来ず、襲い来る禁断症状に悶絶しておりました。
で、昨日ソロと3人小隊合わせて30戦ほどプレイしましたが 負けマッチの波に飲み込まれ10勝23敗という大敗北を味わいました。 私の6時間を返せ… 1時間だけ寝て、今会社にいます…
さて今回は車体前面と追加工作を行っていきます。 記事多めになっていますが最後までお付き合いして頂けたらと思います。 では早速行きましょう。
下からのぞき込むと合わせ目が見えるかもしれない恐怖が消えなかったので サスパーツの再改修をしました。 実際ここまでする必要はないのですが、 塗装の事を踏まえてバラバラに出来るようにしたかったので手を加えました。 要は合わせ目を見えない位置に移動させたんですね。
側面にある土落とし?の穴は、成型の都合上開口していません。 奥まった感じなのでそのままでも十分かと思いますが ドリルで開口して整形しました。
さて、今回の一大改修ポイント、牽引具の角度が実車と違うように見えます。
実車では地面に対してほぼ垂直に見えますが、 (写真を撮り忘れたので箱絵で恐縮ですが)キットでは斜めになっています。 因みにWoT内のCGモデルだと「やや斜め」になっていました。 過去の白黒写真や博物館の実車を見比べてみても垂直に見えますので改修します。 絶対許さないからな。
ネットで拾った図面を参考にしてみても キットのパーツだと大分斜めってるのが分かるかと思います。 そこでプラ板で不足分を足して垂直に取り付けられるようにします。
プラ板を継ぎ接ぎしてこさえたのですが、結構大変でした。 もう一個作るのも面倒だったので複製し、サーフェイサーを吹いたのですが 写真写りが悪くて形状把握できませんね…。 すいません。
垂直になっているか確認してから接着します。 ネットでざっと検索してもこの話題がヒットしませんでしたが 正面の目立つところなのでできれば直したいポイントですね。
因みに実車では真ん中の板に合わせ目があるのですが プラモみたいでカッコ悪いのでそこは再現しません。
車体と一体成型されている車載工具を収める金具?が今一つ実感が無いので修正します。 ここは別パーツにして欲しかったところ。
ついでにボールマウントもパテで鋳造表現しておきます。 実車ではザラついた感じは無いのですがアクセントという事で。
適当なエッチング板を切って曲げて再現しました。 若干すぼまっているのがめんどくさいですがそこは適当に。 この段階では工具はまだ接着していません。
牽引ロープの留め具はキットのままではやや短いので 一度切り飛ばしてプラ棒で新造します。 その際、穴をあけて留め棒をさせるようにしておきます。 ※写真の留め棒は仮のものです。
銅線でライトコードを再現します。 実車ではコードの取り回しが下からと上からの2種が確認できましたが 今回は下回しとしました。 なお、キット付属のレンズは別パーツとなっていますが 残念ながら透明パーツでは無いので 透明レジンか何かで作り直す予定です。 なぜなんだぜ…。
前回スルーした車体後部のライト?はレンズもろとも一体成型されているので パテで裏打ちしてドリルで掘っておきます。 同じくレンズはあとで作り直す予定。
正面に付く牽引ケーブルの押さえを適当なエッチング板を曲げて接着します。 取れないようにガッチリ接着します。
以上で車体の工作は終了となります。 トラベリング・ロックは破損が怖いのでまだ接着していません。 また、ハッキリと明言できないのですが車体と走行ユニットの繋ぎ目辺りは 実車とは若干異なっているように思いましたが 突き詰めすぎると完成しなくなりそうなので今回は無視しました。
サーフェイサーを吹いた状態です。 右後方に付くクリーニングロッドも塗装後に接着予定です。
後部のライトも接着して銅線のコードを付けてあります。 実車写真が無かったのでWoTのCGモデルを参考にしています。 前回手を入れた起動輪の前にあるでっぱりはまるで見えませんね…。
また、サーフェイサーを吹くとじんわりと分かるのですが 結構所々にヒケが見られます。 最近のキットではこういうことはあまり無いんですけどねー。 面倒ですが細目にならしておきましょう。
因みに。 分かり辛い写真で恐縮ですが正面の上部と下部装甲の角度を ネットで拾った断面図と比較すると 断面図は約69度に対してキットはそれよりもやや鋭角になっています。 これ以上面倒を持ち込むのはやめて頂きたく思うので キットと図面どちらをを信じるかはあなた次第という事にしておきます。 個人的には図面を信じたいですね。 鋭角的だとかっこよすぎてフランス戦車っぽくないじゃないですかー。
さて、今回はここまでとなります。 前回同様、細かいところをチョコチョコ直していきました。 このキット、なんとなくタミヤっぽさを感じつつも カッチリと決まりそうで決まらない、痒い所にわずかに手が届かないもどかしさを感じてます。 素性は悪くないんですけどねー。
次回はいよいよ砲塔の組立を行います。 更新は2週間後の5月23日を予定しておりますので ご声援の程、宜しくお願い致します。
ではまた2週間後にお会いしましょう。 SEE YOU NEXT NEXT WEEK!!
5月23日 土曜日 更新-------------------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 ようやく緊急事態宣言が解除された昨今、如何お過ごしでしょうか。 在宅の影響でプラモの市場売り上げが1.5倍になったとニュースで聞きました。 模型はね、良い趣味だと思うのでね、落ち着いて以降も下火にならないで欲しい物です。 私はこの記事をUPし終わったらヨドバシのおもちゃコーナーに行き、深呼吸してくるつもりです。
さて今回は砲塔の組立と追加工作を行っていきます。 と言ってもそれほど手を加える必要性はありませんでした。 ただ一か所を除いては。
砲塔右側についている雑具箱(ゲペックカステン)です。 一見何の変哲もない箱なので、そのまま接着したのですが 実はコレ、結構な違和感の塊なのです。
では博物館の展示車両を見てみましょう。 まず、箱に線状に盛り上がった出っ張りと言うかスジが見えます。 側面には細い輪っか状のリング、ボルト止めの下には台座が見えます。 台座のおかげで箱が装甲板から浮いているのもわかります。 キットの箱は輪っかと浮き以外はほぼそのまま再現されていますね。 素晴らしいです。
ところが当時の映像を見てみますと話が変わってきます。 鮮明な映像ではないのでアレですが まず箱の上に薄いフタがしてあるように見えます。 側面には輪っかではなく、フタを止める金具らしきものも見えます。
じゃぁWoTではどうかと言うと、盛り上がった台座に薄いフタとそれを止める側面のクランプ。 コレが正解でしょうね。 蝶番などはなく、パカッとフタごと取り外せる…そんな感じの。 展示車両の輪っかは不明ですが幾つかのバリエーションがあった?のかな?
つまりキットは博物館のフタ無しの箱にフタをして再現した事になります。 博物館の展示車両は下からしか見る事は出来ないから 上面に大穴が開いているなんて思いもしないでしょうね。 …そういう所がアミュージングホビーがタミヤには及ばない理由なんだろうな、うn。 まぁ、これも推測だから実際に見てみないと何とも言えませんが…。
あと位置関係も少し違うようです。 まずキットの台座位置を見てください。 写真を少し斜めに撮ってしまったので見難いですが 台座はX軸がアンテナ基部底面の少し上、Y軸がフックの右隣となっています。
次に実物を見てみますと、X軸はアンテナ基部のすぐ下、Y軸はフックの下となっています。 ちょっとの事ですが折角なのでこれに合わせて接着してみましょう。
まず台座の厚み分、砲塔装甲から浮いている事になりますので 箱の裏側をプラ板で塞いでおきます。 ほとんど見えないと思いますが念の為です。
次に箱にモールドされている留め具を削ぎ落し、ボルトのモールドも切り飛ばしてそのまま台座に流用します。 薄さを再現したいので適当なエッチング板をL字に曲げます。
フタをプラ板で作ります。 面倒なので開閉は出来ませんが、挑戦してみるのも良いかもしれませんね。 側面の金具はジャンクパーツから流用しているのでWoTのCGモデルとは異なりますが妥協。 金具は箱を砲塔側面に設置した時に垂直になると思うのですが、ちょっと角度がついてしまいます。 恐らくフタ上面の角度が違うのかもしれません。 ガチガチに接着しちゃったんでもうイジリませんが。
位置関係に注意して砲塔に接着します。 箱の留め具もうちょっと小さめでも良かったなー。 アンテナ基部の囲みも薄くしたかったのですが結構手間取りそうなのでそのままに。 雑具箱関係は以上になります。
ハッチの取っ手はキットのままだととても細く、接着しても折ってしまいそうだったので 真鍮線に置換しました。 このハッチ、なんだかメリハリの無いモールドで残念です。
砲塔の全体像です。 砲塔正面と防盾にパテを叩きつけて鋳造感を出しました。 実際にはそれほど荒れてはいませんが、雰囲気で。 ペリスコープ?はただ穴が開いているだけなので 塗装後に適当なクリアパーツを見繕ってハメ込む予定です。
マホガニー・サフを吹いた状態です。 これは必要性の薄い工作ですが、そのままだと金属砲身が重いので前に倒れてしまいます。 作業中にマズルブレーキや砲身に傷がついたりすると面倒なので 砲塔後部に鉄球を入れてカウンターウエイトとしました。 また、予備履帯は塗装後に接着予定です。
砲塔を後ろから見たところです。 特筆すべきところはありません。 雑具箱以外はそのまま組んで良いと思います。
車体に載せてみました。 あー、イイね!良い感じです。 前回の最後に紹介したように若干ヒケが目立つのでヤスってあります。
側面です。 やはりヒケがあるので軽くヤスってあります。
さて今回はここまでです。 砲塔に関しては雑具箱以外は特に問題はありません。 砲身も金属製とプラ製の選択式なので好みに合わせられますし、非常に組みやすいですね。
車体と砲塔の工作ポイントをまとめておきましたので 僕も作ってみたい!というかたは参考にしてくださいませ。
そして次回。 違法建築に着手します!!11!!!!1!。
戦場で誰もが二度見したアレを 「一体どうしたお前」と思わず尋ねたくなるほど投げやりなアレを 完全新規スクラッチで具現化していきたいと思いますので どうぞご期待くださいませ。
ちょっとだけお見せしますと、こんな感じです↓
更新は来週5月30日の土曜日を予定しております。 合わせてご声援の程、宜しくお願い致します。
ではまた1週間後にお会いしましょう。 SEE YOU NEXT WEEK!!
次回更新は5月30日 土曜日を予定してます。
5月30日 土曜日 更新-------------------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 先日ブルーインパルスが都心上空を感謝飛行しましたね。 素晴らしかったなぁ。 WoTでも飛行機実装してくれないかなぁ…。 え?惑星の方をプレイしろ?…ごもっとも。 え?WoWpをしろ?…知らんなぁ。
さて今回は違法建築プレハb…もといver 0.9.9まで実装されていた初期砲塔をスクラッチ再現します。
これね。 ご新規で始めたタンカーは知らないかもしれませんが とにかくその見た目は物凄いインパクトがありました。 出会った瞬間の「なんだコイツ!?」からの「初期砲塔かよ…」の戦力的ガッカリ感はもはやPTSD。 未だに老兵の回顧話に花を咲かせてくれます。
で、詳しくは本家Wikiを見て頂くとして 要はFCMF1の砲塔を作るわけですからその資料を探しました。 ネットで拾った4面図とWoT公式?の壁紙を見つけましたので 3面図を面構成と寸法の基本とし、壁紙は細部詳細用として使用することにします。
出所不明の4面図。 正確かどうかは分からないが、これが無いと始まらない。
WoT公式の壁紙。 FCMF1実装してください。 超重戦車大好きなんですお願いします。
ただどうも壁紙の方は砲塔の縦横比が若干横長っぽい感じがするので注意が必要です。
まずは4面図を基本に、各装甲板を切り出していきます。 ただ、実際のFCMF1の砲塔サイズその物が分からないので 当Wikiの戦車レビューにある画像を参考にします。 ほぼ正面からのスクリーンショットから ARL-44の車体幅と比較してFCMF1砲塔のサイズを割り出しました。 そこから3面図の側面装甲板のサイズを算出して、全体像を組み上げていきます。
とりあえず1階部分とターレットリングが出来ました。 リングはARL-44キットの大きさに合わせてあります。 ただ正直言うと切り出し技術が拙いのでピッタリとは決まらずガタはあります。
さっそく車体に乗っけてみます。 ああ、うん、イイ感じ。 これで行きましょう。
雰囲気をつかむため2階部分も作っておきます。 おおよそ現物合わせなとこもあるので角度はキッチリしたものではありません。
砲塔の全体像です。 2階は載せてあるだけで、接着は細部を作り込んでからの予定です。 また4面図では描かれていない天板前方(いわゆるオデコ)をパテで整形します。 壁紙と見比べて「あれ?なんか違うぞ?」って…かなり焦りました…。 スクラッチする方は気を付けてください。 ゲーム内の3DCGではRが無いので印象が変わってしまうかもしれませんね。
サフを吹いた状態です。 エッジなどはパテで処理してあります。 オデコの形状は以後何度か修正を繰り返しています。
次は砲身と防循を作ります。 ジャンクパーツから防循先端の直径と同じようなサイズの転輪を見つけたので それを長さ調整して繋ぎ合わせて円筒を作ります。 丁度よい緑色のカプセルをレジンで複製して防盾の半球状のパーツを作りました。 2つのパーツが取れないように瞬着でガッチリ接着します。 本当はレジンに置換したほうが良いんですけどね。
出来た防盾にパテで鋳造表現を施し、キットの使わない砲身を切断して接着。 ちょっと太い気がしますけど、まぁ、これで…。 先端部分もジャンクパーツを調整して接着しています。
次に砲耳を収める球状装甲?を作ります。 手持ちのジャンク箱に良いパーツがなかったので ピンク色の鈴を我が子のおもちゃ箱から無断拝借してきました。 これを複製してボールジョイントを仕込み、仰・俯角が取れるようにします。 なお、鈴は複製時に内部にシリコンが入り込んでしまったので破棄します。 許せ、我が子よ…。
球状装甲を収める為、砲塔に穴を開けます。 ポイントとしてはやや上よりで右側にオフセットされている点。
内側から見たところです。 砲身を上下動させたときに左右にブレないように注意してガチガチに接着します。 仕込んだボールジョイントはもう取り出せないので 何かあったときは諦めるしかありません。
1階と2階と砲身とターレットリングを仮組した状態です。 これを基本形状としていきます。
ARL-44砲塔との比較です。 初期砲塔…おまえ…。
車体に仮で載せてみました。 どうでしょう、イイ感じではないですかね? 昔はね…こんなのがね…戦場にいたんですよ…。
砲塔後部は絶壁。 機銃とハッチが付く予定です。
基礎工事はこれで終了しましたので 次回は各種ディティールを入れていきます。 乞うご期待くださいませ。
…などと無事に基礎工事も終了したなどと思っていたら、違和感を感じ始め…。
スケールを当ててもう一度サイズ測りなおしたら 1階部分を3mmほど高く作っていたことが判明。 ナンデ…!?ナンデ!?!1!! どこで間違えたんだぁーー?!!1!!!??!?! ほんとに違法建築になっちまったー!!1!!!1!
次回!この3mmどうする!!!??? 乞うご期待!
更新は2週間後の6月13日の土曜日を予定しております。 合わせてご声援の程、宜しくお願い致します。
次回更新は6月13日 土曜日を予定してます。
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6月13日 土曜日 更新-------------------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 どうでもいい昨晩からの流れですが…
→としあき小隊を2時間ほど楽しんで午前1時頃に解散する(勝ち越し) →1人で居残り☆消化をしてたら(負け越し)、ゲーム中の即席小隊に誘われる →連勝の流れが来たので眠気も気にせずしばらく一夜限りの出会いを楽しむ →突然2歳の子供が夜泣き(悪夢を見た?)で目を覚まし、あやすためにやむなく戦闘中にAFKすることになる →20分後位に眠りについたのを確認して再びゲームに戻ると相手は律義に待っていてくれた →再度即席小隊を楽しむも、実は眠りについていなかった子供が「もう起きる」と言い出して超早起きに →相手にもう一度お断りして解散し、保育園の登園時間まで子供と遊ぶ(…寝てない) →眠気が半端ないが出社して2時間ほど床で仮眠をとる →この記事の編集作業
まぁ、何が言いたいかと言いますと ゲーム中にAFKしている奴は子守りをしている可能性もあるので 許してやって欲しいという事だ。
私は許さないけどな!
毎週末は多少の差異はあれど大体こんな感じで寝不足気味な私でした。
さて、前回で初期砲塔の基本形も出来た事ですし、今回はディティールアップをしていきます。 サクッと行きましょう。
新たにターレットリングの受け(?)の部分を作り、リングと共に底面に接着します。 壁紙を参考にして全周に切断跡と溶接跡をつけていきます。 溶接跡はヒートペンを購入して使ってみたのですが 自分には上手く使いこなせず、所々にアラが目立ってしまいました。 色々構造を考えながら溶接跡をつけていったのですが (この写真では分かりませんが) オデコのあたりが本当にこの通りに溶接されていたなら 実に複雑で高度な溶接技術だったんじゃないかなと思います。 だって装甲板の厚みとかが表面に無くて、各縁で溶接してるんだぜ? 出来ない事はないだろうけどすんごい手間な気がする…。
で
この直後に気付いたんですよね… 砲塔が3mm高いって…
で、3mmってどんなもんかと言いますと、黒線を引いてある具合です。 リングと受けをガチガチに接着しちゃったし、 ガンプラみたいに真ん中ぐらいを切断して縮めちゃおうかなと考えましたが 前面装甲板がわずかに傾斜しているのでそれも出来ない…。 うーn…。
結局下から3mmで全周切断しました。 砲周りのガチガチ接着や各辺の補強材が切断をより困難なものにしましたが 一度気になりだしたら完成後も気になっちゃうだろうからやるしかない。
「よくできてるだろ?でもこれ3mm高いんだぜ…」 それはイヤだーーー!
このあと底板からリングと受けを無理やり引っぺがします。 当然ながら一部破損しました。 泣きたい…。
で、それに合わせて砲身を前面装甲板から切断して上に移動させます。 実は前回砲周りを接着した時に、 その位置決めの際に砲塔サイズが違うのではないかと違和感を感じていたのですが 完成を急いでいたので意図的に気にしないようにしていました。 砲塔が「下に3mm長い」ので図面通りだと砲身がより上にある(ように感じる)事になる。 バランスをとるため下寄りに接着したので砲塔の高さを修正したら砲位置が狂うのも当然。 図面通りの位置に接着しておけばこの作業をすることは無かったのです。 まぁ、そのツケがこうやって跳ね返って来たのですから、見て見ぬふりはいけませんね…。 確認、ヨシ!
前面がツライチになるように注意して裏からガチガチに接着します。 絵面がもうなんかほんと違法建築そのものだな…。
切断したついでに側面の予備履帯を付けるための磁石を接着しておきます。 これによりゲーム内の3DCGのように予備履帯の非装備状態にも 壁紙のように装備状態にも出来るようになります。 これに伴い、キットだと履板と一体化されて蒲鉾のようになっている軸を切り離して 適当なプラ棒で再現します。 時間とやる気があればラックも追加したいのですがたぶん殆ど見えないハズ。
底板を新たにプラ板から切り出して 無理やり引き剥がしたリングを再接着します。 全周に渡って溶接跡と鋳造肌もつけておきます。
修正前と後の比較です。 撮影アングルがズレているので分かりにくいですが ちょっと細身になって逆にカッコよくなったような…。 因みにもし砲身位置を上に直していなかったら 砲はほぼ中心に位置することになり 全体のバランスが取れて、よりカッコよくなっていました。 ※砲の上にある溶接跡でどのくらい移動させたかわかるかと思います
砲塔の修正が終わったので細部を作っていきます。 砲塔後部の機銃ですが、修正作業に疲弊していたので 適当にタミヤのIS-2のパーツを複製して使用することにしました。 ついでに後部ハッチの蝶番も適当なジャンクから見繕って複製します。
複製したのは良いけれど、やっぱりサイズ比がおかしい…ってことになり 部屋中を探し回って見つけたネジ2種をレジンで複製して作ることにしました。 グレーのパーツは銃身カバーで、4号戦車の上部転輪受けパーツを切断して使いました。
ネジ複製の機銃とIS-2複製の比較です。 大きさ全然違うでしょ? 手を抜こうとしたら余計に手がかかったというね…。
後部ハッチをプラ板から切り出してスジ彫りを施し、 複製した蝶番8個とボルトを接着します。 キッチリと精度を出せるほどの技術が無いので せめて違和感のないように注意して作りました。
砲塔後部に機銃とハッチと真鍮線の手すりを接着します。 機銃には溶接跡と鋳造肌を施し、適当な銃身パーツを差し込んであります。 銃眼は後で追加します(忘れてた)。 ハッチはハッチの中心が砲身と重なるように注意して位置決めしました。
マホガニー・サフを吹いた状態です。 修正箇所も目立たない…かな…。 照準口(同軸機銃口?)は後で追加します(忘れてた)。
車体に仮で載せてみました。 前回とほとんど変わってないですが 砲塔が低くなったことで、より精悍になった気がします。 精悍になってはいけない気もしますが…。
後方から。 側面に予備履帯があったほうが間延びしなくて良いかも。 後部機銃は塗装時まで取り外しておきます。
前面のアップです。 防循、溶接跡、ターレットリングなど見どころ満載。
後部のアップです。 ハッチも違和感なくできたかな? 開きそうに見えたら万々歳ですが…。
側面のアップです。 ターレットリングの高さは排気管に接触しないギリギリの高さに調整しました。 本当はもっと低くしてカッコよくしたかったんですけどね。 この間延び感がフランス戦車の魅力なのかなー。
さて今回はここまでです。 本当は赤帽子ならぬ2階部分も作ってしまう予定でしたが 思わぬ修正作業に手間取ってしまいました。 また、その修正作業で結構な力を加えて切断やらなんやらをしたので 一部に歪みや破損が生じてしまい、さらに修正が必要になる始末。 手抜きはいけませんねぇ…。
そして次回。 2階部分のディティールアップとして 上部ハッチと6個あるペリスコープの製作です。 う~…めんどくさいよぅ…。 適当なジャンクパーツがあればなぁ…。
そんなこんなで手間取りそうなので 更新は2週間後の6月27日の土曜日を予定しております。 合わせてご声援の程、宜しくお願い致します。
次回更新は6月27日 土曜日を予定してます。
6月27日 土曜日 更新-------------------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 感染が再び拡大しつつある昨今、いかがお過ごしでしょうか。 先日アミュージングホビーから1/35FV4005 Stage IIが発売されました。 次回作はコレを作りたいのですが、資金的に余裕が無いのでまだ購入してません。 まぁ急いで買わなくてもそのうち半額になるかなーって。 一応積みの中からT29重戦車を予定しておりますが、 何かリクエストがあればどしどしご応募くださいませ。 ソレはたぶん積み在庫の中にあります。
今回は前回間に合わなかった初期砲塔の2階部分を作っていきます。
2階の基本形は既に出来上がっているので まずは6個あるペリスコープを作っていきます。 ジャンクの中から使えそうなパーツを見繕ってきました。 最終的に画面右側の何かのペリスコープガード同士を接着して 窓枠を作る事にしました。
で、レジンで簡易複製したのがこの写真です。
窓枠接着時の注意点です。 2階部分が多面体なのでパッと見どの角度で装着されているのか分かり辛いですが 基本的に装甲板と水平(平行)に装着されているようです。 また、傾斜した三角の装甲板の溶接跡が一方では窓枠の上面に覆いかぶさるように存在し、 もう一方の反対側は窓枠の側面に位置しています。 これ、大事な事でした…。
CGを参考にして2階部分を切り欠いて埋め込んでいきます。 図面を見ると前面後面の窓枠に対し、側面の窓枠は若干下寄りについているようです。
全て接着したら溶接跡をつけていきます。 この溶接跡は伸ばしランナーとヒートペンで付けましたが こういう入り組んだ所はエポキシパテでやった方が無難ですね。
また、装甲板の溶接跡と窓枠の位置関係が狙った通りに行かず このことから三角部分の傾斜角度が若干浅かったことが分かります。 もういいこれは直さない!これで行きます!
次に上面ハッチを作ります。 最初はそのままスジ彫りで済まそうかと思ったのですが 折角なので開閉可能にしたいと思います。 まずは図面を参考に慎重に切り出しました。
プラ板で観音開きの扉を作ります。 蝶番はボイジャーモデルのエッチングを使い、固定ボルトも接着しました。 細かい所ですがCGでは蝶番は凸と凹の組み合わせのように見えますが それを再現すると凸のエッチングが負荷に耐え切れずに千切れてしまうので 凹と凹の組み合わせにしてあります。 ハッチ開口部にはハッチが沈み込まないように受けを作っておきます。 開閉の為のハンドルは特につけませんでした。
2階部分の最後の工作になります。 砲塔上面に装備するための板とボルトを接着します。 各辺ごとにプラ板を接着していくのですが 繋ぎ目の処理が非常にめんどくさった…。 砲塔との間に隙間が出ないようにプラ板やパテなどで調整しておきます。
サーフェイサーを吹いた状態です。 まぁ、薄々分かってはいた事なんですが ハッチを開閉させると蝶番の所が擦れて、剥げてしまいます。 念の為とプライマーを塗布しておいたのですがそれでもダメ。 もういっそ開けないか開け閉めの度にリペイントするしか無さそうです…。 悲しいなぁ…。
忘れていた砲塔上面のペリスコープを 適当なジャンクパーツから作りました。 回転…させる必要も無さそうなので接着固定です。 組立は一応これで終わりました。
比較画像です。 どうでしょう、結構イイ感じではないですか? いわゆるオデコのあたりはポリゴンの関係でだいぶ印象が変わって見えますね。 2階の高さがちょっと足りない気がするけど褒めて!(満身創痍
さてここからは苦手な塗装に入ります。 イヤだなぁ…私は樹脂を切ったり貼ったり溶かしたりするのが好きなんだよなぁ…。 誰か替わりに塗ってくれないかなぁ…などと嘆いていても仕様が無いので フレンチ・ブルーを調色します。 青にも緑にも見えるこの色、ほんと難しい…。 ぶっちゃけ青銅色だよね。 WoTでフランス戦車全般が柔らかいのは青銅で出来てるからに違いないのである。
手持ちのフィギュアに塗装して色味の確認をしました。 その際、塗装剥げに挑戦しようと思い、migのチッピング液を塗布。 どんな感じかを見てみました。 なにせ以前に剥がれ表現を試みて大失敗した事例がありましてね… そらぁ慎重になるってもんですよ。 ↓コレね。 アオシマ ヤクトパンター製作記~管理人からの贈り物ver~
チッピング液を吹いた上にフレンチ・ブルーを3段階の明るさでグラデーション塗装。 乾燥したら筆に水を付けて塗装剥がしをしました。 良い感じの禿げもあればボロッと大きく剥がれてしまった所もありで なかなか加減が難しい…。 大丈夫かコレ…。
色自体はちょっと暗く感じたのでこの後さらに調整しました。
意を決して塗装をしました。 予行演習通り、マホガニー・サフの上からチッピング液を塗布して 調色したフレンチ・ブルーを全体に吹いたところです。 これはまだ基本塗装なのでグラデーションは行っておりません。 色味は…うーん、どうだろう…。 ちょっと青味が強い…か? 教祖のジーパン並みに青い…か? うーn????
後方から。 なんかこれはこれで良いような気もするが…うーん。 あ、初期砲塔二階部分はまだ接着していません。 ペリスコープのレンズを後ハメする予定なので。
さて今回はここまでです。 皆さんのパソコンなりスマホなりの環境で色味は変わってくると思いますが とりあえず基本塗装はここまでとします。
そして次回はARL-44に終止符を打つべく いよいよ最終回!(となるはず。 チッピング液による塗装禿げ表現と、 最近流行りのカラーモジュレーションと シェーディングに挑戦していきたいと思いますが 自分は色盲じゃないかってくらい色味の調整が下手なので 正直ここから先が不安でなりません!1!!1!!
そんなこんなで手間取りそうなので 更新は2週間後の7月11日の土曜日を予定しております。 合わせてご声援の程、宜しくお願い致します。
ではまた2週間後にお会いしましょう! SEE YOU NEXT NEXT WEEK!!
次回更新は7月11日 土曜日を予定してます。
7月11日 土曜日 更新-------------------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 感染が再び拡大しつつある昨今、いかがお過ごしでしょうか。 あー…同じこと前回も言ってますね…深刻ですね。 ちょっと異常な豪雨や雷雨も続いていてこれからの日本が心配でなりません。
さて、いよいよ苦手な塗装の開始です。 折角なので今まで避けていた塗装法を幾つか試していきたいと思います。 基本塗装はしてあるので
①カラーモジュレーション ②フィルタリング ③ドッティング(フェーディング) ④チッピング ⑤ストリーキング ⑥レインマーキング ⑦土汚れ・オイル汚れ
ざっとこのくらいですかね。 効果については浅はかな知識でその都度説明していきますが なんかもう始める前から尻込みしてしまいますね。 ※なお、これから行うのは知識はあるけど実践経験の無い塗装ですので 試行錯誤しながらの手探り状態である事をご理解してくださいませ。
◇カラーモジュレーション リアルさよりも絵画的手法による立体映えを狙ったものです。 光の当たり方をグラデーション塗装で装甲板の各面ごとに描いていきますが とてつもなく面倒くさいです。 非現実すぎる!という反対派の意見もよく見られます。
ほぼ初めて行う塗装なのでジャンクのパンターでイメージを掴みます。 前回塗布したチッピング液の上から 基本色を暗として明・中の3色でグラデーションをかけました。 1面だけだと違和感はそんなに感じないかもですね。
全体にグラデーションを施しました。 各面ごとに光源が設定されているのが分かるかと思います。 やっていて面白いなと感じたのですが やっぱり途方も無くめんどくさい。 またグラデーションの向きについては正解が無く、 各製作者のセンスが問われる所です。
◇チッピング 塗料を剥がして下地の金属色を晒す技法です。 今回はマホガニー・サフの上にチッピング液を塗布して 更にその上からカラー・モジュレーション塗装をしてあります。 これに水を付けた筆でゴシゴシしてると基本塗装がぺリぺりと…
剥がれないんだなコレが。
どうやらモジュレーションの塗膜が厚すぎたようで 一向に剥がれる気配が無い。
失敗だー。
やりすぎるとモジュレーション塗装にもダメージがいきそうだったので 水による剥がしは諦めました。 残念無念。
ここでこれ以降使用する塗料を紹介します。 丸い瓶がアモのピグメントやエフェクト剤、 ペンが同じくアモのオイルブラッシャー、 各瓶がGSIクレオスのMrウェザリング・カラーです。 全て使うわけではないのですがこれ以外にも買い足したりして 結局1万円ほど投資することになりました。
◇フィルタリング 基本塗装の上から極薄く別の色を重ねて深みを出す技法です。 今回は青みが欲しかったのでウェザリングカラーフィルターリキッドの シェードブルーとフェイスグリーンを使用しました。 この塗料は個人的にはすごく扱い辛く、今後も研究が必要です。 どうですか?だいぶ雰囲気が変わったでしょ?
う~ん…でもちょっと青過ぎない?って思うじゃん?
CGモデルだともっと青いんだわ。マジで (写真だと分かり辛いですがモニター越しのCGと模型の比較です)。 これ以上青味を増してしまうと良くないことが起こりそうなので ここらが青と緑のバランス良き所とします。
◇ドッティング 色の変化を加えるという点ではフィルタリングと同じですが ドッティングは風化や退色をメインに、油彩で書き込んでいく技法です。
オイルブラッシャーで各色をなるべくランダムに点描画したのち、 薄め液で伸ばしてボカしていきます。 また、色を加減して好みの色調にも出来ます。 これは思ったよりも簡単で面白い技法でした。
初期砲塔で変化の確認をします。 2階部分はシェーディングのみで、1階部分はシェーディング+ドッティングです。 2階の鮮やかさも良いと思うのですが ドッティングによって各装甲面に深みが増した感じがしますね。
ドッティングを砲塔に施したものをフィルタリングだけの車体に載せてみました。 緑味が加わっているのが分かるかと思います。
◇チッピング2 チッピング液による剥がれ表現は見事に失敗したので 筆で大きな傷を書き込み、細かいのはスポンジを使って行いました。 あまり汚してしまうのは好みでは無いので そこそこの使用感を狙っています。 実戦に間に合わず、一般の眼前にも姿を現さなかった車両ですからね。 訓練はしてるよ!でもちょっと持て余してるよ!ぐらいの傷加減が良いかなと。
予想はしていたのですが、いつのまにかアンテナ基部が折れて紛失していたので アドラーズネストのWW2アメリカ軍アンテナ基部に交換しました。 700円の臨時出費ですがコレは中々良いものです。 再塗装めんどくさーい!
カラーモジュレーションとフィルタリング、ドッティング、剥がれ表現を行った状態です。 遠目には少し色味が変わった程度にしか見えないかもですが 結構時間がかかってしまい大変でした。
今回で完成すると言ったな?
あれは嘘だ。
よって完成は次回に持ち越しになります。
さて今回はここまでです。 皆さんのパソコンなりスマホなりの環境で色味は変わってくると思いますが 質感や重量感などが出てきたと思います。
そして次回。 ARL-44に終止符を打つべくいよいよ最終回!(2度目だコレ 土埃などの汚し塗装と車外装備品の塗装(忘れてた)、 一度外したギアボックスの搭載(忘れてた)を経て 完成を目指します。
#brあと2週間だとちょっと時間が足りないし 25日は連休で絶賛家族サービス中だしで 最終更新は1ヶ月後の8月1日の土曜日を予定しております。 合わせてご声援の程、宜しくお願い致します。
ではまた1ヶ月後にお会いしましょう! SEE YOU NEXT NEXT NEXT NEXT WEEK!!
次回更新は8月1日 土曜日を予定してます。
8月1日 土曜日 更新-------------------------------------------
みなさん、こんにちわはー。 感染が再び拡大しつつある昨今、いかがお過ごしでしょうか。 トーキョー…コワイですねぇ…行くのも来るもの。 我が京都でも少しずつ増加傾向にはありますが 職場とスーパーと自宅を往復する毎日なので(たまにヨドバシも) まぁ、最低限気を付けていれば大丈夫かとは思うのですが 静岡の実家にGWに続いて今回も帰省出来ないんじゃないかって可能性もありそうで ホントみんな普段の生活から自粛というか自重してくれよって思うんですけどね。 そんなに酒が飲みたいかーキャンプしたいのかーホストクラブ行きたいのかー…。 自宅に籠ってWoTしようぜWoT!(←かれこれ2週間ほどしてない
さて、前回では完成しなかった塗装を引き続き行います。 結論から言いますと今回も完成しなかったんですけどね。 うちの会社なんでこんなに忙しいの…。
排気管の焼け ストレーキング レインマーキング 土汚れ・オイル汚れ
残った塗装方はこれだけですね。 たったこれだけ。 たったこれだけ…だけど完成しなかった…。 では順にやっていきましょう。
◇排気管の焼け表現 試しにチッピング液を叩きつけてみたら良い感じだったので 辺りに不用意に着かないようにマスキングをしておきます。
ウェザリングカラーを使って焼けを表現していきます。 まだ完全には黒くなっておらず、車体の塗料が残っている感を狙っています。 どうだろう?結構上手くいったのでは?
◇ストレーキング 流れ出した汚れを表現します。 migのストレーキング・エフェクトを使用してみたのですが どうもこの車両には合わない色合いだったので タミヤのスミ入れ塗料を使うことにしました。
汚れが流れそうなところに縦筋を描いて、薄め液で拭き取ったり伸ばしたりしていきます。 このとき気付いたのですが、 モジュレーションは上側が明るいのですがストレーキングは上側が暗くなり それぞれが相殺しあってしまいます。 少なくとも今回の私の塗装方では、この2つの技法は相性が悪く感じました。 モジュレーションの明暗の方向を逆…つまり上を暗く下を明るくした塗装なら 効果がよりはっきり出て良いんじゃないかなって。 他の人の作品見るとそういう塗装が多いのはそういう事かなって。 まぁ、これは次回に活かしましょう。
全体に施した縦筋を拭き取って調整したところです。 モジュレーションを相殺しないように控え目にしました。 ちょっと重量感が出た…かな? 車体側面の泥の吐出口?もウェザリングしています。
◇レインマーキング
雨だれ表現です。 基本的にはストレーキングと同じなのですが アーマーモデリングによると上から汚れるのではなく 途中から汚れ出しが始まる効果なのですが それだとやはりモジュレーションを相殺してしまうので 写真のように上からの流れ出しとしました。 あ、国籍マークはキットには左右1組分しかないので 塗装でも良かったんですけど、手間を省くために他キットから流用しました。
ドッティングとストレーキング、レインマーキングが終了しました。 だいぶ雨だれが薄くなってしまいましたが、全体的に深みが出たような気がします(自信なし)。
こっち見んな
ピグメントを何色か使って泥汚れを着けます。 可動の事も考えてあまり泥ッドロにはしたくなかったのでアッサリ目にしましたが加減が難しい…。 砲塔上面など、人の足跡が付きそうな所も汚しておきます。
◇オイル汚れ 塗料はフレッシュ・エンジンオイルを使用。 この塗料はツヤがあり、確かにオイル感パネェのですが ちょっとテカリすぎる感じがします。 ピグメントをまぶしてその上からオイルを垂らすと良い感じに染み込むのですが 前述の通りにあまり汚したくはなかったのでオイル汚れも最低限にしておきました。 ハッチ周辺のはグリス汚れ的な意味合いです。
車載工具類を塗装して車体に接着します。 柄が金属か木なのか分かりませんが色合い的に木の方が面白いので木製にしました。 またワイヤー・アイは細くて少々頼りなさげだったので他キットから流用し ワイヤーもモデルカステン製に変えました。
ワイヤーを車体の留め具から外れないようにするためのピンを作ります。 ちょっと傷が入ってますが気にしないキニシナイ。
ワイヤーと共に車体にセットします。 誤算だったのですが大きめのアイを流用したため、結果的に軸がちょっと短くなり ピンを差し込むのに苦労することになりました。 ピンバイスで穴を広げて無理やり差し込みましたがイヤな汗かきましたわ。
車体後部の留め具は逆に軸を長くし過ぎていて 横にある工具置き場の台座が邪魔をしてアイを軸に通すことが出来ませんでした。 仕方ないので一度工具台座を引っぺがしてからアイとピンをセットし、 再び台座を接着して事なきを得ました。
履帯にも泥のウェザリングを施しました。 何ヶ所か千切れそうな感じになっており、走行させるのに一抹の不安を覚えました。 この後に銀でドライブラシをします。
全体像です。 うーん…汚し過ぎたか? 彩度が落ちてしまったのは計算外。 色々重ねたうえでの加減が難しいですね…。
さて今回はここまでです。 皆さんのパソコンなりスマホなりの環境で色味は変わってくると思いますが まぁ、それなりに出来上がってきたのでは無いでしょうか。
そして次回。 ARL-44に終止符を打つべくいよいよ最終回!(3度目だコレ ペリスコープのガラスはめ込み(忘れてた)や、 ライトのレンズを透明レジンに置換(忘れてた)し、 いよいよ履帯を履かせての完成となります。
そんなこんなで手間取りそうなので 更新は3週間後の8月22日の土曜日を予定しております。 え!?3週間後?? はい、来週では無理だし再来週は盆休み(=家族サービス)となりますので 最終決戦は3週間後となります。 合わせてご声援の程、宜しくお願い致します。 最悪もしかしたら完成したら更新する…になるかもしれないので逐一CHECK IT UP!
ではまた3週間後にお会いしましょう! SEE YOU NEXT NEXT NEXT WEEK!!
次回更新は8月22日 土曜日を予定してます。
↓最新情報(言うほど更新しないしWoTネタ皆無 https://twitter.com/tryz_wot
製作者より:↑声援ありがとうございます!がんばります^^ ついに44ガンバレ突破有難うございます(特に意味はないのだが)。 試行錯誤を重ねていますので非常に進みが悪いです。 もはや試行…錯乱しつつあります。 次回でホントに最後になりますので飽きずによろしくお願いします。
ハーイ! オマケ ヘーベルハウスよりかはレオパレスだな。 違法建築なだけに。
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