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> アオシマ ヤクトパンター製作記~管理人からの贈り物ver~
アオシマ ヤクトパンター製作記~管理人からの贈り物ver~
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**コメント [#comment] ---- #pcomment(,reply,10,) #br #br #br #br #br #br #br #br #br #br
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&ref(1.JPG,nolink); #br #br #region("更新を分かりやすくするため、前回までの分は折りたたんでいます") #br #br #br &size(25){&color(Red){< 6/18 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー};}; #br #br みなさんこんにちわはー。 今回から2~3回の短期集中完成を目標として アオシマ製 リモコン可動の1/48ヤークトパンターを組んで行きます。 その前になぜ1/48なのか、なぜカノパンではなくヤクパンなのか、簡単に御説明を。 #br #br 遡る事5月の西日本ドリチン合宿前日。 我が家に前入りしたドリwiki管理者様から高級そうなお土産を幾つか頂きました。 その中の一つにこのキットがありました。 #br 「これを超絶ディティールアップして組んでみてくださいよ」 「なるほど、それは面白そうだね &size(25){だが断る};」 #br 本来は管理者様が自分で組んで遊ぶ用に購入したそうなんですが 紆余曲折を得て私の手元にそれはやって来たのです。 自分がメインとするスケールとも違うし、次の製作も決まってたので 普通ならばそれは押し入れに%% 積まれるか駿河屋で%%保管される所ですが 今このタイミングを逃したら一生作る機会は無いだろうし 折角なのでサクッと作ってみっか!と軽い気持ちで決心したのです。 #br ただ、組むけども…組みますけども…&size(25){ディティールアップはしません};。 だってさぁ、これをディティールアップするなら タミヤ製1/48ヤクパンにリモコン仕込んだ方が早くね?ってなりますよね。 なので今回はスケールモデルと言うよりかはトイに近いほうに振って サクサクっと一気に塗装まで仕上げてしまおうというコンセプトで行きます。 ''ちょっと手は入れるかもだけど、そこは最低限にして、完成に比重を置く''。 これね。 #br #br #br という訳で、投票により決まりましたカノパンはこの次、多分7月からになります。 それまでちょっとだけこちらにお付き合いくださいませ。 #br #br #br &ref(1a.JPG,nolink); とりあえず開封。 あー、なんか懐かしい感じがする…。 #br #br &ref(2.JPG,nolink); ギアボックスとグリスとゴム履帯。 ディティールアップは無理だと一瞬で判断した瞬間。 なにこの眼に眩しい蛍光グリーンのギアボックス。 こんな色したキットは&size(25){&color(Lime){パラスアテネ};};くらいしか見た事ないぞ? なによりこの履帯である。 裏側にはセンターガイドは無く、洗濯板のように無数の筋が入っていて 表の履板パターンは実車とは似ても似つかない独自の造形。 肉抜き穴も無く、黒い…何か。 いくら車体をハードに仕上げても履帯がこれじゃあどうにもならないので、素組にするわけです。 #br #br &ref(3.JPG,nolink); そしてこの機動輪。 実車の面影はなく、タイムボカンのタイヤのようですらある。 金型の関係で進行方向に対して六角形だし。 スクラッチしろ? 無茶いうなすぎる…。 #br #br 組説ではリモコンから組んで行きますが モチベーションを上げるために、まずは車体から組みます。 #br #br &ref(4.JPG,nolink); それなりに再現されているように見える後部パネル。 排気管に穴を開けて、パネルと一体化したジャッキを作り直したい衝動を抑えて抑えて、 スジボリを入れて別部品感を出しておくだけに留めます。 工具箱はややヒケってたので軽くヤスっておきました。 #br #br &ref(5.JPG,nolink); &ref(6.JPG,nolink); パネルと側面装甲板には隙間が出来るので、キットのランナータグを切り取って埋めます。 この時、ガンプラによくある「整形色を活かした簡単フィニッシュ」をしようと決心。 ※2枚の写真で色味が随分違うけど、右側写真のほうがキットの成形色に近い。 #br #br &ref(7.JPG,nolink); &ref(8.JPG,nolink); ギアボックスとリモコンは4本のリード線で繋がっていますが 作業がしにくいので、一旦途中で切断→端子を圧着して分離・接続できるように改造しました。 端子とコネクターは会社にあった部品ですが、もっとコンパクトなものに変更するかも。 #br 転輪はなるだけ再現しようとしている努力が伺えます。 ただ、ハブキャップがポリ製の為、塗装が出来ません。 やっぱり塗装は整形色を活かすしかねーな! #br #br &ref(9.JPG,nolink); &ref(10.JPG,nolink); 車体上部と下部を組み合わせたところです。 はーーーーーーーーーーーーーーーっ。 マジか。 戦闘室底面の装甲板が無ぇーのかよ。 おめーはドラゴンの[[ISU-152]] か。 流石にここは塞いでおくか…。 #br #br &ref(11.JPG,nolink); &ref(12.JPG,nolink); 適当なプラ板で下面装甲を作って塞ぎます。 メンドクサイですマジで。 でもこれをやっておくと、下から見た時の見栄えが段違いなので やらないわけにはいきません。 #br #br &ref(13.JPG,nolink); &ref(13a.JPG,nolink); などと戯れていると、車体上部を固定する突起を折ってしまいました。 マジかー…。 一応黒瞬着で補修してみましたが、強度が必要な部分なので完全に作り直す必要があります。 #br #br &ref(14.JPG,nolink); &ref(15.JPG,nolink); 色々考えた末に、磁石を使う事にしました。 なので下部にあった引っ掛け用の突起を削ぎ落してそのまま上部に移植、 欠けてしまったパーツは(紛失したので)プラ棒で作りました。 もうこの時点で整形色を活かした塗装云々は無くなりました。 #br 磁石は100均のイリジウムですが、ちょっと大きかったので2つに割って半月状にして車体上部裏側に接着。 下部には適当な鉄板を瞬着で固定しました。 前部には誘導輪のシャフトが通ったり、履帯のテンションを受け止める部品があったりで スペース的な余裕は無く、開始早々に買い替えを考えるほど焦りましたが なんとか無事改修する事が出来ました。 注意を怠らなければこれは不要な作業です…ほんとに…。 #br #br &ref(16.JPG,nolink); とりあえずゴム履帯を履かせてみました。 くそっ…それなりに雰囲気出てカッコイイじゃねーか…。 #br #br &ref(17.JPG,nolink); &ref(17a.JPG,nolink); 主砲は上下動しますが、スリットに軸を滑り入れるだけの構造なのでグラグラします。 なのでそのスリットにプラ棒を差し込んで軸を固定しました。 ただ、相変わらずゆるゆるで主砲は下を向いてしまうので、あとでカウンターウエイトを仕込みます。 #br #br &ref(18.JPG,nolink); マズルブレーキは整形が歪み、派手な隙間が出来ていたのでランナータグを切って隙間埋めをしました。 砲身はモナカで左右貼り合わせ式です。 #br #br &ref(19.JPG,nolink); 車体上部と下部と履帯、主砲を取り付けた状態です。 思ってたほど雰囲気は悪くないね。 写真では判りませんが、なぜか装甲板全体が梨地で成型されていて少々うるさいので ヤスリをかけて平滑な装甲板にしておきました。 #br #br まぁ、こんな感じでサッサと作業していきます。 あとはOVMをつけるだけだし、来週には塗装に入れるな… #br #br #br #br &size(35){って思うじゃん?}; #br #br #br #br &ref(20.JPG,nolink); まだこれから幾つかの部品を接着していくわけですが それとは別に既にこの時点で&size(25){在るべきものが無い};事に気付きました。 これ見て何かお気づきになったとしちゃん、流石です。 ''それをする権利を譲渡したい''くらい流石です。 #br #br #br -''&size(18){今週のトピック What the fuck!!};'' #br #br 以前から気になっていた''モデルコレクト''というメーカーがやってくれました。 絶対キット化なんてしないだろうなと思っていたアレを発表したのです。 #br #br &ref(22.jpg,nolink); ''ドイツ E100装甲運搬車 128mm砲搭載'' そうです、今は亡き火力と装甲の化け物、WT E100が遂に遂に発売されるのです! スケールは1/72ですが、計画車両を多数発売しているメーカーがヤツを製品化するのです。 自分のメインスケールじゃないけどこれは作りたいなと。 で、これを定規代わりにして[[素材だけは揃えた1/35>Waffentrager auf E 100]]をミキシングビルドしたいなと。 気になるアイテムに興奮を隠せない私、追って情報をお知らせしたいと思います。 #br #br という訳で今週はここまで。 来週中には組立完成する?しない?どっちだ!!?? ''SEE YOU AGAIN!'' #br #br #br &size(25){&color(Red){< 6/25 更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー};}; #br #br みなさんこんにちわはー。 WGのアンケート、回答してみたものの途中で放棄した私です。 読み込みがね…長すぎてね…。 #br #br さて前回、工作途中で重大な事に気付きました。 普段組んでいる1/35スケールでは殆どそういったことが無いor少ないので そんな事には気にも留めずに作業をしていました。 #br #br 普段から装甲厚を気にしているとしちゃんならご理解いただけると思いますが このキット、&size(25){各装甲板の組み継ぎ&溶接跡が全く無い};のです。 アオシマの…これはもう手抜きと言っていいでしょうね。 #br #br #br &ref(24.JPG,nolink); とりあえずザっとマジックで書いてみましたが ご覧の通り前後左右、余すところ無く組み継ぎ溶接跡が無いのです。 うへぇ、想定外だこりゃ。 #br #br &ref(25.JPG,nolink); とにかく手を動かさないと始まらないので、ナイフと彫刻刀で彫ってみました。 確認の為マジックでスミ入れしてみたけど、ちょっと太かったか…。 #br この組み継ぎ溶接跡の表現はメーカーや製作者で表現がいくつかありますが 今回はオーソドックスに溝を凹にして、ナイフでカリカリと切込みを入れました。 #br #br &ref(26.JPG,nolink); &ref(27.JPG,nolink); 彫った後に確認と溝の深さ調整の為、溶きパテを流し込みます。 流石に手彫りだと時間と手間がかかりすぎたので ナイフの先端を折り、溝の幅が一定になるようにして比較的簡単に彫れるようにしました(1面30分程度)。 ただ、定規が当てられる面(距離が長い時)はこの工具で出来るのですが 各装甲板を跨ぐところ(距離が短い時)はナイフによる手彫りで行います。 #br #br &ref(28.JPG,nolink); &ref(29.JPG,nolink); 作業時系列が前後しますが、ボールマウント式機銃架の溶接跡があまりに主張しすぎているので修正します。 既に向かって左半分はナイフで切り込んでの表現を試みたところですが このまま続けても余計うるさくなると判断して 一旦すべて削り落として、伸ばしランナーで再現しました。 ちょっとヨレてますが…。 ついでに溶きパテで鋳造肌も付けておきます。 #br #br &ref(30.JPG,nolink); 伸ばしランナーのついでに、装甲板との溶接跡も付けておきます。 スケールを考えると少々オーバーですが気にしない気にしない。 やる事に意義があるんです(それを自己満足という)。 #br #br &ref(31.JPG,nolink); 正面から。 向かって左側の最初に手を付けた組み継ぎ溶接跡は手彫りのため、溝を深く彫りすぎました。、 幅と深度調整を兼ねて厚めにパテを塗って整形します。 アナログ感があって味があるといえば聞こえは良いですけどね。 #br #br &ref(32.JPG,nolink); &ref(33.JPG,nolink); サイドフェンダーを接着しようとしたらフロントフェンダーと面一にならない…。 理由は簡単で、シュルツェン引っ掛け金具を兼ねた突起が高すぎる為。 なのでこの突起を削って、面一になるようにします。 なぜかフェンダーも梨地処理してあったのでヤスっておきます。 #br #br &ref(34.JPG,nolink); ここにきて&size(25){なぜ後部にこんな出っ張りがあるのか};と正気に戻ってしまいました。 そもそもこの丸みを帯びた出っ張りは実車には無く、 ましてやキット内臓のギアボックスやシャフトに干渉するでもない、謎の突起です。 #br #br &ref(35.JPG,nolink); &ref(36.JPG,nolink); この時はまだ時間的に余裕がある(と思っていた)のでざっくりと切り取り、 適当なプラ板とパテで埋めて修正をしました。 本当は実車に近い傾斜した1枚板にしたかったのですが 下面の四角い出っ張りがギアボックス下部を収めていたのでこれは断念。 前回、排気管を接着してしまっていたので、とんでもなく作業し辛かった…。 #br #br さて、車体後部、エンジンデッキを見てみましょう。。 幾つか手を入れるべき場所があります。 #br #br &ref(37.JPG,nolink); まずパッと見て気になるのが、グリルの保護網が無いこと。 実際このサイズになると糸のように細いので、無いように見えるのも正解なのかもしれませんが 見栄えも考慮して折角だから作りましょう。 #br 1/48用のエッチングが有ればそれを使うのですが、見当たらなかったので1/35用で代用します。 しかも手元のジャンクには無かった(前回の箱で使ってしまった…)のでショップで購入。 丸いグリルは大雑把に切って接着し、ニッパーで周囲を切り取り調整。 四角いグリルは切っては合わせを繰り返してサイズ調整します。 #br #br &ref(38.JPG,nolink); 1:エンジンパネルの通気口カバーの取っ手が一体化しているのでスジボリを入れて別部品感を出します。 2:パネルの取っ手も板状に一体化していたので、削り取って真鍮線に置換。 3:この部分がなぜか1段落ち込んだモールドだったので適当なパーツでカバーをしました。 本来は左右同じような形状の部品なのですが、そこは妥協しました。 4:一体成型されていた戦闘室後部ハッチの取っ手も真鍮線に置換しました。 #br #br &ref(39.JPG,nolink); &ref(40.JPG,nolink); 車体上面のペリスコープですが、車体と一体化しているので「らしさ」を出します。 時間があれば透明パーツに交換したいところですが今回はお手軽に処理します。 ペリスコープとガードの別部品感を出すため、ナイフで彫り込んで立体感を出しました。 #br #br &ref(41.JPG,nolink); &ref(42.JPG,nolink); 3個目くらい弄った時に「これってコの字ガードじゃん!」と思い出し、再修正。 要はコの字ガードの下(車内)から潜望鏡を出すのですから コの字ガードは前後に抜けていなければなりません。 つまり反対側からもペリスコープ(の裏面)が見える事になります。。 なので実際にくり抜いて前後に貫通させた後に適当なプラ棒を接着して、ガードとペリスコープを再現しました。 でも見た目殆ど変わんねーな…。 本音を言えばペリスコープは透明パーt( #br #br &ref(43.JPG,nolink); &ref(44.JPG,nolink); 戦闘室天板の変な所に換気口があります。 おいおい、これじゃ照準器のカバーが引っかかっちまうぜ?と思い、削り取りました。 頼むぜアオシマさん、適当に設計しないでくれよ(ゴリゴリ)。 スタイリッシュなヤクパンにこんな物は余計だぜ…(ゴリゴリゴリ)。 なんて思っていたら #br #br #br #br &size(30){実際ここには換気口が存在したのです。}; #br #br #br #br #br #br &ref(67.jpg,nolink); &ref(45.JPG,nolink); ここまでの成り行き上、どーせアオシマの事だから''適当に最大公約数的なヤクパン''をキット化したんだろうと かなり勝手に思い込んでいたのですがどうやらそれは大間違いだったようで。 パンターFと2の資料が欲しくて大昔に買った「アハトゥンク・パンツァー(初版は2001年)」に詳細がありました。 #br 本には初期型・後期型・最後期型等の図が掲載されているのですが その中の一つ「後期型(1944年11月 MNH社製)」が正にこのキットのそれでした。 #br ''マジか…ちゃんと実車を参考にしていたんだアオシマ…'' ''でもこれ、相当マニアックな選択じゃね!?'' #br …と、かなり失礼な事を思いつつ、 実は相応の拘りをもってキット化していたアオシマに感心してしまいました。 でも拘っていない箇所との落差が激しすぎて頭痛が痛いのも事実なわけで…。 &color(Red){※因みに後で知ったのですが、WoTのCGモデルにもこの換気口が装備されていました。}; #br #br &ref(46.JPG,nolink); つまりは自分が余計な事をしてしまっていたので、適当なパーツで修正します。 換気口の穴は左右に2か所あり、4本のボルトも穴を開けて再現します(このあと穴位置再修正)。 ついでに照準器スライドカバー押さえも削り取ってプラ板とエッチングで修正。 2つ前の写真と見比べていただければその効果が判ると思います。 ハッチもいかにも動きそうなスジボリを入れておきました。 #br #br &ref(47.JPG,nolink); &ref(48.JPG,nolink); 天板にあるベンチレーターは中央が大きくヒケっているので直します。 適当なサイズのパーツを見繕うのに苦労しましたが、まぁ…これで。 実車ではこのベンチレーターは天板と水平になっており、キットのように角度がついて地面と水平なのは間違いです。 なので作業ついでに台座を斜めにカットして天板と水平になるようにし、溶接跡も追加しました。 #br 因みにここのベンチレーターが一段高くなっているのは俯角時の砲尾との干渉を避けるためです。 #br ここで「後期型(1944年11月 MNH社製)」の大雑把な特徴をまとめておきます。 #br #br &ref(49.JPG,nolink); 1:照準器横に換気口がある(その他の型には無い) 2:鍵穴が左のハッチにある(その他の型は右) 3:この写真には写って無いが、エンジンデッキの燃料タンク通気用パイプが追加されている。 4:同じく写ってないが牽引ロープの取り付け位置が最後部になっている。 5:同じく写ってないが後部ハッチ用ダンパーが戦闘室寄りに移設されている。 #br …の5点です。 その他の型は比較的同じような構成なのですが、なぜかこのMNH社製のはひねくれた作りをしています。 きっとアオシマは他社とバッティングしないようにこの車両を選んだんでしょうね。 いや考えすぎか。 #br #br 折角なのでここで一旦エンジンデッキに戻って、その特徴を盛り込みます。 #br #br &ref(50.JPG,nolink); &ref(51a.JPG,nolink); MNH社製で追加された燃料タンク通気用パイプを真鍮管で再現しました。 それまでの型にはこのパイプは無く、最後期型ではより外側に移設されました。 ついでに牽引ケーブル取付金具を適当なエッチングで追加。 ここは車体上下を開け閉めするときに接触する場所なので エッチングが取れてしまわないように強力に接着しておきます。 上記したAの部品(後部ハッチ用ダンパー)の位置もMNH社製を示すものです。 それ以前の型ではもう少し装甲カバー寄りに設置されていました。 うーn…もうちょっと手を入れたいところですが、後部の工作は以上とします。 #br #br #br #br &size(25){あれ?まだ終わんねーの?}; #br #br そう思われても仕方がないのだが…まだまだ手を入れるべき場所がある…。 適当なヤクパンではなく特定のヤクパンであることが判明した以上、 色々な覚悟が必要になってきました。 最初に宣言した「ディティールアップはしません」はいずこへ…。 #br #br &ref(52.JPG,nolink); 車体前後4か所に装備されている牽引フックですが、サイズが合わず、引っ掛けられません。 #br #br #br #br #br &ref(54.jpg,nolink); &size(25){アオシマぁ!そういうところだぞ!!!}; &size(10){ …一瞬でも感心しちゃった俺の純情を返せ。}; #br #br #br &ref(53.JPG,nolink); めんどくさいので ①片側を接着したあとに、 ②もう片側も強引に接着し、 ③中央部にナイフを入れて切断、削って幅を調整したのちに接着して繋ぎ目を消すという 速いんだか遅いんだかわからない処置をしました。 おかげさまで、ちょっと歪んでしまいましたね…。 これを&size(25){4か所};やります。 #br ついでにフェンダー押さえをエッチングで再現。 もう時間的余裕は無い。 無いのだが! #br #br &ref(55.JPG,nolink); &ref(56.JPG,nolink); ボッシュライトのスリットが浅かったので彫りなおします。 また、カバーにスジボリを入れて別部品感を、 後ろに出っ張っていた押し出しピンを削り込んで留め具を再現しました。 1/35モデルでもそうですが、組立・塗装時にほぼ必ずと言っていいほど軸が折れるので 真鍮線を通して予め補強しておきます。 定番のコード再現は今回は省略しました…というか忘れてた。 あ、このライト…台座が無いのな。 #br #br &ref(57.JPG,nolink); &ref(58.JPG,nolink); キットには戦闘室天板から顔を出す照準器が無いので、ジャンクパーツから作ります。 詳しい人なら分かるかもしれないけど何かの着陸脚をベースとして 削り込んでプラ板を接着して作りました。 これは塗装後に本体に接着します。 #br #br &ref(59.JPG,nolink); ようやく車体上面の工作が終わりました。 結局あちこちに手を入れる事になってしまい…。 #br #br #br &ref(60.JPG,nolink); 実車とは全くと言っていいほど似ていないOVMです。 何もかもが違うけど、手を入れる気力も時間も無いので スジボリを強めに入れて別部品感を出す程度に留めます。 予備履帯なんてもうね…手の施しようが無くてね…。 せいぜいが押し出しピン跡を処理するのが限界です。 基本装備のジャッキ台やケーブルは付属していませんがこれはもう諦めました。 #br #br ''まだ作業終わってないけど合体させてみます。'' #br #br &ref(61.JPG,nolink); &ref(62.JPG,nolink); どうでしょうか、まぁそれっぽい…かな…ぁ? 手つかずの牽引ロープが転がってますが、できれば金属線に交換したい…。 いっそ無くてもあるいは…。 OVM類は載せてあるだけでまだ接着していません。 #br #br &ref(63.JPG,nolink); &ref(64.JPG,nolink); 見るアングルによっては「ッぽい」けども。 ゴム履帯の壊滅的なまでのオモチャ感が、全ての工作を否定してくるんだよなぁ…。 達成感よりも疲労感のほうが強いなんてそんな…。 まぁ、自分の力の入れ方を間違えただけなんですけどね! #br #br とりあえずあとまだ一週間あるので、塗装も間に合うかな…なんて思っていたら #br #br #br #br &ref(66.png,nolink); #br &size(50){やる気あんのか京都}; #br #br #br #br #br -''&size(18){今週のトピック What the fuck!!};'' 当然の如くお休みです。 察してくださいお願いします。 #br #br #br #br &ref(65.JPG,nolink); ''おまえーーーーっ!'' ''ゴム履帯がなーーーーーッ!'' ''天気もなーーーーーーーーーーーッ!'' と叫びたい気持ちを抑えつつ、今週はここまで。 気候までをも敵にまわし、果たして次回で塗装完了完全完成するのか!? そういえばまだリモコン動作チェックしてないけどちゃんと動くのか!!?? そもそもなぜ3回で終わりにしなければならないのか!!!??? #br &size(25){次回!すべての愚行に決着をつける!!!!i!!11!!!!!l!!!!1!!!};&size(5){…かもね!}; #br ''SEE YOU AGAIN!'' #br #br #br #br #br #endregion #br #br #br &size(25){&color(Red){< 7/2 最終更新 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー};}; #br #br みなさんこんにちわはー。 今回でアオシマ・ヤクパンは終了です。終了させます。させるんです。 #br &ref(89.jpg,nolink); 「完成する」に入れてくれた4人のとしちゃんの期待に応える為に 「しない」に入れた19人のとしちゃんの期待(?)を良い意味で裏切れるよう詰め詰めで行きます。 なので昼休憩も取らずにスレも碌に見ることなく作業に没頭しました。 さてさて…。 #br #br 前回で組み立てはほぼ終わっていたのですが、まだ少し残っていますのでやっつけます。 #br #br &ref(68.JPG,nolink); 付属のゴム履帯を改めて紹介しておきますと 隣に並べた白い履帯が1/35スケールの物ですが、まぁ…似てませんよね。 眼を細めて薄めで見ると…まぁ…似てませんよね。 アマゾン・レビューには走行させると左側が外れやすいとありましたが、 センターガイドも無いのでまぁ、そういう事でしょう。 #br #br &ref(69.JPG,nolink); 牽引ワイヤーを適当な線を剥いて自作しました。 本当は市販のステンレスワイヤーを使いたかったのですが 月末恒例の経済破綻の為に購入出来ませんでした。 剥いた銅線を適当な太さに束ねて(今回は9本)、解けないようにハンダでコーティング。 多少固くなりますがクセをつけるには十分です。 タグの部分はキットを使い、適当なプラ棒を噛まして接続します。 #br #br &ref(70.JPG,nolink); &ref(71.JPG,nolink); コントロールボックスの組み立てです。 操作レバー部と基板、外装から成り、レバーの可動部にグリスを塗布します。 外装にはネジや何かのメーターがモールドされており、不必要に子供心を掻き立てて来ます。 時間があれば塗装して遊びたいですね(結論を言うとその時間は無かった)。 #br #br さて…ここからは苦手で嫌いな塗装に入ります。 本当に時間が無いので… #br #br &ref(72.JPG,nolink); ''コンプレッサーを職場に持ち込んで塗装作業をする''ことにしました。 充満するシンナー臭は気合で誤魔化します(換気扇無し)。 #br で、折角なので今回はWoTと同じ塗装パターンに挑戦してみます。 ヤクパンの生産時期を考えると「複色暗分割迷彩」が良いのですが 塗り分けている時間も技術も無いので、戦争末期らしい簡単そうな「複色明ゼブラ迷彩」にします。 &ref(90.jpg,nolink); → &ref(91.jpg,nolink); こっちで さらに、最近巷で流行り出している「ヘアースプレーを使った塗装剥がし」技法にも挑戦します。 #br #br &ref(92.jpg,nolink); WoTのモデルではジャーマングレーをベースに、黄・緑・茶の三色が直線的に塗られていますね。 で、結構あちこちの塗装が剥がれて下地のグレーが見えてしまっています。 これを再現するため、とりあえずグレーを全体に塗装して その上からヘアスプレー「ケープ」(カミさんの所有物)を吹きました。 #br #br &ref(73.JPG,nolink); で、&size(25){大胆に失敗した};ところです。 ヘアースプレーの吹きかける量が多かったらしく、 次に吹いたイエローが''吹き付けた瞬間からヒビ割れる''というアクシデントが発生。 あまりにも動揺してしまい、写真を撮るのを忘れるほど。 慌ててヘアースプレーごと水で洗い流した時の写真です。 うーん、ヘアースプレーを3回吹いたけど多すぎたのか…。 ちゃんとようつべで前もって予習したんだけどなぁ…。 #br 因みに下地のグレーはグラデーションをかけて「なんちゃってモジュレーション塗装」をしてみましたが 下手糞すぎて全く機能しませんでした。 #br #br &ref(74.JPG,nolink); #br ここで簡単に「ヘアースプレー剥がし」をざっくりと紹介しておきます。 これは実車における塗装の剥がれを、模型で再現しようとする技法で、海外のモデラーが考案したそうです。 実車がそうであるように、下から順に色を変えて塗装していくのですが 剥がしたい塗膜の下に予め&color(Red){ヘアースプレー};を吹いておき、 次の色を乗せた後に筆に水をつけて擦ったりすることでヘアースプレー成分を溶かし ''その上に乗った色を剥離させる''というものです。 #br 実際に塗装が剥がれるのですから制御の難易度はあれど、リアルな事この上ない仕上がりになります。 ただ、実際初めてやってみて分かったのですが 吹き付けるヘアースプレーの量がこちらの狙った剥がし量と釣り合いが取れていないと 上記のように塗料が含む水分で勝手にヒビ割れてしまいます。 また、ヘアースプレー上1層は剥がしやすくても、 それ以上の層になると途端に剥がれにくくなるあたり、コントロールがシビアに感じました。 今回は3色塗装なので剥がれにくい事を予想して多めに吹いたのですが 3回吹きかけて失敗、2回吹きかけても失敗、1回吹きかけでようやく次の色が塗装できるようになりました。 時間があればもっと研究したいところではありましたが…。 #br #br &ref(75.JPG,nolink); &ref(76.JPG,nolink); 説明が長くなりましたが、ヘアースプレーの上からイエローを吹いた状態です。 で、クライアントを立ち上げてCGモデルを参考にしながら乾燥後にマスキングをしました。 途中、フレンドから招待が飛んできましたが物理的に手が離せず…。 #br #br &ref(77.JPG,nolink); &ref(78.JPG,nolink); その上からグリーンを吹いて、乾燥後にマスキングしたところです。 フレンドから引っ切り無しに招待が届きますが 参加できない理由を英語で説明する能力は無く…。 #br #br &ref(79.JPG,nolink); ブラウンを塗装したところです。 これが一番上の層になるので、これ以上のマスキングは不要になります。 #br #br &ref(79a.JPG,nolink); 恐る恐るマスキングテープを剥がしました。 うーん、まぁこんなもんか。 時間的猶予が無いからかなり直線っぽくなっちゃったな。 もうちょっと手作業らしくうねらせたかったけど、やり直す時間と根気が無いので次に行きます。 いよいよこの塗装を剥がす時がやってきました。 #br #br &ref(80.JPG,nolink); まぁ、&size(25){大失敗};ですわ。 はい。 一番上の層のブラウンがまーーーーーぁ剥がれないったらありゃしない。 硬めの筆でチマチマやってたら到底間に合わないので 職場にあったスポンジヤスリ?でゴシゴシ落とす羽目に。 そしたら一層の黄色は景気よく剥がれてくれるんだけど、茶色がガンとして剥がれない。 さらにゴシゴシやったら、やりすぎて不必要な所まで剥がしてしまった…。 具体的には側面にある丸いケースの上と正面先端。 しかしやっぱり時間がないのでこのままで行きます! ああああああぁ…。 #br #br &ref(81.JPG,nolink); &ref(82.JPG,nolink); ウォッシングをしたところです。 グレーの面積が…多すぎる…。 でも直せない!直せないんだ!!1!! あ、ポリ製のハブキャップはガイアのマルチプライマーを塗りました。 これスゴイね。 かなり剥がれにくくなります。 #br #br &ref(83.JPG,nolink); デカールを貼りますが、車両ナンバーを特に何も考えず''組説通りに「101」にしようとしたら'' ''「1」が2枚しか無い''とか&size(25){流石だなアオシマぁ!!}; なのでWoTと同じようにナンバーは無しにして国籍マークだけにしました。 #br #br &ref(84.JPG,nolink); &ref(85.JPG,nolink); 鉛筆で鉄の雰囲気を出してみます。 普段はあまりやりませんが、WoTモデルはやけにギラついた金属感が特徴的なので、この機会にやってみました。 ただ、やりすぎるとモデル自体が暗くなってしまうので注意が必要です。 というかやり過ぎた…。 あ、右のアップの写真だとわかりやすいんですが最上層のブラウンはしっかりと残って 最下層のイエローが多めに剥がれてしまっていますね…。 #br #br &ref(86.JPG,nolink); OVM等を接着して車体上部を決めてしまいます。 あー…うん…狙った色合いにはならずに暗くなってしまった…。 そこへ金属感でギラついて気味の悪い仕上がりに…。 自分色盲かってくらい彩色混色苦手なんすよ…ええ。 このあとどれだけリカバリー出来るのか心配です。 #br #br &ref(87.JPG,nolink); ゴム履帯を汚します。 水にごくごく少量のアクリル薄め液を混ぜたものでピグメントを塗布します。 まぁどうせゴム履帯だし? 塗料喰いつかないし? 何やってもすぐ剥がれてくるだろうし? そのうち自然とブチ切れるだろうし? そもそもこのゴム履帯、消耗品でしょ?ならあまり真剣にやってもねぇ…? …というマイナス思考に囚われつつサッサとやりました。 走らせれば走らせるほど奇麗になる履帯って…。 #br #br &ref(88.JPG,nolink); 車体下部です。 まぁ雰囲気は悪くないですね。 懸念してたゴム履帯もそれなりにピグメントが喰いついてくれてますし。 ではいよいよ上部と下部の合体=完成となります! #br #br [[アオシマ・1/48 ヤクトパンター 完成]] ※やや大きめの写真がありますのでPCでの閲覧をオススメします。 いつもより小さいのは''自信が無いから''です。 #br #br ついでに今回も動画を用意させて頂きました。 宜しければご覧くださいませ。 「踊る大操作戦 THE FINAL」 #htmlinsert(youtube,id=3W3uT9ViY6U) #br #br #br #br 最後の週は本当に忙しくてかなり妥協した次第です。 時間も無いのに新しい技法に挑戦するとかバカじゃねーのって思いますが ええ、はい、全くその通りです。 で、なんでまた締め切り日を設定したかと申しますと 私的諸事情により7月の第一週から一週間、全く手が付けられない状況になるためで、 それ以後の製作だとモチベーションもテンションも落ちるだろうし なんとかそれまでに仕上げてしまいたいとの事から、いつも以上の急ピッチで作業をしてきました。 お陰様で形にはなりましたが、塗装が狙い通りにはいかず自己採点で45点といったトコロです。 投票して頂いたとしちゃんズ、本当に有難うございました。 これもモチベを維持する貴重な原動力なのでこの場を借りてお礼申し上げます。 #br #br ☆総評 組み立てやすさ :☆☆☆ TOY度 :☆☆☆☆☆ スケールモデル度 :☆ 走行能力度 :☆☆☆☆ アオシ魔度 :☆☆☆☆☆ 満足度 :☆☆☆ #br ※☆1つで1点、各度5点で満点 ※個人の感想です。 ※時期をみて記事を一部再編集する予定です。 #br #br #br #br #br では、次回、[[カノーネンヤークトパンツァー]]でお会い致しましょう。 あ、そっちにもアンケートありますので合わせてご協力頂けたら嬉しいなって。 #br ''SEE YOU AGAIN!'' #br #br #br #br #br #br #br #br **コメント [#comment] ---- #pcomment(,reply,10,) #br #br #br #br #br #br #br #br #br #br