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トータス
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MENGから発売。


  • 疾きこと風の如く!
    期待のメーカー、MENGによるテクニカル、地雷除去車、メルカバに続くAFV第4弾。
    その急成長ぶりは凄まじく、意表を突くアイテム群に一喜一憂するユーザーも少なくない。

  • 静かなること林の如く!
    実車をリサーチしたようで、再現度は高く全体的にソツなくまとめてあり、良い意味で話題に上ることがない。
    タミヤ製品を組んだことがあるなら問題なく組めるだろう。

  • 侵掠すること火の如く!
    重戦車の例にもれず部品の大半は足回りに集中している。
    古めかしいサスペンションを大量に組むのは大変だが、完成すればサイドスカートに隠れてしまうので程々に手を抜いてもいいだろう。
    履帯は接着連結式だが1枚1枚が大きいので根性さえあれば穴をあけてピンを通しての可動化に挑戦しやすい。
    機動輪・誘導輪のところだけでも可動化させると塗装の時に楽ができるぞ。

    車体上部は一体成型されているがそのためあちこちにパーティングラインがありうっかり見落としやすい。
    面倒でもサフを吹いてチェックしたほうが良いだろう。
    主砲は砲身が一発抜きだが(自分のは)歪んでいるので可能ならば金属砲身に変えたいところ。
    基部は独特な構成だがグリグリ動く。
    実車には防盾に刻印がされているがこのモデルでは再現されていない。
    気になるならランナータグから適当に見繕って貼るのも良いだろう。
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    ※防盾球形装甲銃架周辺の刻印を適当に再現

    ロープは糸が付属しているが「0.8mmの穴をあけてそこに糸を接着する」のはちょっと慣れがいるし、
    切り出す長さを少しでも間違えると本体取り付け部とフィットしないので丁寧に行う事。
    唯一組みにくいと感じた場所なのでいっそ未装備状態にするのもアリか。
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    ※ロープ周辺。少し長すぎたので弛ませて収めた

    煙幕発射機のコードはプラ成型されているが細くて長いので取扱いに注意だ。
    上手く切り取って接着できても以後の作業で触れたり塗装時に知らずに折ってしまいかねない。
    なるべく完成間近に接着したほうが良いだろう。

  • 動かざる事山の如し!
    完成すれば大きな四角い塊となり、まさに山のような迫力がある。
    砲身、車体機銃、銃塔、ハッチ、トラベリングロック等、可動個所は幾つかあるが
    固定砲塔の定めか、表情に乏しいのは致し方ない。
    砲身下の波状迷彩はデカールなんて付いて無いので頑張ってマスキングして塗装しよう。
    車体が平面で構成されているので今流行りのフィルタリング塗装をしてみるのも良いし、
    見える場所の殆どが鋳造製なので溶きパテ等で更に表現してみるのもいいだろう。
    特に実車では戦闘室正面に横にうねるような鋳造跡があるので再現したいところだ。

    本当に良く出来ているので逆に物足りなさを感じる事もあるかもしれないが
    自分で手を加える余地もあるし、なによりトータスが欲しい!というとしちゃんになら是非もなくお勧めできるキットである。
    可能なら金属砲身と戦闘室左側のハッチをオプションで付けてもらいたかったがそれは贅沢というものか。
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