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みんなも憧れのCenturion
独特の世界観を持つイギリス人が生み出した傑作戦車

概要

Cometから一転、やたらと近代的なスタイルのMTへ進化したのがこのCenturion。
実際史実的にもMBTの開祖とされているあたり、イギリスの卓越した先見性とセンスを表している。
某女子高生と戦車アニメの劇場版にも登場し人気を博したCenturionをキミも乗りこなしてみないか!

運用

概要ではやたらと持ち上げたし憧れて買ってみたものの、はっきり言ってこの車両結構な難物である。
まず、とにかく前身から車体サイズがでかくなり過ぎである。
それにともなって隠蔽率も相当に悪化、正直あのパンターをバカにできないレベルまで低下した。

また、機動性も相応に悪化したためCometやCromwellのように戦場を自由に駆け回ることはかなり難しい。
とにかく最高速度40kmという数字が常に足を引っ張る。
エンジン馬力自体は高いため瞬発力は良いのだが、ぶっちゃけそんなのデブに向かって「痩せればカッコイイよね…」と慰めを言うようなものだ。
悪化した隠蔽も合わせて、平原を突っ切るようなプレイは自殺行為となる。

攻撃面は順当に進化をみせ、最終砲のOQF 20-pdr Gun Type A Barrelは同格MTの通常弾の中で最高の貫通力と精度を誇る。
単発火力も平均230ダメージに増加した…のだが攻撃面でも結構癖が強い。
まずDPMは同格MT中でも最低ランククラスである。（中華MTのT34-2の122㎜がダントツドベなので最低ではないのだが）
当然ながら単発230ダメージは同格MT中最低なため、単純に身を晒しての撃ち合いはかなり不利。
また移動時や砲塔旋回時の照準拡散が大きめに設定されていることや、照準を絞らずに射撃した時の着弾分布も劣悪なためしっかり照準時間をとらないと同格最高の精度を活かすことは難しい。

防御面ではこれまたアクが強いのがCenturionの特徴である。
そもそも車体サイズがデカイために物陰に隠れきるのが難しい。
また全面装甲76㎜はCometから据え置きなものの、傾斜がついたため一応の進化を見せている。
…のだがこのTierではぶっちゃけ大して硬くもなく、一番の問題は車体前面を貫通されると弾薬庫にダメージが入ることだ。
車体前面下部の左部分がヨガリポインツで、いざダメージ交換に持ち込んだのに弾薬庫損傷で計算が狂うことに…なんてことは日常茶飯事である。
砲塔装甲は多少頼れるが油断は禁物。
外装式の防盾部分は平らな部分貫通200㎜程度まで、丸みを帯びた部分にうまく当たるとかなりの高貫通まで弾くことができる。
ただし、そもそも防盾部分の面積が小さく平らな部分が多いことや、所謂「おでこ」に当たる部分の装甲は薄いためハルダウンして敵の攻撃をガンガン弾けるほどの防御力はない。

総括

Q.で、結局この戦車どうなの?
A.実にイギリスらしい戦車といえます。

CromwellやCometと違いかなり慎重な立ち回りを要求されるのがこのCenturionです。
Cromwellのような大立ち回りや、Cometのように全てが高水準の優等生タイプではなく、とにかく「出来ることを堅実にこなす」タイプの戦車です。
決して弱い車輌ではないのですが、ナーバスな部分や欠点がどうしても目立ってしまいがち。
しかし同格最高ランクの貫通と精度は格上の車輌に対して大きなアドバンテージになりますし、高トルクのエンジンは安定した機動力を発揮します。
序盤から終盤まで大活躍を狙うのではなく、常に慎ましく堅実にダメージを取っていくことが戦果に繋がる…そんな車輌がCenturionです。

装備・スキル

装備やスキルはもうそんなに迷うこともないと思うけど一つだけ注意点。
運用面でも書いたとおり、この戦車非常に弾薬庫が脆い。
なのでスキル「弾薬庫保護」もしくは拡張パーツ「湿式弾薬庫」はどちらか一方は間違いなく採用したほうが良い。
弾薬庫ノーガード戦法は格下相手へのダメージ交換においてもかなりのリスクを伴う。（もちろん常に車体を隠して攻撃できる立ち回りができれば対策は必要ないかもしれないけど）
ちなみに車体弾薬庫の脆さはこの次のCenturion Mk.ⅦとCenturion AXにおいても同様である。
搭乗員の育成状況や、お財布事情なども考慮の上で各自どちらかの採用をお勧めする。

コメント

基本的にこの戦車のゲームに関わることならなんでも
レビュー的なことでもなんでも

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