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Object 268
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ソビエト軍 オブイェークト268 重駆逐戦車
トランぺッターから発売


予約開始から約2年(推定)の期間を経て先日ようやく発売されました。
砲身は残念なモナカ接着ですが可動式で、必要最低限のエッチングが付いており、履帯は組立接着式です。




日曜の静かな夜…
明日の仕事、行きたくないなぁ…とかよからぬことを考えながらも
家族との団欒を厳かに満喫していた。
それはNHK大河を見終わった21時頃だったろうか、不意に玄関のチャイム音が鳴り響いた。
こんな夜更けに一体誰だろう…?
訝しみながらも突然の来訪者に声を掛けて、カギを外し扉を開ける。
見知らぬ青年が、寒い夜だというのに汗だくになりながら大きな箱を両手に抱えてそこに立っていた。
「宅急便でーす」
(ん?何か頼んだっけな?カミさんの荷物か?)
必要手続きをしながら暫し記憶を辿りながらも思い出せず困惑する中、箱に書いてある見慣れたロゴに目が留まった。


駿河屋


(俺のだーーー!?)
自分が注文した商品だった。
だがしかし、最近は模型製作の時間が取れないこともあり通販はしておらず
何を頼んだのか一切思い出せない。


「ありがとうございましたー」


玄関が閉まるや否や、大慌てで梱包箱のテープを切断する(素手で)。
もし何かの手違いでエロフィギュアとか送られてきたら嬉しいのだがカミさんに言い訳のしようがない。
ビニールに包まれたキットと領収証を見た瞬間、2年前の記憶がフラッシュバックした。


「トランぺッター ソビエト軍 オブイェークト268 重駆逐戦車」


WoTに実装されている車両が続々とキット化され始めたあの頃…。
JSU-152のバ火力に惚れこみ、Object 704へと進み、Tier10の268を目指していたあの頃…。
固定砲塔の駆逐戦車には寒い時代と言われ始めたあの頃…。
カミさんに白い目で見られながらも夢中になってプレイしていたあの頃…。
ラジオ、イベント、拠点戦、合宿…いろんな事があったあの頃…。


母さん…
我が子のヨダレを顔に擦り付けられて喜んでいる私は
作れない模型達に囲まれて元気にやっています。




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